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113.[短編小説] 亀とASMR

僕は日頃noterを見ていることが多い。今週も毎日、12時間以上パソコンの前にいる。

最近は有料noteとして備忘録ばかり書いていて小説がおざなりになっていたのである。

先日も小説が書きたくて、FC2を見ていた。数ヶ月前に書いた、“20歳、キャバ嬢”が購入されたので、柳の下の2匹目のどじょうを狙っていたのである。

インフルエンサーのひなねこさんの話を聴きたかったのです。

「今日はチョコチップスばかり食べてる」

「もう一袋、完食しそうだよ」

「マジで太るよ、やべぇ」

「うちのファンの子がいて、元々フォロワーの子だったんだけど、実際に会ったことはないんだけど・・・」

「ごめん、会ったことあるよ。着ない服をあげたりしてるんだ」

僕はひならしいエピソードで面白いことをしているなと思った。

コメント欄に「有料コンテンツ買ったよ」と通知される。

ひなは「新しい撮影して、直ぐに動画を投稿するから、そっちにしなよ」と答える。

僕はひなの有料を知らないが、昨日マイファンズでひなねこと検索するとHな動画がモザイクがかかった状態ではっきりと見えない。有料になるとフルバージョンで観れるのだ。

ひなによれば「フェラチオを10分、SEXを20分収録してある」と言う。

僕はひなのSEXで心が動かされるかというと、皆んなと同じ意識になりたくない。

男は皆んな、ひなを抱いてみたいだろう。僕も興奮する。

でも、ひなの生き方が好きだ。他人に嘘をつく事はあるだろうけど、自分を騙したりするのか聞いてみたいです。

一度会って貰えませんか?

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