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【天童温泉/ 山形】いざ、弾丸旅!山形天童温泉へ!

最近の悩み。肩が痛いのなんのって。寒さで体に力が入ってしまうのと、認めたくはないけど年齢と、、、うん、あとストレス!そんな悩める現代人keina。数年前には興味も足も向かなかった温泉に魅力を感じ始めた今日この頃。

さて、話は飛ぶのだけど私が旅人ワーカーとして登録しているSAGOJOさん。そのSAGOJOさんと長距離バス大手のWiller Expressさんがコラボしてとても素敵な企画を立ててくれた。

東京⇄山形往復3000円‼︎

もうこれは行くしかないよねってすぐに申し込んだ次第です。だって3000円‼︎一回の飲み代より安い‼︎

行先は天童温泉に決めた。山形駅で降りて蔵王温泉に行くか、バス下車地の一つでもある天童温泉に行くかで迷って。結果、今回は2日間の弾丸日程だったのでアクセス面でで天童温泉に軍配が上がった(ほんとこういう時会社員である自分を呪いたくなる涙)。滞在時間、約15時間の超弾丸だからこそ、宿はゆっくり出来るところにしよう。ふふふ。


10:30am 新宿バスタ出発

こんな日に限って電車が大遅延。そして普段使わないダンジョン化してる新宿駅を数人に聞きながら、猛ダッシュの末到着したバスタ新宿。なんとか5分前にピンクのバスに乗り込む。さぁ、いざ山形へ‼︎

数時間置きの休憩で寄るサービスエリアは旅をしている気持ちが盛り上げてくれる。その土地土地の名産や銘菓は私を無条件にわくわくさせる。

レモン牛乳ってどんな味?とっても気になるんだけど!

でも買ったのは那須高原豚の串焼き!笑

山形までは約7時間。そんな長時間のバス旅なんて疲れるし退屈!って思う?思うよね。そうだよね。でも私、移動時間が長いのは結構好きだったりする。ボーッと窓からの景色を見ながら、仕事やら人間関係やらでいっぱいになった頭をこの時間を使って空っぽにする。そしてその後すっきりした頭で自分自身と向き合う。無駄なものは全部頭と心から追い出す。重りも出す。いわば心の疲労回復。とっても大事な時間なのだ。

それでも「いやいや、私は長時間の移動は辛いだけ!」って思う人にはここで朗報。実はWiller Expressesさん車内コンテンツ豊富なんです。フリーWiFiも飛んでるし、アプリを通して話題の映画やお笑いが観れ、本も読めたり。私もちょうど観たかった映画が入ってたので、実は2本ちゃっかり観ました。退屈してる時間なんてないよ!笑


5:30pm 天童温泉到着

天童温泉のある天童市は将棋の駒の町。4月には人間将棋が行われるそう。なんか面白そう!

空が少し暗くなりかけた頃、天童温泉に到着。天童温泉は土産物や飲食店がが立ち並び、湯気むりがもくもく上がっているような、いわゆるThe温泉街ではなかった。華やかな温泉街ではないけれど、湯治という言葉がよく似合う、そんな天童の町を宿まで歩く。

1月の東北。雪国を覚悟していたけれど、暖冬の影響もあってかまったく寒くない。東京のビル風の方がきっとよっぽど寒い。そもそも雪もないし。真っ白な世界をイメージしていたせいもあってちょっと肩透かしにあった気分だった。残念!後で聞いた話だと天童は山形の中でも温かい土地で雪も少ないんだそう。それでも今年の暖冬は異常らしいけど。

ホテルにチェックインし、夕食の時間まで温泉へ。団体客の夕飯の時間と被ったおかげか大きな大きな浴場と露天風呂を一人占め。外気の冷たさと温泉の温かさのバランスがちょうどいい。はぁ、幸せ。いや、本当に幸せだ。シンプルにその言葉が漏れる。これで雪景色があったら最高なのに。やっぱり露天風呂には雪景色でしょ。そこだけが残念。だけど旅の残念は次回の目的。楽しみは少しだけ次に残しておくのだ。


