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嘘解きレトリック4話
かのことそうまは大家の家賃の催促から逃れる為朝逃げしようとしている。
かのこはそうまに逃げるのはやめましょうという。
そうまは置き引きをしようとする盗人を捕まえようとするが、逆に倒されてしまう。
盗人は捕まるが、間抜けな盗人を笑い飛ばす、かおるの姉のみやびが登場する。
みやびはかのこにそうまの探偵助手はやめた方がいいと声をかける。
みやびはそうまに鞄持ちをしないかと尋ねる。
そうまはたいぎそうに話を聞いているが、みやびが家賃を払うというので納得する。
みやびの祖父の盟友である、あやお家の人形屋敷で人が亡くなる事件があったという。
みやびは怪談雑誌の記者をしていて、良いネタになると思っている。
とにかく3人は人形屋敷に向かったのである。
駅に到着すると、柴田さんが迎えにきている。
柴田さんはイネは遠い親戚なんだと話す。
イネと兄が金銭難で訪ねてきて、仕事を紹介してやっている。
イネも人形屋敷の女中として働く様になった。
1ヶ月前、イネが顔色を変えて、柴田さんの所に来たんだ。
人を殺してしまったと。
大きなネズミが、御膳を食べる犯人と思って、殺虫剤をお椀に入れたのだが、イネは離れで人が死んでいるところを見たのだという。
しかし、警官と柴田さんが離れを調べると、死んでいた様に見えたのは人形で、人は皆んな大丈夫だったと。
柴田さんもイネの見間違いだろうと思った。
しかし、イネは橋から落ちて死んでしまった。
それを発見したのが久保くんで、イネさんが落下した時の音を聞いて、そばに近寄ると、山の上の崖で人影をみたそうだ。
しかし、そこには、着物を着ていける様な場所ではなかった。
不思議な事が重なったが、誰もイネさんを殺してはおらず、自殺という話で落ち着いたのだった。
3人が柴田さんと人形屋敷に到着すると、女中さんが客間に案内する。
暫くして、品子さんが現れる。
屈託のない笑顔で、3人とすぐ打ち解ける。
みやびさんとかのこは人形に様な人だというのは噂話ねと呟く。
みやびさんは、この家にまつわる不吉な噂話を解決する為に力になりたいと話す。
かのこもしなこさんが小さい頃から不吉な子と呼ばれて、村の人から敬遠されていたことに対して、自分とにていると思い、彼女の力になりたいと思う。
しなこは、実はお人形が一体盗まれているんだ、たぶんイネさんだと思う。
でも、その事を警察には正直には話せなかった。
イネさんを悪者にしてしまう。
みやびさんは取材を続け、離れの人形屋敷の写真もとる。
3人は母屋でご飯を頂くがそのときに、かのこは離れに人影がいるのをみてしまう。
しなこにかのこは双子ではないですかと聞くと、違いますと答える。
鈴の音は聞こえない、嘘ではない。
しかし、イネさんは自殺、という所で鈴の音が聴こえてしまう。
かのこはそうまに本当の事が言えないでいると、バレバレですよと言われてしまう。
しなこさんはイネさんとこの事件について嘘をついている。
でもそれが良い嘘か悪い嘘か分からない。
しなこさんは悪い噂とこの家の決まり事のせいで辛い思いをしてきたので、かのこも嘘を追求したくない。
しかし、しなこさんが人を傷つける様な悪い嘘をついていたらどうしようと思う。
そうまに私どうして良いか分からないんですと話す。
そうまは自分の信じた様にするのが一番良いと話す。
翌朝、かのこは寝坊するが、みやびとそうまは離れの写真を撮りにいく。
そうまは離れの中に血がついているのを見つける。
かのこは女中さんの所に鍵を取りに行くが、そうまはガラスを割って離れの中に入る。
人形部屋で倒れているのは人間ではなくまたしても人形だったのである。
そうまとみやびが呆然としていると、しなこに瓜ふたつの女性が、この部屋に入るなと言っただろときつい言い方をするので、みやびも驚き、しなこさん?と尋ねる。