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【エッセイ】感情も老化する?

最近、読書があまりできていないなぁ。
忙しいからではない。

たまに読むんだけど(ほぼ図書館蔵書)、読んでいる途中で違和感を感じるとその先を読まなくていいか…と、やめるようになった。
違和感はいろいろある。登場人物にリアリティがないのは、最近では奴隷の子供なのに、やけに大人びた知恵がある設定がどうもなぁ。。子供じゃなくてせめて10代後半くらいだったらまだ良かったのに…とか。
登場人物に魅力を感じることなく話が進むのも辛い。例えばミステリだと、小難しい密室の説明とか法律の話とか専門的な知識で会話が進むのも、読むのが面倒になる。
昔はそういう知らない知識が書いてある本も勉強を兼ねてと思って読んでいたけど、もうねぇ覚えられないのよ。タイトルを見ても、読んだ記憶はあっても、内容がまったく思い出せない。

読んでも覚えられないものに時間を掛けている…となったら、もっと「好き」な時間に費やしたい。
登場人物が好き♡とか、ストーリーのどこかに感動したり会話のやりとりが面白かったりと、自分に「はまるつぼ」があるものだ。そういう本に出合えると、どこか印象が残っていて、面白かったシーンの記憶とか「面白かったな」という感情が残って、記憶としても何かしら思い出すことができる。

読書メーターに読書の記録をしていた頃はまだ、いろんな本を読めていた。現代作家さんの新刊などもよく読んでいたし、「お気に入り」に登録した人達の感想を参考に、読みたい本を発掘するのも楽しかった。

「好き」の範囲が狭まったのだろうか…?感情の老化とか?
それでも、やっぱり本を読むのはやめられないので、クリスティーだけは常に持ち歩いている。トリックにこだわる作品よりも、ポアロの超個性的な人物像とか、老人と若い娘のユーモア溢れる会話とか、そういうのが読んでいて楽しいからだろうなぁ。

今読んでいるのは、「エッジウェア卿の死」です📖😊

今日は、趣味の読書について書いてみました。
またね🍃



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