日付をつかう(1) -直接日付を入れてみる-
皆さん、こんにちは!
Tableau、Tableau Prepで日付の扱い方がちょっと分かりづらいという方多いのではないでしょうか。
Prepユーザー会 Noteページでも、日付に関するTipsをご覧頂いている方も多く、日付に関する関数などの使い方を取り上げてみます。
出来るだけ具体例を使って、Prepを使い始めた方にも分かりやすいことを心がけて、ショートコラムを連載してみます。10回ぐらい出来たら、、
この操作知っている! という方は、読み飛ばし必要な内容のみをご覧ください。
初回は、Prepフロー作成時にフィールドに直接 日付を入れる方法について。
データソース
操作を進めるにあたり、データ接続するInput用のデータを使います。せっかくなので、Preppin‘ Dataの次データソースを利用します。日付に関する文字列データです。
データソース(2024Week11より)
https://preppindata.blogspot.com/2024/03/2024-week-11-13-months-in-year.html
データ接続ペインから、このデータ接続すると、2レコードのみのデータが読み込めました。
今回は、データ接続にのみこのデータを利用し、今回の操作にはこの内容( [Date] フィールド)は使いません。次回以降に利用する予定です。
新しいデータフィールドに直接日付を入れてみよう
手書きで日付を入れる操作です。
日付を表す文字列を # # で囲んで計算フィールドを作成の計算式欄に記載すると、日付データとしてPrepが認識してくれます。
日付は'-' で区切り、':' で区切ると日付と時間が入力出来ます。具体的に以下で見ていきましょう。
任意の日付を直接入れる方法
日付型の2025年1月1日のデータを入れてみます。
インプットペインで画面上のメニューから「計算フィールドの作成」を選択し、計算式の入力欄に #2025-01-01# と入力します。
フィールド名は [Date 20250101] としています。
日付型のデータとして、2025年1月1日が入りました。
任意の日付と時間を直接入れる方法
日付時間型のデータも入れてみます。
同様に「計算フィールドの作成」を選択し、計算式の入力欄に
#2025-01-01 12:55:00# と入力します。
フィールド名は [Date 00250101_DateTime] としています。
日付時間型で2025年1月1日 12時55分が入りました。
現在の日付、時間を関数を使って入れてみよう
上記で計算フィールドを作成したので、関数を利用して日付を入れてみましょう。今日、今の日付(時間)を取得する関数を利用します。
TODAY() : 今日の日付
計算フィールドを作成し、TODAY()関数を入れてみましょう。フィールド名は [TODAY] としました。
今日の日付が日付型で表示されました。
NOW() : 今の日付、時間
こちらも計算フィールドを作成し、NOW()関数を入れてみましょう。フィールド名は [NOW] としました。
操作を行った日付と時間が、日付時間型のデータで表示されました。
今回は、2つの関数をそれぞれ単独で新しい計算フィールドを作成して日付(時間)の表示を行いました。
どちらも関数になりますので、計算式の中で日付に関する計算を行う要素の1つの関数として利用出来ます。
(例) データソースにある日付データと、今日の日付を比較して
日数の差を出す など
こちらについての操作方法は、別の機会と致します。