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お手軽に楽しめる 函館B級グルメはいかが? 【2024秋 どうなん遠征記】

北海道の食事は、全般的に美味いものが多いです。
よほど変なお店に行かない限り、だいたい美味しいものに巡り合えます。

海の幸も美味しいですし、ジンギスカンも美味しいですし、
ビール・ウィスキーもいいものを飲んできました。

ただ、今回の函館滞在中、昼食の時間帯に列車に乗っていることも結構あったため、正直、B級グルメばかりで済ませていました。
…と言うより、函館でB級グルメを食べまくろうと思っていたのが正直な所です。

函館周辺で、割安に簡単に美味しく食事を済ませたい方の参考になれば幸いです。


ラッキーピエロ

函館を中心とした道南限定のハンバーガーショップ 「ラッキーピエロ」
ラッキーピエロ目当てに、函館に来る人もいるくらい、有名なお店です。

写真は…
甘酸っぱい味付けがされた「チャイニーズチキンバーガー」
ポテトにミートソースとチーズで味付けされた「ラキポテ」
そしてウーロン茶

「ナンバーワンセット」という名前で函館駅前店で販売されていて、お値段1000円ほど。

全国的なチェーンのお店と比べたら、それは割高ですが、断然おいしいですし、ボリュームも十分です。


ラッキーピエロは、正直、迷うほどメニューがあります。

2回目は、チャイニーズチキンの乗ったカレー。
北海道で良く飲まれる炭酸飲料「ガラナ」もつけて、こちらも1000円弱。

「ガラナ」とは、ガラナの赤い実を使った炭酸飲料で、コーラよりもサッパリした味で、個人的にはコーラよりも飲みやすいと思いました。

かなりボリュームがあって、午前中散々歩いてお腹が空かせて行ったのにもかかわらず、かなりお腹が膨れました。

全部 ラッキーピエロのガラナの自販機

ラッキーピエロのガラナは、独自ブランドで「ラッキーガラナ」として販売しています。
こちらは函館駅前店の写真ですが、ご覧のとおりの全てがラッキーガラナの黄色で埋め尽くされた自販機があります。

もちろん、カウンターでも注文できます。


ただ、ラッキーピエロは、メニューの種類が非常に多いため、正直、注文の回転は悪いです。
特に、観光客の多い、函館駅前や五稜郭公園前のお店は混みます。
そのため、時間に余裕を持って来ることを強くオススメします。

また、特に初めましての方は、前情報なしだと何を注文するのか、ほぼ確実に迷います。
困ったら、「チャイニーズチキンバーガー」「ラキポテ」に、好みの飲み物を組み合わせてもらえれば、十分その美味しさを味わえると思います。
2回目以降に別のメニューを試す…そんな感じでいいと私は思います。

おそらく、ラッキーピエロのために、私も再度函館に来ることになるでしょう。


ハセガワストア

ハセガワストアは、函館周辺限定のコンビニなのですが、正直、函館周辺で有名なやきとり専門店…だと私は思っています。

ご覧のとおり、店内でやきとりを焼いているため、店の外まで、景気よく煙が出ています。

焼き上がったやきとりだけも販売していますが、「やきとり弁当」専用の注文用紙が店内にあって、サイズ・たれ・追加などを書いてレジで精算すると、その時点から焼き始めるのです。

そのため、ご飯どきともなると、店内は焼き上がり待ちの人で混み合います。


スタンダードなやきとり弁当(中)をタレで頼みました。
お値段は680円。
徒歩2分ほどのホテルに持って帰って、早速食べようと思ったら…

あれ?
「焼鳥」じゃなくて「焼トン」やんけ!!
…と怒ってはいけません。

函館を中心とした道南で「やきとり」と言ったら、豚肉の方が主流です。
「やきとり屋」に行って、「やきとり」を頼んでも、豚が出てきます。

元々、道南では、鶏肉よりも豚肉の方が安価に入手しやすかったのだとか。
そのため、名前は「やきとり」ですが、庶民的な食べ物として、豚が串に刺されて出てくるのです。
もちろん、「鶏のやきとり」も、注文すれば出てきますが、「やきとり弁当」は、あくまで基本は豚肉です。

豚の脂も相まって、「やきとり弁当」とサッポロクラシックとで、最高でした。


函館の塩ラーメン

北海道は色々と有名なラーメンがありますが、
函館と言えば「塩ラーメン」

中の麺がしっかり見えるほど、透き通ったスープ。
あっさりでシンプルゆえに、ごまかしのきかないラーメンだと思っています。

今回訪ねたのが、函館駅前にある「四代目」というお店。
ホテルの案内地図で推されていたので、行ってみました。

コーンもバターものせない、シンプルなものを頼みました。
出汁がしっかりきいていてやさしいくて、あっさりとスルスルいける。
思わず、スープも飲み干すほど。
お値段も800円程度だったかと記憶しています。

函館山から降りてきて、冷えた身体にはありがたい、温まる一杯でした。

塩ラーメン以外のメニューもありましたが、四代目の塩ラーメンはクオリティが高いと、私は思いました。

函館市内には、「あじさい」「しなの」といったラーメンの有名店もありますが、次もまた来てみたいと私は感じました。


セイコーマート

函館に限らず、北海道を中心に展開しているコンビニ「セイコーマート」

函館のB級グルメの並びに入れていいのか、と言われると、微妙な点はありますが、北海道の普段の食生活を支えている存在なのは、間違いないと思います。

今回は、鉄道に乗って旅する関係上、セイコーマートには、物凄くお世話になりました。

セイコーマートでも多くの店には、「ホットシェフ」があります。
「ホットシェフ」とは、店内で調理された温かい食事を出せるお店のこと。
旅先で、できたての温かいご飯が食べられるのは本当にありがたいものです。

カツ丼にしても、ちゃんと調理されたもので、出汁の加減も卵の半熟加減もかなりのものでした。
他ではみかけない、ベーコンおかかのおにぎりもおかかの甘さとベーコンの塩辛さと脂のバランスがよく、美味しいと思いました。

旅先でコンビニなんて…と思う人もいるかもしれませんが、小腹がすいた時には、ちょっと行ってみてもいいとは思います。
少なくとも、電車の時刻に左右される乗り鉄にとっては、ありがたい存在です。


何でもおいしいのは正義

北海道で寿司やジンギスカンもいいのですが、お手頃価格の食べ物も美味しいモノが多いです。
何でもないものが美味しい。それが正直凄いと感じます。

北海道だと、胃袋がいくつあっても足りませんので、くれぐれも食べ過ぎにはご注意を。


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