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Rubber Ring - The Smiths (1985)

孤独な魂に一番響く 熱い歌ほど
たやすく忘れ去られるのは
広く知られた悲しい事実

でも 君を笑顔にした歌を
君を泣かせた歌を忘れないでほしい
寝室の床に倒れ込み
「母さん、いっそ首を絞めてよ」
って言った時に聞いたあの歌を

時が経ち 犯してきた罪のすべてに
僕はまた悲しくなる
時が経ち ウンザリするような罪のすべてに
何度も悲しくなる
でも 君を泣かせた歌を
君の命を救った歌を忘れないでほしい
たしかに今では君も
すっかり小賢しい大人になったけど
あの頃の君にとって 歌は唯一の味方だった

時が過ぎて残されたのは
埋まるのを待つだけの虚しい人生
だけど僕は今でも 同じ思いで
灯りを手にして 君の部屋の片隅に立っている
僕の声が聞こえる?
君が踊り、笑い、ようやく人生を謳歌できたその時に
頭の中を僕の声がよぎったら 優しく思い出してほしい

昔のように 君は僕を愛してくれるだろうか?



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