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「バスに飛び乗れ!」

世界一周7日目(7月5日)

ウランウデ行きの列車が出るまであと2日間ある。
今日はハバロフスクの街を探索した。

iPhoneの手書きアプリの筆談でパンが買えた!20rub(60yen)パッサパサして喉が渇く。

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教会で結婚式が行われているのを見た。

中はもちろん写真撮影禁止でここには写真を載せられないが、広い教会内にはイエスの絵と装飾品で荘厳な雰囲気を感じさせ信仰を持たない僕も何かを感じないわけにはいかなかった。





今日はアムール川まで行ってみることにした。

対岸との間にところどころ島が見えた。

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石を投げこむあんちゃん。

石を投げ込むのは万国共通なんだな。




探索を切り上げてホステルに戻るとスイス人のおっちゃんが「市内を移動するならバスがおススメだよー」と教えてくれた。

何やら市内バスは15rub(45yen)で格安。しかも同じ場所をグルグル回っていると言う。

なんだよ!それならキリル文字が読めなくても安心じゃん!

目指すはハバロフスク駅!重たいバックパックを背負って駅まで行かなくてもいいなんて夢のようだ。


僕はそれっぽいバスに飛び乗った。

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それにしても、何でここまでバスの種類が違うんだろう?

車内には日本のように券売機があるわけでも、PASMOをタッチする場所があるわけでもない。

乗りこんだ乗客をロックオンし、乗車料を徴収するお姉さん(おばさん)がいるのだ。

こんな半券を渡してくれる。

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CoronaHostelからハバロフスク駅までバスで10分そこらで到着した。

駅でパンを発行させた飲み物を飲む。甘酸っぱい。

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ここから散策を再開。

カメラ初心者の僕は今日も一眼レフのシャッターを切る。

人を撮るのってなかなか難しい。動いてる被写体を瞬時に撮るのは難しく、レンズを向けるとその人を意識させてしまう。

今の僕には一眼のオートフォーカスで『別にあなたのことなんて
撮ってませんよぉ〜...』的な演技をしながら撮るしかない!

子供は構えないからいい♪

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人に意識を向けて築いたことがひとつある。

それはロシアには美人が多いということだ。

日本人だからそう感じてしまうのかもしれないけど、すらっとしてスタイルもいいし、セクシーな服を彼女たちは身にまとっている。

これが歳を重ねると共にあっというまにスタイルが損なわれてしまうのだから、これは彼女たちの特権とも呼べるだろう。

そんなロシア美人たちをフィルムに(いやメモリーカードなんだけどさ、こっちの方が"ぽい”でしょ?)収めるのが僕の使命なんじゃないかな?

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宿に戻りさギターを弾いて一日を締めくくろうとMartin Backpackerをケースから取り出すとひとつハプニングがあった。


「!!!
割れとるっっっ!」

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一瞬思考停止して、傷口を眺めた。

あれだ!昨日ここへくる前にPennyでコケたんんだっけ?そのときに割れたに違いない!

ホステルの同室の朝青龍みたいなウランウデ出身のロシア人に「これ直せるかなぁ」って訊いたら、ポロ~ンって音を出して「うん!問題ない!」とキッパリした口調で言った。


仕方ないガムテープで修理しよう…

音は少しひずむようになっちゃったけど、

まあこれも旅さ。

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旅する漫画家Shimi43
現在、自作キャンピングカー「モバイルハウス」で日本を旅しながら漫画製作を続けております。 サポートしていただけると僕とマトリョーシカさん(彼女)の食事がちょっとだけ豊かになります。 Kindleでも漫画を販売しておりますのでどうぞそちらもよろしくお願いします。