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誰でもできるプランター雑穀栽培【収穫報告】
宮崎県諸塚村に伝わる在来雑穀粟(あわ)のたねを広くシェアし、暮らす場所を超えて受け継がれてきた たねの物語の担い手を増やす【旅するたね|プロジェクト】。
プランターでの栽培を推奨し、都市部のマンションにお住まいの方にもチャレンジしてもらっています。
そんな粟が、ついに収穫そして乾燥の時期を迎えました!
今日は10月22日(金)に行った収穫・乾燥の様子を綴ろうと思います。
※たね蒔きから発芽~途中経過までの様子はこちら
1. 収穫作業
葉の緑色が少しずつ黄緑色がかってきて、実が黄色く熟してきたら収穫の頃合い。可能なら数日お天気が続く日に刈り取りましょう!
諸塚村では6月11日と21日にたね蒔きしたものが収穫を迎えました。
畑では鎌で刈りますが、プランター栽培の量ならハサミで十分です。
刈り取り方は、乾燥方法(干し方)に依ります。
①先端の穂のみを刈り取り、シートなどの上に並べ陽にあて乾燥させても良いですし、②茎ごと刈り取り紐で束にして逆さに干す場合もあります。
茎の残す長さも干す場所に依るため、干し方・干す場所を決めてから収穫しましょう。
※ ↑ 先端の穂のみ刈って干す場合
※ ↑ 茎ごと刈り束ねて竿などに干す場合
2. 乾燥作業
無事に収穫を終えたら、良く陽にあたる場所で乾燥させます。
雨の日の対応が難しい方は予め軒下など、雨に濡れない場所に干しましょう。
空模様に依りますが、1週間も干せれば十分に乾燥します。
※ ↑ ガードレールやベランダの手すりに干すのもOK
※ ↑ 少し短めに刈って物干し竿に干すのもOK
(良く乾き葉の水分も完全に抜けています)
3. 脱穀作業へ
1週間(目安)ほど干し乾燥したら、次はいよいよ【脱穀】の作業!
ポイントはまず、収穫したものの中から翌年の種まき用にするものを、混ざらないように区別します。大きく・実つきの良い穂を選びましょう。
脱穀作業は諸塚村では11月2日の予定なので、改めて綴らせてもらいます!!
収穫作業の全工程が終わるまであと少し!!頑張りましょう!!
※ ↑ めぐり棒と呼ばれる農機具で脱穀する様子
少量であれば手で揉み脱穀も可能です。