北へ南へ 28日目 博多編 秋分
※この記事は2021年時点の情報です。
4時半に目が覚めた。布団に入ったままスマホでマンガ読んでたら5時半になったのでそろそろ起きる。腹も少し減ってるので軽くストレッチたらすぐ朝飯にする。
朝飯はちりめん山椒と砂肝焼きとゆで卵をおかずに食べる。ちりめん山椒はうまい。追いちりめんもした。あと二食分くらいまだ楽しめそう。
部屋干していたランニングウェアを畳んで衣類をまとめている箱に仕舞ったので出発する。
博多駅から空港線で天神に移動、そこから大鉾田線で都府楼に行き、まほろば号(バス)で内山下車。8:10着予定。
都府楼に到着。ホームでバス停までの案内板を探すがなかなか見つからない。改札に向かいながらキョロキョロしていたら登山リュックを担ぐ人を発見。おそらくあの人も宝満山に行くのだろうと思い、後に続く。時間通りにバス停に到着。まほろば号もちょうど来た。
バスは太宰府を通っていく。車内から見ても町の雰囲気がすごくよく見える。そういえば福岡には「祇園」「冷泉」「五条」など京都っぽい地名がよく見られる。
内山(竃門神社前)で下車する。帰りもここで乗る。
竃門神社
まずは竈門神社に参拝。庭も綺麗に整えられていて案内所などは立て替えたのかピカピカ。脇道から登山道に入る。
宝満山
YAMAPで現在地から山頂までの距離を見ると残り1.4km。もう1時間半歩いてるがいつもよりだいぶ速いペース。
霧も出てきた。眼鏡も曇ってるし何がなんやら。昨日の夜に思い立ったときに眼鏡拭いておけばよかった。
山頂とキャンプセンターの分かれ道。
キャンプセンターに向かう。
整備されてるので間違ってはないと思うが後ろから来た父子が「前回こんな道通ってないよ。あそこで上るんだった」としきりに言うのでYAMAPで軌跡を確かめつつ慎重に進む。
キャンプセンターに到着したのでひと休み。晴れることを信じて山頂を目指す。
人生初の鎖場。
回り道もなさそうなのでこれを登るしかなさそう。
後ろから来たおじいさんがするする登ってくので自分も下りの一組を見送って後に続く。
山頂。霞がかっているが風が吹いて徐々に視界が開けてきた。
下山はキャンプセンターを経由せずに中宮跡に向かう、つもりだったんだがあの鎖場を下ったところで道を間違えたことに気づき、山頂に戻るために図らずももう一度鎖場チャレンジすることになる。
山頂からの眺望は少しもやが濃くなった気がしたがそれよりも子どもが増えてきた。どことなく筑波山を思い出した。
トレラン勢を何人か見かける。マンツーマンで「下りはテンポ良く!」とレクチャーいる。自分でも試してみたが体重移動が難しい。
首からカメラを下げて岩場を下っていくのは危険なのでリュックにしまう。何度かすっころびながら登山口に到着。
最近は登山してても足を取られることが少なくなっていたので油断した。
下山して竃門神社にもう一度お参りする。
13時発のバスに乗る予定が11時のバスに間に合いそうなので山の図書館には寄らずにバス停まで小走りで移動。着ているバスに乗り込む。
まだ12時、そしてまだまだ元気ということで太宰府近くの連歌屋で途中下車。まずは太宰府天満宮でお参り。
参道のきくやで梅ヶ枝餅を一つ買った。
「熱いから気をつけて!」と受け取ると確かに熱い。
あっつあつの梅ヶ枝餅を手に持ちながら「ソフトクリーム食べるつもりがなぜこんな地獄のようなあつあつのあんこを…」という意識も食べてるうちに「うまいうまい」に上書き。
食べ終わってから今度は冷たいのが飲みたいな、今日はまだコーヒー飲んでないな、と。
アイスコーヒーが飲みたいということでスタバに入る。
コールドブリューとお土産にご当地マグカップを購入。
ご当地マグカップは焼き物で個体差があるとのことで何個か置いてある中で一番気に入った色合いのものを選ぶ。
そのまま手持ちで太宰府駅まで進んだところでスマホをカウンターに置き忘れたことに気づいて店内に戻る。店員さんが「よかったー」と拾っていてくれた。
カップの中の氷をガリガリ食べながら太宰府駅近くにある光明禅寺に行く。苔寺のようだが今は拝観はしていないみたい。入口だけでも十分に美しかった。
「不老」や「山」など見たことのない名前?の表札の家が並ぶ。
いい感じに風が吹いて心地よいのでそろそろ電車に乗ってひと眠りしようと思う。ひとまず天神に移動する。
西鉄福岡(天神)で下車してご当地百貨店「岩田屋」を見に行く。
岩田屋
さっそく地下の食料品売り場に行ってみた。
B1Fがお惣菜、B2Fが菓子。コーヒーと菓子と明太子ご飯の素を買う。
新天町の看板だけ見てキラメキ通りを歩く。どことなく池袋っぽい。
ジュンク堂があったので入ってみる。
BOOKS KUBRIC
ジュンク堂も悪くはないけどどうせなら福岡の本屋を見てみたい。
検索したところ近くに「ブックスキューブリック」という本屋があるみたい。入ってすぐのところに子どもの本棚があった。隣の棚には谷川俊太郎の本が並んでた。普段行く本屋ではあまり見ないタイトルの雑誌がところどころにあった。文庫を1冊購入。
絵本専門書店がこれまた近くにある様子。
途中のセブンでペットボトルを買って給水。
空港が近いから飛行機が行き交う音が数分おきに聞こえてくる。
さすがに疲れた。さっき買ったお菓子でエネルギー補給。砂糖が染みるー!元気出た!
ちえの木の実 福岡店
子どもの本と一口に言っても、絵本だけでもものがたり、かがく、れきし、名作…それに児童書と著者関連、親向けの教育の本…それがすっきり並んでた。すごく見やすい。思いのほか長居をした。
入店してすぐに店員さんが飛んできて「座ってゆっくり、広げて読んでください」と案内してくれた。絵本を2冊買った。お会計のときにカードを出したら「すみません当店、現金のみの取り扱いになります…このご時世にすみません」とのこと。財布の中身が足りてよかった。
KAMAKIRI COFFEE
博多駅までは歩くことにした。道中で見かけたコーヒー屋に入る。
カップオンを二つお会計しようと財布を出したら「すみません当店、現金以外の決済のみとなっております。クレジット、交通系IC、楽天、PayPay…」「ちょうど今現金のみしか取り扱いがない店に行ってきたんですよ」といい報告ができてご満悦。
住吉神社
近くまで来ると住吉神社が見えてきた。
中をちらっと見ると猫がいたので導かれるまま参拝。
「猫に餌をあげないでください。神社内は聖域です」という看板。
あっちこっちでパトカーが鳴ってる。というかそこでやってんのか。お兄さん一人をお巡りさん10人くらいで相手にしてる。近くの女の子も「こわいーなにーふふふ」って言っているからよくあることではないのでしょう。
博多KITTEを覗いてからホテルに戻ってきた。部屋の清掃後なので綺麗になっている。
そういえば出たときに揃えておいたルームシューズが動いていた。床掃除もしてくれたのかも。
シャワーを浴びて寝巻きに着替えたのでもう今日はご飯食べて寝るだけ。疲労でぐったりしてたらいいタイミングでアレクサからGLAYが流れ出したので気力だけで夕飯の準備をする。
卵を溶いてとうどん出汁の素とポットのお湯で玉子スープを作る。卵もギリギリ固まっている。
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