生活習慣病予防
健康のために運動しましょう!というのは、もはや当たり前になっています。では、自分がどのような運動をすると良いかわかりますか?とりあえず歩くという人が多いのではないでしょうか?ウォーキングのような有酸素運動もいい運動ですが、全ての人に適しているわけではありません。
自分自身の体型や体質でおすすめの運動内容は決まります。しかし、続けられなければ意味は無くなってしまいます。適した運動を追い求めるだけでなく、ライフスタイルや運動に対するモチベーションも考慮して自分自身に合った方法を導き出していきましょう。
3つのタイプのうちあなたに適したものは?
①有酸素運動タイプ
有酸素運動は筋肉量がある程度あり、体脂肪量も多い人にとって有効な運動です。減量も目標とする方は有酸素運動を行いましょう。
ただ、有酸素運動は週に150分以下だと効果が少ないと言われています。なかなか運動時間が確保できない人や、長時間の運動がストレスに感じる人は他の方法も考えましょう。
②筋トレタイプ
筋トレは体重は標準程度かそれ以下でも、体脂肪率が高い人にとって有効な運動です。筋力に衰えを感じている人や、筋肉量を増やしたいと思う人は筋トレを行いましょう。
筋トレは連続しない日程で週に2~3回すると効果が高いと言われています。有酸素運動に比べると拘束時間が少ないのですが、負荷をかけたトレーニングをする必要があります。自分に厳しく負荷をかけられない人は、回数や時間を増やすような工夫をしましょう。
③生活活動量UPタイプ
これは、仕事や家事、介護などで運動時間が確保できない人におすすめな方法です。エレベータを使わず階段を、洗濯物を干すときにスクワットをなど、日常生活の一部を筋トレに置き換えていきましょう。
この方法は生活する上で運動する意識を持たなければなりません。甘えてしまいそうな人、生活と運動の切り替えが上手くできない人は、運動時間を確保する方法も考えましょう。
最後に
理想的には今の体質や体型から有酸素運動か、筋トレのタイプに合わせて運動種類を選ぶのがお勧めですが、生活習慣予防において最も大切なことは継続することです。自分自身にとって一番続けられそうな方法を考え、健康的な身体を目指していきましょう。