大人になってからの資格試験で得られた学び
どうもこんにちは。
今回、税理士試験2科目受験に挑戦しました、24歳です。勉強期間は4ヶ月。簿記論と財務諸表論っていう科目で、税理士試験の登竜門のようです。
会計事務所の先生曰く、
「簿記論はセンス」「財務諸表論は理解」
と仰ってました。ほんとかよ。
そんなことはさておき、資格試験に向けて勉強していく中での心情の変化が、いつか何かにチャレンジする上で役立つと思ったので、振り返りの意味も込めてこのnoteに書いていきます。
それでは早速本題へ。
1.勉強は1周目だけ天国
まず最初の気づきは「勉強の1周目は超楽しい」です。
なぜなら、1番初めの勉強は知らないことばっかりだから、全部が新鮮で楽しんですよね。
「へー!!こんな風に問題解けるんだ!!」
みたいな感じで、問題を解くことにワクワクしている状態。すごいレベルアップしてる気がするんです。最初は。
それに、初期段階ではパーフェクトに理解する必要がないと思ってるから、言い訳も使えます。
「ちゃんと理解してないけど、とりあえず1周やろう!」みたいな。笑
これは勉強する上で、とても便利な言い訳になります。みなさん覚えておきましょう。(嘘です)
ここまでは、通常。でも、これが大きなモチベーション低下を招くことになります。。。
2.勉強内容を1周してから、詰めてく作業が大変苦行である
続いての気づきは「内容把握→内容理解の勉強は大変つまらない」です。
ここからが、本当の勉強スタート?って感じがします。
まず、2周目からの勉強の目的は内容を完全に理解することなので、わからない部分はわかるようにしないといけない。これが結構きつい。しかも、1回目で理解できてない問題って大体2回目も3回目も間違えます。笑
そして気づきました。2周目以降の勉強がつまらない理由って、成長してる実感があまり得られない。これに尽きるなと。おんなじことばっかりやって面白くないし、なんか解けないし。っていう状態。
1周目はぐんぐん伸びてる感じがするのに、2周目から急に成長スピード停滞。渋滞にハマった感覚です。免許ないけど。
とはいえ、この停滞感がすごい重要な気がしたんです。おんなじことの繰り返しがつまらないと言っても、結局全ての物事って、繰り返しばっかりじゃない?勉強だけじゃなく、仕事も人生も。
だから、同じことの繰り返しの中で、いかに面白みや新しい発見ができるか。それが勉強でも仕事でも人生でも、大事なことなんじゃないかな?と勉強しながら思いました。(いや、勉強に集中しろよって話なんですけど)
ま、言いたいことは、勉強してても伸びない時期っておんなじことばっかしててほんと辛いけど、その時期にも楽しさ見つけられたら、ぐんぐん伸びるから頑張ろーってことです。マジでこの時期が1番伸びてないように見えて、1番伸びるし。
これ例えるなら、桜ですね。ずっと耐えて4月に満開になる。みたいな。
勉強や仕事で辛くなったら、「私は桜だ!」と思いましょう!
3.結果が出なくなると他の選択肢を探し始める
3つ目の気づきは「結果が出なくなると他の選択肢を探し始める」です。
これは勉強中のあるあるofあるあるなのでは???
この時期によくあるのが
「この勉強、向いてないかも」
「もっと向いてる資格があるかも」
みたいな、逃げ腰モード学園。
そしてこの時にやりがちな行動パターンを3つ挙げさせていただきます(完全的主観)
〇〇診断、占いやりがち
人の苦労エピソード読みがち
〇〇試験 難易度 で調べ始める
〇〇診断とか占い、特に受験生はやると思うんです。社会人だったら適職診断とか。笑
とりあえず、結果が出ない自分という現実から目を逸らすために、ありとあらゆる慰めの情報を入手しにいきます。これはもはや病気です。
あとは他人の成功までの苦労エピソードを読んで、もっかいモチベーションを上げようとする。そして絶望する、結局みんな頑張ってるやん。。。と。
最終的には、試験の難易度を調べ始めます。その目的は難易度を調べて「こんな難しいなら、できなくても当然か」みたいな、自己正当化をするためです。
ここからわかったのは「人は結果が出なくなると、自分にとって都合の良い情報を集めようとする」ということです。
みなさんもこんな経験ありませんか?
