マガジンのカバー画像

台灣日常攝影展覽

25
台湾で写した記録とそこで感じたことを拙い言葉で紡いでいます。 台湾の美しい情景や空気感が写真を通してそのまま伝わったらいいなと思いながら写真を撮っています。
運営しているクリエイター

2024年1月の記事一覧

お手紙たち、台湾の海を超えてけ。

先日、台南の林百貨で良さげなポストカードを2枚買った。海の外から家族や友人に何かを送るのは、BucketListにも記載している「いつかしたいこと」の一つである。 さぁ、何を記そう。とりあえず「to JAPAN」だなんて赤字でちょっぴりカッコつけて記した。 次は郵便局に行って切手を買う。カウンターで「郵票」と言ったらすぐ出してくれた。なんと、国際切手1枚10元、日本円でたったの47円。 あとは外にあるポストに投函するだけ。国際郵便は赤ポスト、AIR MAILと書かれた口

高雄で、森と木漏れ日と本。

この街にお気に入りの場所がある。 まるで森と光に包まれた場所、木漏れ日と過ごす時間。 言語交流会で初めて訪れたこの図書館。 中央公園の中にある高雄市立図書館李科永紀念図書館。 静かな音楽を聴きながら風に吹かれてゆらゆらと踊る木漏れ日たちを眺めるだけで時間が経つ。 勉強したり作業したりぼーっとしたり。 この図書館がある中央公園は、地元民の憩いの場になっている。散歩をしたり、太極拳したり、独自の体操を編み出したり、木陰で麻雀をしたり。テニスコートは運動好きなおじちゃんおば

古き新しき台南を巡る旅。

今回三度目となる台南ぶらり旅。 高雄からは台鐵の自強号(特急)で約30分ほど。 お腹が空いてきたので水餃子と意麺を食べに恭仔肉燥意麵へ。 こちらの水餃子は餡がぎっしり詰まっていて皮がもちもちで本当に美味しい。 台湾は12月〜2月くらいまでいちごのシーズンなのでいちごかき氷をデザートに。 その後は林百貨、正興街なんかをぶらぶらしてからバスで安平へ向かう。前回は安平樹屋に行ったので、今回は安平古堡をチョイス。 同記安平豆花 で少し休憩。さすが老舗とあって豆花の味がきめ細

ちょっと隣の島まで夕陽を眺めに。

ちょっと隣の島まで夕陽を眺めにいくか、と思い立った。 向かうは旗津(cijin)。渡し船で約10分、学割で片道たったの15元。 一度来たことがある旗津。早朝でお店も人もいなかったあの時と、まるで違う賑わった光景。屋台がずらっと並んでお祭りみたい。 日没まで時間があるのでYouBikeを借りて海沿いを一走り。 所々に現れるアートなモニュメント。海沿いのサイクリングロードは整備されていてゆったりと走りやすい。 夕暮れが近づいてきたのでそろそろ高台に向かって歩き出そう。