京都旅行の参考に 有名観光地をアクセス方法で5つのゾーンにまとめてみた
京都で快適に巡るためには、東と西とで、行く日を分けることを強くおすすめします。目安としては、京都駅から北に伸びる、烏丸通 (地下鉄烏丸線)から見て東・西で考えたらいいです。
例)
東側:銀閣寺・南禅寺・祇園・清水寺・伏見稲荷など
西側:嵐山・仁和寺・金閣寺・北野天満宮・二条城など
というのも、この東西を移動する手段が限られるのと、バス路線でも東西方向は渋滞に弱いためです。
私の場合、
・ 鉄道の沿線
・ 京都駅からのバス路線
を基準に、地域を以下の5つにまとめて考えています。
交通手段で分ける 京都5つのゾーン
【京阪沿線】 祇園・伏見稲荷・宇治など
【京都市バス】 銀閣寺・祇園・清水寺など
【叡山電鉄】 比叡山・鞍馬・貴船
【嵐電沿線】 嵐山・仁和寺・龍安寺など
【地下鉄・市バス】 金閣寺・北野天満宮・二条城など
このように分類する意味ですが、交通手段をまとめることで、お得な乗車券がある点が大きいです。
当然、その交通手段ごとの行き来はある程度しやすいようにしていますので、移動もスムーズになりやすいからです。
なので、東と西を行き来することは避けて、お互い近い所を順々に巡っていった方がお金も時間も節約できるのです。
以下、それぞれの地域についてです。
1【京阪沿線】 祇園・伏見稲荷・宇治など
下鴨神社
祇園・八坂神社
三十三間堂
東福寺
伏見稲荷
宇治
京都市内東部と大阪とを結んでいる京阪電車。その日の旅程に伏見稲荷や宇治が入るようであれば、京阪電車をオススメします。
2【京都市バス】 銀閣寺・祇園・清水寺など
三十三間堂
清水寺
祇園・八坂神社
岡崎公園・平安神社
南禅寺
銀閣寺
京都の有名観光地が集まる「東大路(ひがしおおじ)」
例えば、三十三間堂・清水寺・祇園・岡崎公園は東大路沿いになります。そのため、市内でも観光客でにぎわう場所の1つがこの東大路通沿いです。
特に、清水寺や銀閣寺が入ったらバスでのアクセスが必要になるため、バスの一日券が必要になってきます。
3【叡山電鉄】 比叡山・鞍馬・貴船
鞍馬寺
貴船神社
比叡山延暦寺
瑠璃光院
京都ラーメン街道 (一乗寺)
貴船・鞍馬や比叡山は、京都市街から北東方面に位置していて、自然豊かな場所になります。
京都の北東方面の交通手段は、主に叡山電鉄になります。これらの場所は、市街から離れていることもあって、それぞれが1日がかりで巡るような場所で、お得な乗車券も色々あります。
鞍馬・貴船についてはコチラ
比叡山については、コチラ
4【嵐電沿線】 嵐山・仁和寺・龍安寺など
嵐山
仁和寺
妙心寺
龍安寺
北野天満宮
東映太秦映画村
京都の西側を代表する観光地と言えば、嵐山。
市内西部と嵐山を結ぶ嵐電(らんでん・京福電車)沿線には、龍安寺・仁和寺・妙心寺などの寺院が並ぶ「きぬかけの道」や、太秦映画村などがある太秦(うずまさ)、北野天満宮があります。
京都駅からバスでまともに嵐山までに行くと、渋滞に巻き込まれる可能性があります。京都駅からJRで嵯峨嵐山駅まで向かえば、たったの15分程度です。JRで嵐山まで行き、嵐山を起点に巡ると時間の節約になります。
5【地下鉄・市バス】 金閣寺・北野天満宮・二条城など
二条城
金閣寺
北野天満宮
晴明神社
松尾大社
華厳寺(鈴虫寺)
梅小路公園 (京都水族館・京都鉄道博物館)
京都市内の西側だと、バスで回らないといけない場所は結構あります。二条城・金閣寺・北野天満宮が入った時点でバス+地下鉄との組み合わせも考えた方がいいかも知れません。と言うのが、必ずしも直通で行けるとは限らないからです。そのため、バス・地下鉄一日券を使うことを前提にした方がいいです。
今後、京都関係の記事をまとめる際に、この5つのゾーンを意識して組み立てていきます。
よかったら参考にどうぞ。
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著者ページ
「鉄道唱歌でめぐる沿線写真集 関西編 大阪~伊勢めぐり」
「鉄道唱歌でめぐる沿線写真集 関西編 奈良・和歌山めぐり」