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台灣日常攝影展覽

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台湾で写した記録とそこで感じたことを拙い言葉で紡いでいます。 台湾の美しい情景や空気感が写真を通してそのまま伝わったらいいなと思いながら写真を撮っています。
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#花蓮

[5]原住民文化、旅の締めくくり珈琲と花蓮グルメ/花蓮と台東を旅してきた話。

花蓮と台東を旅してきた。その備忘録を。 [5]原住民文化を知る街歩き 最終日の花蓮は小雨。高雄にいると滅多に雨に出会わないため久しぶりの雨に少しウキウキした。これまでの滞在で気になる場所は全て行き尽くしたので、最終日は気分に任せてフラフラと。 今回台湾東部へ初めて訪れ、原住民文化を垣間見る機会が多々あった。もっと知りたい、そんな気持ちを抱えて向かった先は、花蓮縣原住民文化館。 着いた時刻は11:45。本来は12時から昼休憩だったのだが、「気にしなくていいよ」と、ゆっく

[4]太魯閣の絶景を存分に楽しむ方法/花蓮と台東を旅してきた話。

花蓮と台東を旅してきた。その備忘録を。 [4]太魯閣の絶景を存分に楽しむ方法 台湾の絶景といえば?と台湾人の知り合いに聞くと大体「太魯閣」と答えが返ってくる。カメラが好きなら尚更行くべきだよ、って。 さぁこの旅のメイン、待ちに待った花蓮の太魯閣。 太魯閣を楽しむ方法としては、①個人でバスを乗り継ぎながら巡るか、②現地ツアーに参加するか、③チャーターしたタクシーで巡るか。 もっぱら旅人スタイルを通したい自分は、値段を抑えて自由に巡るローカルバス一択と考えていたけど、今

[2]台東の美食に舌を唸らせる/花蓮と台東を旅してきた話。

花蓮と台東を旅してきた。その備忘録を。 [2]台東の美食に舌を唸らせる 太麻里から台東市内まで路線バスで1時間ほど。普段過ごしている高雄とはどことなく違う雰囲気。原住民の方が多い地域だからか、少し顔つきも違う。 街歩きをしていたら、透き通った裏声のような綺麗な音を口から叫びながら自転車に乗った男性が通り去った。まるで車のクラクションのように声を使っていたのが印象的だった。あの方は布農族の方だったんだろうか。 目星をつけていた台東の美食は米苔目、米でできた短いうどんみた

[1]太麻里の海風/花蓮と台東を旅してきた話。

花蓮と台東を旅してきた。その備忘録を。 [1]太麻里の海風 珍しく早起きをして、7:10高雄発の自強號に乗り込む。車窓の景色はヤシの森を抜けて西の台湾海峡から東の太平洋へと。 太麻里、特に何もない田舎町。なぜ途中下車したかというと、たまたまインスタで見た写真がこの地域で撮られたものだったから、である。 (映えスポットや観光名所ではなく、変哲のない風景の写真に何故か惹かれた。誰かの写真を見て「この場所に呼ばれてる」と感じる時が稀にある) レンタサイクル(電動)は2時間