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長勝寺仁王像荘厳(お掃除)体験ツアー 開催しました(^^)

本日10月31日(日)、
長勝寺仁王像荘厳のツアー開催しました!

今日は天気も良くてお掃除日和(^^)
みなさん埃まみれになるというのに、
張り切ってお越しいただきました!

まずは本堂にて長勝寺の役割や三門についてのお話を御住職から。津軽家の菩提寺だった長勝寺。御住職のフランクな話ぶりとともに歴史も紐解いていただき、勉強にもなるし楽しいひとときです。
いつも本堂でのお話の時には和蝋燭をたいてくださる御住職。立派なこの和蝋燭の灯がまた美しいんです。

そして本日のメインイベント、仁王像荘厳。
三門脇のにじり口のようなところから入ります。ここを通るだけで
すでに埃だらけになります。。。

中は仁王像さんの空間であって、それ以上でもそれ以下でもないので、人数が入るには無理があります笑
まずは足元に散らばるお賽銭を集めて、
(いっぱいあるものですね。500円玉もありました。ってどこ見てるんだか。)
さあ、お掃除開始。

開口の阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像のニ体で一対の仁王像。
午前の部は阿形(あぎょう)像を
午後の部は吽形(うんぎょう)像を荘厳。

仁王様、結構なイケメンです。

筋肉の具合も良き。

ということで、みなさん熱心にお掃除、お掃除。

でも仁王様の塗りがはげないように、
だいぶ慎重に。慎重に。
最後は床も綺麗に履いて、

頑張りました〜(^^)
三門の中に鎮座する仁王様と同じ空間にいることなんて、普通に考えれば一生に一度もないことなので。
埃まみれも楽しきかな。

無事お掃除も終わり、
この小さい穴?スペースから外に出ます。

締めくくりにお焼香させていただき、
荘厳体験は終了。
みなさん荘厳を楽しみにいらしていたので
満足、満足のご様子でした。

続いては梵鐘について教えていただきました。
嘉元4年(1306年)の紀年銘が切られているところから嘉元の鐘と呼ばれるこちらの梵鐘。
寄進者の中に崇演(九代執権北条貞時の法名)の名があります。
北条氏が納めたこの梵鐘はなぜ作られたのか、北条貞時の名前があるが、鐘が納められた時には貞時さんはもう亡くなっていたとか、遡って唐糸御前のお話、なぜ今長勝寺にあるのか、などなど興味深いお話盛りだくさん。

お向かいにある蒼龍窟もご案内いただきました。

明治時代の神仏分離により
入っていた厨子と共に長勝寺に運ばれてきた
岩木山神社の御本尊。
こちらに安置されて今日に至ります。
阿弥陀如来(中央)
十一面観音(右側)
薬師如来(左側)。
修験道のお話にも盛り上がりました。

最後はいつものように
津軽藩御用菓子司 大阪屋さんのお菓子と
あったかいお茶で御住職と歓談。
何で山門ではなく三門なのか?という問いに答えていただいたり、お部屋から見える庭について話が飛んだり、荘厳は毎年やりましょうと言ってみたり笑。
和やかなうちに荘厳体験は終了ーーー。

長勝寺さんには写経、座禅、為信公木造の拝観や満天姫の供養など、さまざまご一緒させていただいていますが、来年以降もまた新たなコンテンツを企画していきます。
(御住職、いつもご協力有り難うございます!)
お楽しみに〜!

次のツアーは
「弘前れんが物語」
11/18(木)28(日)各9:45-13:15  です。
昇天協会、れんが倉庫美術館、弘前醸造ほか
弘前のれんが建築を縦断する旅。
定員各6名でゆっくりお話しながら回れます。
是非ご参加ください(^^)

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