旧弘前偕行社で薙刀体験
明治時代、第8師団の社交場などとして機能していた旧弘前偕行社。昨年改修工事を終えた建物は堀江佐吉が手掛けた当時の姿により近く復元され、一層美しくなりました。偕行社設置以前には津軽藩の藩主別邸が置かれた場所でもあり、その庭は藩主が眺めた庭の面影を残しているかも。
そんな旧弘前偕行社の庭園で4/18(日)、袴に着替えての薙刀体験(^^)を実施しました。
今年は桜前線が異常に早かったので庭の桜もちょうど咲き、映え度MAX!
ただ残念ながら当日は雨模様。足元の芝に足を掬われてもいけないということで、道着に着替えて写真撮影のあとは武道館に場所を移してのお稽古となりました。
青森県立武道館は遠的弓道場にてお稽古。
皆さん薙刀は初めてでしたが袴姿も美しく、講師の川越先生から熱心に教わりました。
余談ですが遠的弓道場。的は遥か彼方に見えます。弓道もやってみたくなりますね。
薙刀は平安時代に登場した柄(え)が長い武器のひとつ。間合いが広く、斬る以外にも刺突や打撃を与えられることから、南北朝時代には主要武器として広く浸透していたそうです。
柄の長さは2mを超え、広く間合いが取れる点はコロナ期向けとも言えますね。重心位置が遠くに有る為、遠心力を用いて強力な斬撃が出来るという利点があり、そのため女性用の武具として後年多用された経緯があるようです。でも特に女性限定の武道ではなく、現在でも男女共に競技も行われているものだそうで、今回も男性の方も参加してくださいました。
川越先生のお稽古は熱気にあふれ、2時間弱のお稽古の中で皆さんぐんぐん上達。
普段あまり出すことのない大声を出しながら。いやでも気合が入ります。
表情も凛々しく。
力を入れると上手くいかないそうで、やはり何事も奥は深く。薙刀は長く続けることのできる面白い競技なのですね
というわけで、旧弘前偕行社から始まり遠的弓道場でのお稽古まで、濃い時間を過ごしていただきました。結構な運動量で最後にはへとへと!なかなかハードだったようです。次回こそ弘前偕行社でリベンジしたい!弘前城でもやりたい!などの感想も頂戴しました(^^)
そうですね。リベンジ企画もご期待ください。今回もご参加頂きありがとうございました!
来週は桜の弘前公園や藤田記念庭園など、桜の秘密に迫りながら⁈散策します。こちらもお楽しみに!
おしまい(^^)
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