「Webライターになりたいけど、全然稼げないし向いてないな。他の職業見てみよう」
「英語の勉強してるけど、全然点数上がらないや。というかもうAIとかあるし、日本ならそもそも英語いらなくね?」
といった感じで、自分の選択を正解にするために、都合の良いように現状を解釈してしまう経験。
でも、これが良くないと思いました。本当に向いてないならさっさとやめるべきですが、ほとんどの人は単純にスキルや知識不足で結果が出てないだけなのに、現実逃避をしてしまう。
自分もこの罠にハマりかけましたが、なんとか抜け出して勉強を続けることができました。それでもだいぶ血迷いましたが。
なので、いま勉強やらスキルアップやらを頑張っているみなさんにアドバイス。
今やってることを逃げたくなったそこのあなた。
向いてないのではなく、単純に実力不足です。もっと勉強しましょう。
4.勉強は後半になると成績がブーストする
4つ目の気づきは「勉強を続けると今までの知識が重なって最後に点数が急上昇する」です。
例えば英語の勉強とかでも、単語と文法、からの長文。みたいな流れが多いけど、初めは単語も文法も使い物にならず、全然長文が読めなくて絶望。だけど単語とか文法をだんだん覚えてきて、文章が読めて急に世界変わる。みたいなことありませんでした?
ようするに、覚えた知識が使える知識に変わっていくと、急にめっちゃ伸びます。この成長を実感できると、勉強たのしーーーってなるけど、まー実際はここまでがめっちゃ長いですよね。とほほ。
5.試験終わったら、やっぱり勉強してよかったとなる
5つ目の気づきは「目標があるっていいな」と改めて実感したこと。
単純に、人生で成し遂げたい目標があると、毎日が充実します。それが資格なのか点数なのか、お金なのかは人それぞれですが、やっぱり目指すべきものがある人生はより豊かになると、個人的には思いました。
そしてさらに、より毎日を充実させるには、目標に向かって全力を尽くす必要があるとも思いました。手抜きの行動って、成果が出てもなんか盛り上がりに欠けません?
苦労はかけた分だけ、報われた時の達成感も大きいなと感じました。
自分は今回の税理士試験2科目、4ヶ月しか勉強してないので、正直そこまで達成感はありませんでした。多分これが1年の準備とかだったら、もっと達成感あったと思います。というか合否は11月末なので、結果出てから言えよって話なんですが。
とりあえず、何かに挑戦するなら全力でやって、全力で喜んだり落ち込んだりする方が、将来的には良い経験になるんじゃないかな?と思った次第です。
6.資格試験は多くの人が受けるので、効率は悪い
最後の最後にこんなことを言うのもアレですが、資格試験ってみんな受けるから、楽して結果出すのには向いてないと思いました。単純にライバル多いし、死ぬほど頑張ってる人も多いから、自分も本気で頑張らないと結果が出ません。
天才なら話は別ですが、ザ平均点な自分は頑張らないとダメダメです。
なので、人がいないとこで戦った方が楽でいい、みたいな考えを持っている人には効率が悪いかなと思いました。
結論 世の中結果。でも過程にも価値あり。
最後にまとめ。
勉強の結果はもちろん大事だが、勉強の過程には思っている以上の価値あり。
です。
正直世の中は結果です。それはしょうがない。でも、何かにチャレンジする過程で得られるものもあるよー。というお話しでした。
ちゃんちゃん。
わたくしの次の目標は世界一周かなー?なんて。血迷いの極み。
オマケ:本当にどうでもいいあるある
おまけで、どうでもいいあるある書きます。
試験会場の最寄り駅、受験生多すぎてビビる。(半分ぐらい会場間違えて欲しい)
試験会場に向かう電車、あえてスマホいじって余裕アピールをかます。(クソダサい)
試験終わったら、専門学校のアルバイトが宣伝待機してて、カロリーメイトとか飲み物入れた袋を配ってくる。(カロリーメイトじゃなくて一本満足にしてください)
最後に、試験会場にいたストレッチしてポカリ飲んで最強の準備している人へ
「ポカリって逆にトイレ近くならないですか?」
おしまい。
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