人生で一度の旅 #しまなみ海道【前編】
世界中のサイクリストの憧れ、しまなみ海道。
3月後半の2日間で今治→尾道をサイクリングしてきたのですが、これがあまりに最高で…。
多くの人が人生の中で、あれは本当に正解だったと自分を誇れる選択をしたことがあると思いますが、このしまなみ海道サイクリング旅はまさにそれでした。人生の中ではほんの些細な出来事だけど、今を生きるって、こういう小さな選択を大切にすることでもあるのかな。
ちなみにルートは以下の通り。
各島での下調べはほぼゼロ。笑
感性の赴くままに旅をしました。
伯方島の「でこたんジュース」
今治でクロスバイクを借りてスタート。
最初にして最大の難関(ほんとにきつかった)、"来島海峡大橋"を越えて大島へ。
大島の『遠見茶屋』という、瀬戸内海を見渡せるカフェでお茶したかったのですが休業中でした。残念。
さらに2つ目の島である伯方島へ。
ここは「伯方の塩」が有名ですよね〜。でも私が出会ったのは、でこたんジュース。
うま〜〜〜い!!
橋を渡り、峠を越えた後に飲むジュースは最高ですね。1本300円。
でこたんの甘さに加えてほんのり酸っぱい感じがたまらんです。
お店の横の海辺。
圧倒的に海がきれい〜
日本は各地域で海の色が全く違うので楽しいです。ちなみに私の地元の海は黒。きれいって思ったことない(笑)
大三島の桜並木
伯方島から大三島橋を渡って次なる島へ。
橋を降りて東側のメインロードを走っていくと、おや、桜並木が。今も鮮明に覚えてるくらい鮮やかで可愛らしかったのです。
3/24時点でちょうど満開。
風をきって桜の木下を通り抜ける。思わず口ずさむあの曲。
「陽のあたる〜坂道を〜自転車でかけのぼる〜」♪
本州(道民からすると四国も本州)の桜って迫力あるな〜〜!と思いました。春のしまなみ、おすすめです。
大三島の宿『WAKKA』
海辺のホテル。
平家で開放感があって、木が醸し出す温かみもすごく好きでした。
レセプションを抜けると目の前は海。贅沢〜。
でもこんな海の近くに建てられるのは瀬戸内海ならではだなあ…と。白い建物と海の青さが響き合っていました。
こんなドーム型のお部屋も。楽しそう。
私たちは定員4名のドミトリールームに泊まりました。今まで泊まったドミトリーの中で1番寝心地良かったです。(ちょっと高いだけある)
西陽が差し込んで、大好きな夕方の雰囲気に包まれた部屋。秘密基地に横たわりながら、この過ぎ去っていく珠玉の時間に酔いしれました。
西陽が照らすこの時間、みんな好きですよね。ターナーから始まり…。
日が沈み、近くにご飯屋さんがなかった(というかお金なかった)ので、二人でコンビニへとまた自転車を走らせる…
お尻が割れそうでした。
後編へつづく。