冬の京都で過ごす 18日目 立春
6時、起床。目覚ましがなくても体が6時に起きるようになってる。
外でカラスが鳴いている。備え付けの目覚ましは6時半を表示している。
北野天満宮は梅の咲き始めだった前回訪問から12日が経っているがどうなっているだろうと思い、今日は行ってみることにした。
7時、スマホのアラームが鳴ったので止めてからヨガ10分。コーヒーはすでに2杯飲んでいる。
7時20分、廊下にゴミ箱とタオル類を出して外に出る。今朝はよく晴れていて気持ちがいい。
晴れてはいるが風が冷たい。ネックウォーマー持ってくれば良かったと思った。道行く人の真似をしてダウンジャケットのフードをかぶってみたが、あの人は手袋をしていた。
二条城前まで来たところで空から胡麻くらいの小粒のヒョウが降ってきたが変わらず青空が見えるので気にせず歩く。
7時50分、堀川丸太町のイズミヤ、入口にロープが貼られている。開店しているように見えるがまだ準備中なんだろう。
堀川下立売のフレスコは門構えに風情がある。こちらも開店前。
堀川商店街
晴れていること、週末までの宿題を昨日提出したことで今日は足取りは軽い。
天気雨が降り始める。
ハチワレと茶トラの猫が奥の方に走っていった。
堀川今出川で左に曲がる。
8時半、北野天満宮。
参拝したところで雨足が強くなったので屋根の下に避難する。
ん?あ、雪だこれ。いや雨?迷いながら見ていると他の参拝者も手のひらを上に向けて確かめている。
雪混じりの雨だった。
北野天満宮を出て、あわ餅の提灯を見つける。窓口から店内を覗いてみる。扉は閉まっているが中の人は動いてる見える。
「いらっしゃいませ。どうぞ中にお入りくださいー」
他のお客さんはおらず、お店の人だけが4、5人いる。
「雪が(降っています)」「ああ!そうですよね」上がった笑い声をあたたかく感じる。「ストーブであったまってってください」
5つ入のをひとつ注文する。「できるだけ早く食べてください」「おおきに」
「朝ごはんになんかありますか?」「ヨーグルトとか?豆乳ヨーグルトなんです」
「寒いですねえ。気をつけていってらっしゃい」
澤屋さんで言われた通りにできるだけ早く食べるために急いで帰る。作法を知らないならまずは言う通りにする。
二条城駐車場、鳥取、堺、山梨、長野、品川…京都以外のナンバーの車が並ぶ。
晴れた。と思ったが少し歩いて、また胡麻みたいな雪か降る。
また晴れた。傘を差す人はもういない。自転車の人も上着を脱いでかばんにしまっている。風に揺れる木だけが道の端で雨を降らしている。
部屋に戻ってコーヒーを淹れて粟餅と豆乳ヨーグルトで朝飯にする。付いていた楊枝で餅を半分に切る。すんなり切れる。おいしい。
ヨーグルトももちろんおいしい。
11時半、昼飯を買いに出る。ハムとチーズのサンドイッチとよもぎとホワイトチョコのパン。どちらも、ベストマッチ。ひとつずつ買う。
冷蔵庫に残っていた卵2つを持参した携帯炊飯器でゆで卵にする。
13時、仕事の手を止めて昼飯にする。サンドイッチとミニトマトとゆで卵ひとつ。うまい。甘いパンはあとでおやつにする。
15時、昼に買った甘いパンを食べてから京都御苑までジョギング。
外は天気雪。また胡麻みたいな雪がパラパラと、降ったやんだりしている。
護王神社の入口で黒猫が目の前を左から右に走り去る。今日は猫の残像をよく見る。足腰に良いということでお参りする。
ホテルへの戻りしなにチョコレート屋を見かけたので持っていた500円で買えるのをひとつ買う。
18時半、スーパーに夕飯の買い出し。石焼き芋の声に惹かれるが振り切る。今日の夕飯は、焼き鯖と、胡麻と菜の花の和え物にした。
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