北へ南へ 14日目 京都編 白露
※この記事は2021年時点の情報です。
今日も5時に目が覚める。
22時に寝ればこの時間に起きる。ここでの自分の適正な睡眠時間は7時間と考えることにする。この時間に起きてもやることも思いつかず、スマホで読みかけの漫画の続きを読む。
物語も一区切りついたところで本気で起きる。
部屋のカーテンは優秀で、閉めているとまったく光が入ってこないので今が朝だか夜だか分からない。カーテンと窓を開けて空気の入れ替えをする。
コーヒーを淹れるためにポットに新しい水を注いでスイッチを入れる。ついでに持参した小型炊飯器でゆで卵を作る。
ポットが沸くのを待ちながらストレッチをする。大した運動もしていないのに筋肉痛が出てきている。狭い通路にヨガマットを敷いて行なっているので壁にぶつかって伸ばし切ることができない。改善の余地あり。
外は小雨が降っている。
曲がって花見小路に入る。祇園風情のあるお茶屋さんが並ぶ。
まっすぐ進んだ先に建仁寺の門。このまま通り抜けさせていただきます。
濡れて色濃くなった建物や木々に晴れの日よりも美しさが増している、気がする。
川端通りを五条方面に進む。喫茶店の降りたシャッターに貼られた臨時休業のお知らせが目に入る。またかと思ってよくよく読むと通院の為とのこと。
清水五条まで来ると京都タワーがよく見える。
8時、烏丸通りに出た。スマホの地図で確認すると京都御所につながる大通りのよう。この街のメインストリートなんだと思った。
パンのストックを買いにHANAKAGOに寄る。バケットの焼き上がりまであと20分とのことなので出直すことにする。
イノダコーヒー本店が近くにあるようなので立ち寄る。喫茶には入らず売店でコーヒーを購入。取り扱いはコーヒーの他にもオリジナルグッズが棚に並ぶ。ポストカード、手ぬぐい、カップな、土瓶・・・等。土瓶(2000円)を買うか迷ったが一旦保留。
イノダコーヒー近くのマエダコーヒーにも寄ってコーヒーを購入。モーニングがおいしそう。
あちこち「コーヒー」「珈琲」「COFFEE」の文字があって目移りする。
錦の文字が見える。錦市場はまだ開店前の店が多い。
四条通りに出る。
市バス(緑)をよく見るが、他には京都バス(茶)と京阪バス(赤)も見る。使い分けは市バスは観光地巡り、京都バスは岩倉村松とか少し遠くまで行く時に乗る。京阪バスはまだ分からない。
志津屋で朝飯を買ってホテルに戻る。もう地図はなくても歩ける。
部屋に戻ってゴミ箱とタオルを廊下に出してから朝飯の準備をする。
千切りキャベツとマヨネーズを混ぜ合わせてコールスローっぽいものを作る。出る前に作っておいたゆで卵をひとつ取って殻を剥く。ストックのキウイと昨日買った美山牛乳を冷蔵庫から出す。これにさっき志津屋で買った京カルネを合わせれば完璧な朝飯の出来上がり。
今日の主役は「京カルネ」「美山牛乳」のダブル主演。
京カルネは半分に切られたパンの間にハムと玉ねぎが挟まれたサンドイッチ。薄く塗られたマーガリンが決め手という感がある。うまい。
美山牛乳はすごくクリーミー。甘い!この牛乳を使ったソフトクリームがあるらしい。最寄りだと京都桂川イオンにも出店しているらしい。
ゆで卵は完熟の仕上がり。熟で仕上げられるようになるときは来るんだろうか。
昨日洗って干しておいたランニングウェアもほぼほぼ乾いていたので取り込んでしまい込む。Tシャツはまだ湿っているのでもう少し干しておく。
仕事の合間に昼飯の調達に外に出る。予報通りに朝の雨は上がっている。陽の光は強いが風は涼しい。爽やかな気候になった。
早足で歩いてることもあってだんだん暑く感じてきた。蒸し暑い。
錦市場で焼き鳥でも買ってくるか。売ってるか知らんけど。
歩きながら村上開進堂に電話する。
クッキー缶は最も早いお渡しで5か月後であれば、店頭または配送で受け取りが可能。クッキー缶でなければ焼き菓子自体は毎日店頭に並んでいると丁寧な説明を受ける。
まずは寺町通りから六角通りを進み、HANAKAGOにバケットを買いに行く。
クラシックという名のバケット一本購入。春よ恋100%と値札には書いてある。レジでお金を払って受け取ると中心がまたほんのり温かい。リュックからはみ出るほどの大きいバケットが買えたので来たかいがあった。
錦市場に戻る途中で飲食店をいくつも見かけた。外食するなら脇道に入ってウロウロするのも良さそう。
錦市場で練り物屋で好みの品を3つ購入。
・ゆばと百合根
・たこ
・紅しょうが
ホテルに戻り昼飯にする。
さっき買ったバケットをナイフで食べる分だけ切る。うまい。味わいがある。これ、バター塗ったらとんでもないことになるな。外はカンカン照りになった。
買うものリスト
・おでんの出汁
・割り箸
・紙皿
・牛乳
・水
窓を開けて仕事してると外から下駄の音が聞こえてきた。
夕飯の調達に出る。買うものリストにはなかったが仕事をしているうちに豆腐が食べたくなったのでスマホの地図アプリで「豆腐店」で検索して出てきた中の木屋町の通りの店に向かう。
歩きながらもう一度スマホの検索結果をよくよく見ると店頭販売と飲食店が混在していた。向かっている店は店頭販売と思われる。
木綿と絹のほかにも大麦、しそ、ゆずなどもある。豆乳も白・赤・青の3種類。ひとまず絹を一丁と青豆乳を購入。
OPAのセリアに来たけど割り箸が見つけられず、B1Fの好日山荘で安全な登山のススメ的な冊子を一枚いただいて出た。
帰りは四条大橋の隣に掛かる団栗橋を渡って花見小路を通る。
昼間の花見小路は二階から三味線を弾く音が聞こえる。
花見小路にある一力亭は祇園で最も格式高いお茶屋さんらしい。もちろん一見さんお断り。
ツルハドラッグに行ったら紙皿30枚、割り箸100膳、水2L×2を500円で買えた。
部屋に戻り、持参にした小型炊飯器で米を炊く。
おでんの出汁を買い忘れたことに気づく。仕方ないので出汁の代わりにお茶漬けの素を使っておでんのようなものを作る。具材は朝錦市場で買った練り物三品。紙コップに練り物と沸かした湯を入れてお茶漬けの素を溶いてみる。冷める前に味見してみるか汁に練り物の味が染み出ていて存外うまい。
さっき買った豆腐をボウルに出して食べる分以外は水に付けて冷蔵庫にしまう。
玄米が炊けたので夕飯にする。
おでんはお茶漬けの素でもちゃんとおでんになっている。玄米もまぁまぁよく炊けている。水加減もようやくいい具合が分かってきた。
豆腐はものすごく美味しい。大豆の味が濃い。
見た目も普段食べている豆腐のツルッとした感じではなくてふわふわっとしてる。湯葉を食べているときに似た食感と味。店で一番安いのを買ってきたが、餅は餅屋だな。
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