東京でも一番歴史を知る町・浅草
東京の、江戸時代以降の歴史はある程度知っているつもりでいました。
しかし、恥ずかしながら、浅草の浅草寺がそれ以前からある大寺院だったと聞いて、正直驚きました。
何せ1400年余り前、聖徳太子の頃からの寺院です。そして、源頼朝・足利尊氏・徳川家康…と武家政権の庇護を受けてきたのです。
江戸時代に、江戸の城下町が拡大していくに従って、浅草もその一部になります。
浅草一帯は、庶民の行楽地として発展を遂げることになります。
ふと横道を見ると、このような下町らしい雰囲気があちこちに残っています。
浅草を歩いていると、本堂だけでなく、伝法院や五重塔といった建物もあって、大寺院だった跡が伺えます。
しかし、境内の形が「削られた」感じがあって、元々もっと広かったのでは?と思ってました。
それもそのはずで、後で調べてみると、明治政府により浅草寺の土地は接収され、周辺が公園として整備されたようです。
よくよく地図を見てみると、花やしきや浅草演芸場も、浅草寺に寄り添うように建っています。
言われてみれば、納得する話でした。
隅田川方面に出てみると、国道6号線と東武浅草駅が。北関東への交通の要所だった様子が伺えます。
押上駅まで東武線に乗ったのですが、浅草駅を出て、しばらくゆっくりと隅田川の上を進みます。
スカイツリーに向かう際に、この車窓のためだけでも、東武線に乗るのもありだと感じる景色でした。
庶民的な店も多く、結構美味しそうなお店が建ち並んでいて、昼食のお店を選ぶのも迷いました。
浅草は、東京で時間を取れる際には、また来たいと思える場所でした。
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