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はじめ農園に行ってみた!【はじめ農園vol.1】

毎日の食卓に南信州から旅するようなワクワクを届ける定期便、「旅する野菜BOX」。2021年春、プロジェクト本格始動に向けてのテスト運用がはじまります。

今回、トップバッターで野菜を届けてくれるのは飯田市のはじめ農園さん。ということで、はじめ農園さんのご紹介をしていきます!

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こちらがはじめさん


年間で30種!はじめ農園のカラフル野菜

長野県の南に位置する飯田市。飯田駅から車で約30分、天竜川を越えて急な上り坂をずんずん登っていくと、はじめ農園に到着しました。

はじめ農園は2002年にIターンで就農した一英明さん(以下、はじめさん)が奥様とともに営む農園。有機野菜と鶏卵を生産しています。

この農園では各シーズンで8種、年間では30種もの野菜を育てています。品目は様々で、ニンジンやダイコン、ミニトマト、レタス、などなど。一つの野菜でも、色や形の違うものをいくつか育てているものもあります。

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ニンジンだけでもこんなに種類が!
(2020年9月撮影)

育てる野菜を選ぶときは、いったいどうしているのでしょうか?

はじめさん:
野菜の中には、収量が揃うのが売りになる品種と、味の良さが売りになる品種があります。うちの場合は系統出荷(農協組織を通じての出荷のこと)しないので、味が美味しい種類を作るようにしてます。

また、農園内には鶏やヤギの親子もいます。この動物たちの糞を肥料にして野菜を育てているのだとか。

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ヤギの親子

はじめさん:
化学肥料の場合はカルシウムやマグネシウムなど、特定の成分を抽出して使えます。でも有機の肥料では鶏糞とか自然由来のものを使います。そうすると成分はその中で決まってしまって、成分を取り出すことはできないんです。
だから、例えば肥料のミネラル分を多くしたい時は鶏の餌には海藻系の餌を多めにやる。そうすると、鶏自体にもいいはずだし、その卵だってよくなりますよね。

なるほど!野菜も鶏も美味しくなる、うれしい循環が生まれているようです。

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鶏たちも立派です


まるでお花畑!春の畑をのぞいてみよう

今回はじめ農園を訪れたのは2021年3月下旬。この時は、葉物野菜の季節でした。

ビニールハウスを覗くと、そこにはリーフレタス、サニーレタス、ほうれん草などがぎっしりと育っています。みずみずしく色彩豊かなその様子は、まるでお花畑です。

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目が痛くなるほどの鮮やかさです


また、これから畑に植えられるのを待っているまだ小さな野菜たちもいました。ポットの中にはズッキーニやミニトマトの芽が。実がなるようになるのは夏頃。もう少し時間がかかりますが、これからの成長が楽しみですね!

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夏に実が届くのを待ってます!

以上、はじめ農園からお伝えしました!

はじめ農園の野菜のみずみずしさ、伝わったでしょうか?
野菜が届くのがより楽しみになりますね!

次回ははじめさんが農業をはじめたきっかけや、農業をはじめて思うことをご紹介していきます。お楽しみに!


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