![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75877506/rectangle_large_type_2_8245ffc299e3df3fb83c57b3aef0cd6f.jpeg?width=1200)
(旧)東京発 青春18きっぷの日帰り旅行で元が取れるのはどこ?
先日、大阪発で青春18きっぷの日帰り旅行でどこなら元が取れるのかを記事にしました。
今回は、その東京発のバージョンです。
東京発で、どこまで行けば日帰りで元が取れるのかをまとめてみました。
なお、青春18きっぷの基本ルールについてはこちらをご覧ください。
再掲:1日分で元の取れる距離は?
18きっぷの1回あたりの料金は2410円です。(2022年4月現在)
片道1200円を超えて多少お得になるのが、70キロ超だと思ったら結構です。
というのは、JRの運賃は距離によって決まっていて、営業キロで71~80キロの普通運賃で1340円になります。
で、東京であれば各方面に線路が伸びていますので、各方面について書いていきたいと思います。
東海道本線:小田原駅(神奈川)
![](https://assets.st-note.com/img/1649240880094-BtFniVs1bX.jpg?width=1200)
営業キロ 83.9キロ
後北条氏の居城があった小田原。
小田急で行ったらいいのではと言われそうですが、小田原から西でも全然いいわけです。
例えば、温泉で有名な熱海(静岡)でも、三嶋大社で知られる三島(静岡)でも、もちろん元が取れます。
横浜駅発ならば、熱海から西であれば、元が取れる計算になります。
私がこの春に行った熱海までの旅程で、十分元が取れています。
また、大宮(埼玉)からであれば、神奈川方面なら、鎌倉や藤沢で元が取れます。この場合は、江ノ電と組み合わせて、周遊しても面白いかも知れません
中央本線:甲府(山梨)
![](https://assets.st-note.com/img/1649241003780-rbPTCrbvwB.jpg?width=1200)
営業キロ 134.1キロ
東京からだと若干距離が離れますが、甲府は戦国時代の名将・武田信玄の本拠地だった街です。
片道3時間ほどの旅にはなりますが、十分行ける距離です。
八王子・高尾(東京)発でも甲府まで行けば元が取れます。
中央本線に関しては、元を取ろうとしたら、甲府以遠を目指す必要が出てきます。
高崎線:高崎(群馬)
![](https://assets.st-note.com/img/1649241180341-psQtwxjHOq.jpg?width=1200)
営業キロ 105.5キロ
高崎自体にさほど何かある訳ではないですが、高崎を拠点にどこかを目指すといいと思います。
例えば…
「もぐら駅」と知られる土合駅(群馬)
碓氷峠のある横川駅(群馬)
…であれば日帰り圏内になります。
ただ、水上駅(群馬)から北の土合駅まで行くとなると、極端に本数が減ります。そのため、スケジュールは事前に要確認です。
なお、大宮(埼玉)からでも高崎で十分元が取れます。
東北本線:宇都宮駅(栃木)
![](https://assets.st-note.com/img/1649241238098-kHIh0LuOi3.jpg?width=1200)
営業キロ 116.9キロ
餃子で有名な宇都宮。
東武を使えと言われそうですが、JRで日光まで行くこともできます。
日光の帰りに餃子でも食べて帰ろう、ということであれば、JRの方が扱いやすいと思います。
東京からなら宇都宮の手前の小山(栃木)でも80キロはあります。
そこから分岐して、佐野(栃木)へラーメンを食べに行ったり、足利学校で知られる足利(栃木)に行くのもいいでしょう。。
なお、東武で行けと言われそうですが、大宮(埼玉)からなら、宇都宮か、佐野・足利であれば元は取れます。
常磐線:水戸駅(茨城)
営業キロ 121.1キロ
徳川御三家の居城のあった水戸。
水戸徳川家の庭園だった、偕楽園は有名です。
あるいは、水戸から1駅の勝田(茨城)でひたちなか海浜鉄道に乗り換えて、ひたちなか海浜公園へ行くのもありです。
総武本線・成田線:銚子駅(千葉)
営業キロ 館山133.9キロ
犬吠埼や漁港で知られる銚子。
ぬれせんべいやまずい棒で知られる銚子電鉄があるのもこの駅です。
成田までですと、68.4キロでギリギリ元が取れません。
京成を使えと言われそうですが、成田空港だと元が取れます。
それならば、成田より向こうの香取・鹿島神宮あたりを巡ると、往復でも十分元が取れる距離になります。
内房線:館山駅(千葉)/外房線:勝浦駅(千葉)
営業キロ 館山128.9キロ 勝浦110.1キロ
房総半島でも館山や勝浦まで行こうとしたら、十分に元が取れます。
途中で降りつつ、房総半島一周というのでもいいかとは思います。
房総半島の列車は、本数がさほど多くはないので、事前に十分に計画を練っておくことをオススメします。
関東平野の端を目指せ
東京駅からであれば、関東平野の端まで行ったら、だいたい元が取れると思ったらいいです。
場所によっては私鉄を使った方が、早くて安い所も挙げましたが、例示した場所より向こうに行けば元が取れる計算になります。
東京発の日帰りは、基本は「関東の端をめざせ」でいいと思います。
【ツイッターやっています】
旅行関係・歴史関係のことをつぶやいています。
よかったらこちらのフォローもどうぞ。
@kazutraveler
【電子書籍 書いています】