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2025年2月京都 1日目


6時にかけたスマホのアラームで目が覚める。まぶたが磁石のようにくっついている。目を開けてもすぐに閉じてしまう。まぶたの開け閉めを何度か繰り返して体を起こしてキッチンに移動する。
ベランダの窓から入る光はまだなく、暖房と照明をつけると今日背負ってくるカバンの上にプロテインパンが乗っているのが目に入る。気にはなるが時間もないので出かける準備を優先する。いつでも買える湿布やらマスクやらをカバンに入れて自宅を出る。

土曜なので人が多め

発車時刻の30分前に新幹線ホームに到着。自宅でプロテインパンをかじってきたので水とコーヒーだけを買うだけにしたので駅弁を買う時間が余ったかたちだ。足踏みしていてもしかたないので車両前まで移動する。
キヨスクではご婦人が赤い新幹線のキャンディケースを手に取って色んな角度で品定めしている。


8時50分、ホームドアが開き、新幹線に乗り込む。席に座り、寝る体制に入る。


帰りの新幹線の座席を「特大荷物スペースつき座席」に変更する。


腹が減り過ぎて眠くなってきた。京都にはあと30分で到着するので何を食べるかスマホで検索する。


定刻通り京都駅に到着。ホームから改札に向かうともういい匂いがする!まずは飯だ!

八条口から東寺方面に歩く。騒ぐほどではないがダウンジャケットの前を閉めるくらいには冷える。

東寺を通り過ぎてミスターギョーザに向かう。50m先に人だかりが見える。おそらく店はあそこだろう。

12時12分、ど昼時に来てしまったので30人程度はいる。ひとまず後ろに並んでみる。餃子の焼ける匂いが暴力的。

「ムリやろ。ギョーザでええねん」

「したくない。したくない」「ようやっとるなー。えらいえらい」

「時間早いからドンドンいこ!」


12時50分、カウンター席に着席。
餃子二人前、ライス中、特製きゅうりの丸漬けを注文。

焼き立ての餃子 最後まで熱々


13時12分、店を出る。ホテルに向かう。

街中にある畑のねぎ。やはり九条ネギなんだろうか。

家庭菜園のねぎ 九条ネギなのだろうか



予約時の予定時刻にホテルにチェックインする。カードキーと事前に送っていたスーツケースを受け取り入室。窓から通りがよく見えていい部屋です。

14時半、不必要な荷物を部屋に置いて須賀神社に向かう。


「雨降ったしねぇ。一人よりも◯◯ちゃんいっしょだったし、よかったわぁ」



熊野寮からスズメのさえずりか聞こえて薄曇りも相まって朝みたい。


八ツ橋の文字に誘われて京都初参拝は熊野神社。


須賀神社に到着。

買いに来ました懸想文
すごいぞ懸想文!


此の文を求めて鏡台や箪笥の引出しに
人に知られないように入れておくと顔、かたちが
よくなり着物がふえて良縁があると
言はれております

境内の説明札より

懸想文引換券を購入し、境内の懸想文売りから懸想文を受け取る。

懸想文売りに引換券を渡す
懸想文をさっと差し出される
箪笥の引き出しに入れます


用も済んだし出ようとしたところで境内の行列に気づく。行列の先に「須賀多餅」。懸想文売りと人気を二分している。梅味とゆず味があるみたいで梅を買う。その場で食べると答えると空いてる席をすすめてお茶をくれた。お茶には福豆が浮かんでいる。お茶がうまい。そうだ、京都はお茶が美味しいことを忘れていた。

ぜひとも味わいたい
ひとつから購入可能だが本当はたくさん買いたい
梅味とゆず味の二種類
こんな繊細な梅味はじめて
福豆入りのお茶がうまーい!


ひと息ついたところで外に出る。吉田神社に向かうにはまだ早い。うろうろする。


聖護院

小気味良い
ポーズきめてくれました
撮影会
福豆いただきます

カーンッ
「ろうそく!一丁!」「ろうそく一丁!」
カーンッ
「ろうそく!二丁!」「ろうそく二丁!」

「鬼の面かぶっててオトコマエ言われてもうれしないわッ」


まだ一時間近く時間に余裕があるので平安神宮と蔦屋に行く。


平安神宮

福豆

岡崎公園

大京都マルシェ開催中
風船でできた大鳥居
安定にオシャレな蔦屋書店


そろそろ吉田神社に向かう。鬼やらいを見るのだ。

市バス 特急EXなんてあるの
ガツンとくるお言葉
上り坂の先に猫

急勾配の上り坂が続くとお囃子とも思える賑やかしい音が聞こえてきた。

赤い鳥居が見える

「午後5時になりました。良い子の皆さんはおうちに帰る時間です。まっすぐおうちに帰りましょう」「うそやん!」

参道に立ち並ぶ屋台
美味しそうな酒たち
しぼりたてを購入
参拝します
茅葺き屋根
抽選券つき福豆


「今から降りてきはんで、山から」

「粉もん食べたくなる」「お腹空きましたねぇ」


17時半、待機。雨が本降りになる。

待機の人がどんどん増えていく
急に照らし出された鳥居


18時、鬼やらいの時間。


子どもさんらの泣き声が響く

「ぎゃー!!こわいー!」


なんやかんやあって無事、陰陽師により鬼が倒された様子。

へろへろの鬼たち
お疲れ様でした!

事態も落ち着いたようなので宿に戻ることにする。その前に賞品陳列所に寄っていく。

今年もありますね、車!

18時45分、お腹も空いたので屋台でお好み焼きを買って宿に戻る。

すごい屋台の数!
うまそー!

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