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Tabistoryだより 2020年7月26日

 梅雨空の晴れ間に入道雲を見つけて、夏はすぐそこまで来ていることを実感しながら、今年はずっとどこか季節をきちんと感じ取れない自分がいます。

 そんなもやもやした思いで過ごすなか、馬場紀衣(いおり)さんの新たな原稿が届いたのは7月初旬でした。
 わたしはそこで「ルバーブ」という野菜の名前を初めて知りました。

 新鮮な大地の実りを求めて仲間とめぐった楽しい旅のエピソードに、夏の心地よい一日を追体験するような思いでした。
 そして、自ら食材を選び抜き、色・形・匂いとその味覚を楽しむことが、季節を味わいつくすための何よりの方法だということをあらためて教えてくれます。

 「穴と角 003 うつくしい形、うつくしい色」

 もうひとつ、うれしいお知らせがあります。
 久しぶりに多田欣也さんから原稿をお預かりしました。
街を歩けば・・・お気楽収集旅」連載開始から5年、新たに続編として少々趣向を変えてお送りする予定です。今しばらくお待ちください。

<お知らせ>
 今回より「Tabistoryだより」は「note」から配信することになりました。

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