第8回 Tableau Prepユーザー会〜Preppin' Data勉強会から学んだPrep活用のヒント〜(2023/11/09)
Tableau Prepユーザー会のNakajima2です。
2023/11/09に開催した、第8回TableauPrepユーザー会のイベントについてレポートします。
Prep Starの もりたさん からのX ツイート呼びかけで、23年7月からPreppIn' Data勉強会がスタート。毎週水曜日に出題される課題に対し、6人のメンバーが毎週開催される勉強会に参画。
この勉強会の中で、毎週メンバーがTableau Prepのさまざまな機能や使い方、そして知られていなかったTipsを熱心に学び、驚きの連続を経験しました。
業務で役立つ機能やTableau DesktopユーザーにとってのPrepの使い方についても深く掘り下げ、目から鱗の発見が続出。難しいと感じた部分もありましたが、学びが多い。
そんな「Preppin' Data勉強会」から、Preppin' Dataに触れて学び得たTableau Prep活用のヒントを発表頂きました。
オープニングとご挨拶
イベント最初に、幹事のmomoさんより、「Tableau Prepユーザー会の目指すところ」をご紹介しました。
Prepの基礎が確実に身につくPreppin’ Data入門
登壇者:mitamuu
【初級者向け】Preppin’ Dataでスキルアップ。やりたいけど英語が・・・という方へ、Preppin' Dataの進め方を解説しました。
勉強会としての魅力もお話ししています。
Preppin’ Dataで得たスキル 製造現場で活用
登壇者:Nakajima
【初級〜中級者向け】Tableau DesktopでVizの作成がしがたいDataの前処理をPrepで実現できます。業務で活用できた製造現場の在庫管理のモデル事例をご説明しました。
Preppin' Data勉強会で得たスキルと共に、そのスキル習得が実務で役立った在庫ー製造ー受注 管理の事例を説明しています。
実務データの課題をユニオンとピボットで解決する
登壇者:Nakamura
【初級者向け】意外と知らないユニオンとピボットの小技とそれをどのようにビジネスシーンで活用していくのか、実例も交えながら紹介しました。
横持ちのデータを縦持ちに変更する際に利用するピボット処理ですが、縦持ちにデータに変更する際に2つの変数(フィールド)を同時にピボット処理をすることが出来ます。
続いては、結合の代わりにユニオンと集計を利用する事例です。
一般的に結合処理でフローを作成するケースでも、ワイルドカードユニオンと集計を利用してステップ数を減らしたり、ユニオン処理時のファイル名の確認(フィルタがけ)の手間を低減出来るケースがあります。
毎月の定期データ集計などの処理時に、自動フローを作成しやすいなど実務上でメリットが得られるケースがあります。
Prepの進退維谷(ジレンマ)
登壇者:nomu
【初級者向け】DATASaberになって、CERTIFIED Tableau Consultantの資格も取って、いざ社内異動でTableau専門部署に異動してみたら、Prep、Prep…なんでこんな大事な事、誰も教えてくれなかったの?リスキリングの果ての異動で感じた体験談をお話し頂きました。
Prepを使いたくても、環境によっては使えない、費用がかかる、教材が少ないなどの話題が満載でした。
実務より実務だった「HR月間」体験記
登壇者:komatsu1
【中級~上級者向け】Preppin' Dataで実務さながらの人事データ処理に挑戦!
欠損IDの統合、年齢/在職期間の計算、退職/異動の算出といった実用的な課題を、Prepの基本機能に加えて、複雑な計算式や最新の表計算を用いた解法が学べました熟練の参加メンバーも唸った、「HR月間」の体験談をご紹介して頂きました。
クロージング
イベント開催に当たり、参加者から事前にお送り頂いたアンケートに対し、ディスカッション形式で登壇者からの回答をさせて頂きました。
イベント最後に、Preppin' Data勉強会の参加募集がありました。
日曜日の会は、継続して実施中です。みなさまのご参加お待ちしています。