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91.デイケアに通院する事で少しでも明るい気持ちになりたい

デイケアに通院し出して今年で5年目になる。家に篭りどうしていいか分からなくなり、助けを求めたのがこの度の通院の始まりだったが、デイケアの職員の方に僕の気になることを色々相談してきた。今日はこれからのデイケアについて話していきたい。

現在、どういう目的でデイケアを利用しているかというと、生活のバランスを維持する為である。

まず、僕は統合失調症という病気であり、2級の障がい者手帳を交付されている。障がい年金で生活している。

どういう症状があるかというと、いつも幻聴がしている。人間の声に話しかけられているのだ。

24時間、他人の声が耳の側でするのは辛いものである。僕が恐れているのが、陽性状態になり幻聴がうるさくなれば、生活が出来なくなり、また病気が再発したことになる。

病院に行けば、先生と朝受診をして、幻聴のことを聞かれる。僕はいつも通り耳の側でぶつぶつ話しているというだけだが、それだけでも幻聴と距離がとれるのは嬉しい。

僕の本音を言えば、もう幻聴の声は聴きたくない。静寂の中に居たいのだ。だからデイケアという場所に行けば、一時的でも幻聴の声はしなくなり、安心する事ができる。

病院に居れば、安心安全なのである。僕がデイケアに通院して始めにしたことは、幻聴を鎮める事だったのである。

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