北へ南へ 19日目 京都編 白露
※この記事は2021年時点の情報です。
まだ午前3時半。もう一度寝ます。
午前5時半、このまま起きることにする。今日は一日雨予報なので雨で情景が冴えているであろう東寺を見に行くことにする。雨で冴えるほかでは「屋根がある」というのも理由の一つではある。
ヨガしてサンドイッチを作る。食パンにマヨネーズを塗ってサバ缶のサバを挟む。ラップで包んでリュックに入れる。
外に出るとしとしと雨だったので奈良を訪れた際に親切な土産物屋の人にもらった傘を取りに戻る。東寺は京都駅の向こうなので祇園からだとのんびり徒歩で1時間。
五条大橋を渡って五条通りを烏丸に進む。京都駅に近づくにつれて見慣れた風景になっていく。京都情緒のある祇園や京町家がにぎわう路地は歩いていて楽しいが、マンションや中華料理屋とかが並ぶ大通りを歩いている方が気はゆるむ。
東寺に到着。
中学生が列を成して門をくぐっていく。こんな早い時間に修学旅行?
講堂の中に入ると警備のおじさんだけ。ほかに人はいない。
帝釈天、象に乗ってる。梵天は国宝展に出展中で今日はいないと書いてある。
こちらも警備のおじさん以外に人はいない。挨拶すると解説が始まった。
・桓武天皇が奈良の坊主が政治に口を出すから嫌いで平安に建てたのが東寺。昔は西寺もあった。この二つで国を守っていた
・金堂は7世紀に建てられた国宝。仏像は一度燃えており16世紀に豊臣の寄進で作られたので重文扱い
・金堂は顕教、講堂は密教
・曼荼羅も二種類あって、〇〇曼荼羅は女性のアソコつまり蓮の花からお釈迦様が生まれたことを表している、〇〇曼荼羅は〇〇。それを統合し体現したのが空海
・空海は予定よりも早く帰ってきてしまったので罰則として九州に飛ばされて京都に帰るバックアップをしたのが最澄
・空海は22~26歳までの記録がない。もしかしたら諸国漫遊し修行していたのかも
なるほど。
各地に弘法大師伝説があるが若い頃の諸国漫遊で訪れたのかもしれないな。香川にも縁の地があった気がする。九州にも行ってるのか。
食堂で御朱印帳1200円を購入して御朱印300円を書いてもらった。
財布には1500円ぴったりしか入っていなかったのでスカンピンになった。
もう一度講堂を見て時計は9時。時間もないのでバスで四条河原町まで戻る。財布は空でもモバイルSuicaがあるので大丈夫。
まだ清掃入る前だったのでリュックにノートPCを入れて河原町に向かう。どうしても外せない仕事があるので清掃が終わるまで漫喫で仕事をすることにする。
新規会員登録を済ませてカードキーを受け取る。
駅直結、カードキーで入退出自由、防音、料金自動計算、ドリンク・ソフトクリーム食べ放題。至れり尽くせり。
13時、3時間経ったところで、部屋の清掃も終わっているだろうと踏んで退店してホテルに戻る。防音と謳っていたが隣の部屋の声が若干漏れ聞こえていたのでこのあと予定している打ち合わせまでに部屋に戻りたい。
途中で木屋町の豆腐屋に寄る。赤豆乳を手に取ってたが「コーヒーフレッシュ代わりなら白がいい」と言われたので白豆乳を購入する。絹豆腐とポン酢も一緒に買う。
戻ったら出たときのまま。フロントで聞いたら「清掃不要のマグネットが貼ってあったのでそちらを優先しました」とのことだったので明日の11~12時に清掃に入ってもらえるようにお願いした。
昼飯は牛タンスモーク、ゆで卵、パン、キャベツの千切り。
なぜ自分は傘を持ってこなかったんだ。
次の打ち合わせまで時間があるので買い物に出た。また傘なしで雨の中を歩いてる。祇園から河原町までは歩道に7割方屋根が続いているからなんとかびしょ濡れにはならなくてすみそうだが学びがない。傘がない。
■買い物リスト
OPAのセリア
・使い捨てコップ(420ml)
・除菌シート
マツキヨ
・ファブリーズ詰め替え
京都滞在も今日を含めて残り一週間。
それそろ消耗品を使い切るように買い物もしなければ。
思ったよりも濡れた濡れた。まぁでもそのうち乾くでしょ。
打ち合わせが終わったので「生きてるだけで有酸素運動」というバズーカ岡田の言葉を胸に筋トレする。
晩飯はサバの塩焼きと冷奴。それにパンと温泉卵。
冷奴がうまい。口当たりは普段食べているものとそんなに変わらないが大豆の味がする。豆腐の形をした豆乳。
後回しにしてた仕事も終わらせたし、荷物の片付けもした。これで明日は心置きなく過ごせる。
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