子供の頃はお風呂上がりはフルーツ牛乳だった。大人になった今はこれこれ、ビールに限る。この宿を選んだ理由の一つが、ブリュワリーを持っていること。フロントでお願いして持ってきてもらった天童ビールはさすが山形、さくらんぼとフランボワーズのビール。乾いた喉にシュワシュワの泡とフルーツの甘みと酸味が広がる。これがまた美味しいんだ。


ほろ酔いで食べる山形の美味しい物が詰まった夕食。お米も野菜もお肉も魚も美味しいって、山形は食材の宝庫。そしてお酒の弱い私はビールでアルコールいっぱいになってしまったけど、ここには日本酒もある。何を隠そう、天童は山形の誇る酒蔵の一つ、出羽桜酒造がある。はい、これも次回に持ち越し!

食事が終わって一息ついたら夜の散歩を兼ねてマッサージへ。だって今回は癒し旅。私を全力で労ってあげたい。

Googleの口コミで選んだマッサージ店は初回60分3000円と東京ではビックリの価格。なのにとっても丁寧にゆっくり時間を掛けて肩の凝りをほぐしてくれる。ゆっくり、ゆっくり。マッサージが気持ち良くて、寝るのは勿体無いって思ってるのに、心地よさに負けて眠ってしまう。気付いた時には終わっていて、体は軽くなってるのに、何となく損をした気分になるの何でだろう笑。そんな今回も「はい、お疲れ様でした!」と言われ目が覚めたら90分が経っていた。

あー、また寝ちゃった、もったいない。もう90分経ってるし...ってあれ?私60分のコースじゃなかったっけ!?びっくりしてマッサージ師さんに確認すると、「いいのいいの!頑張ったけど、全部は凝りが取れなくてごめんね!」となんて神対応。30分もサービスって、そんなのあり?しかも私が最後のお客さんだから、時間通りなら30分も早く閉店できたのに。もう絶対次に天童に来た時も来ます!と心に誓う。ありがとうございます。

宿に戻って寝る前にもう一風呂する。マッサージで軽くなった体を最後にこれでもか!と温める。心も温まっている。弾丸だったけど、本当に来て良かったと思う。私の疲れはリセットされて、HPはマックスまで回復だ。帰ったらまた怒涛の東京生活だけど、うん、頑張れる。やってやろうじゃないの。とメラメラやる気が溢れてる、今。

9:15am 天童温泉出発

芋煮や玉こんにゃくなどの山形の郷土料理とブランド米のつや姫、ササニシキ、はえぬきの食べ比べの出来る朝食を食べてお腹も大満足でチェックアウト。もちろん朝風呂もちゃっかりした。まだ冷たい朝の空気を吸いながらバス停へ急ぐ。本当にあっと言う間に過ぎた時間だけれど、とっても充実した時間だった事は間違いない。純粋に来て良かったなぁって思う旅だった。

そしてまだまだ天童でやり残した次回へのお預けもある。天童名物の鳥中華も食べれてないし、日本酒だって飲めてない、雪景色の露天風呂は絶対だし、桜の季節も間違いなく綺麗だと思う。名産でもある将棋の駒に字入れだってしてみたい!うん、これは近々再訪決定のやつだ。

そんな事を考える復路のバス車内。

帰りに寄った羽生SA(下り)はまるで江戸時代にタイムスリップしたよう!最近のSAのクオリティはすごい!

4:45pm バスタ新宿到着

夕方。家路に急ぐ人も増えてきた新宿の街に到着。帰ってきたなって感じるのはやっぱりここがホームだからだと思う。東京の喧騒に嫌気がさすのはしょっちゅうだけど、それでもここがホーム。心と体が軽いせいかいつもの喧騒も今は見え方も違う。さぁ、明日からまた毎日が始まる。でもそんなに嫌じゃないよ。

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