SATC 1-4 20代の男との情事
【ジェネレーションギャップの話】
「年上の彼氏が欲しかった、年下の女でいたかった、そんなのわかっていたけれど、やっぱりちょっと痛かった」っていう、クリープハイプの「社会の窓」の歌詞を思い出した。サマンサは年下の彼氏に首の皺のことを指摘されて、なんとも言えない顔をしていた。サマンサのような経験をした人は、次はクリープハイプ的な恋を選ぶのかもしれない。
わたしは年齢はあまり気にしない。だって年齢だけで、その人の年齢がはかれるわけじゃないから。って日本語がおかしいけれど。でもそれは20代から40代くらいの幅の中に限った話で、それを超えるとさすがにちょっと考えるかもしれない。
30代のキャリー。年上のビッグに惹かれつつも、20代のサムとも関係を持ってしまう。冷静に、日本的な感覚で考えれば、付き合ってないのに?とか、まだ知り合って間もない関係でお泊り?とか、いろいろつっこみどころがあるのだけれど、サマンサの破天荒ぶりをみているとキャリーの行動なんて、どうってことなく思えてしまうから不思議。
20代のサムと、40代(たぶんそれくらいよね?)のビッグの対比が、あからさますぎた。ビッグは20代の時でも、あんな汚い家に住んでいないと思うけどなあ。年齢だけじゃないでしょ、問題は、とキャリーに言いたい。
シャーロットは彼氏であるブライアンに、なんと「お尻にいれたい」と言われてしまい大ショック。それを聞いて、SATC4人が集結。みんな忙しくて、予定もあるから、移動中のタクシーであれこれ話す、話す。
SATCを見ていると、何かあったときに気軽に電話できたり、家に行ったり、そして会ったりできる関係っていいなあって思う。電話やラインはできたとしても、なかなか速攻で集結はできないよなあ、と思って。いや、待てよ。緊急招集がかかって友人が集結、ってこと、あったな、わたし。でもそんなことも年々なくなっていってる。
シーズン1ではSATCみんな独身だし、おそらく家も近いから、頻繁に会ったりできるんだろうと思うけど。うらやましいなあって思った。
そしてビッグも友人の失恋話に付き合っていた。女だけじゃないんだね、こういう集結って。なんか、良い。
それにしてもスキッパーって27歳だったんだ…。にしては、頼りないな。
最後に豆知識。バナナリパブリックの試着室でイチャつく、キャリーとサム。そこに店員さんが入ってきて「GAPじゃないんだから」と一言。調べてみたら、バナナリパブリックってGAPの傘下のブランドで、GAPとかのラインの中でハイクラスのものなんですね。知らなかった。
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