久慈(岩手)から八戸線へ 東北太平洋岸の旅【JR東日本パス 2日目 2】
盛岡を朝6時半に出て、4時間半かけて久慈(岩手)までやってきました。
三陸鉄道の人が多かったのものあり、一旦久慈で休憩としたのです。
その道中の様子はコチラ
11:07 久慈(岩手)着 駅前散策
久慈駅の目の前にある「駅前デパート」
中のテナントは…ですが、建物はある意味有名なものです。
というのが、10年あまり前のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台の1つだったのがこの久慈の町。その絵が飾られています。
街中を歩いていると…
その「あまちゃん」の様子が伺える絵が、市内の何箇所かで描かれています。
ご飯に関しては…
三陸鉄道の久慈駅には、駅そばの「リアス亭」があります。
この写真はお客さんがはけてから撮ったものです。久慈到着直後は混みあっていて、写真を撮れる状態ではありませんでした。
この駅そばは、駅弁も有名で数量限定の「ウニ弁当」があります。
ただ、JR東日本パスの効果は絶大で、この日はやはり、案の定、売り切れでした。
とは言っても、駅近くには、飲食店はいくらかあるので、食べるには困らないかと思います。
私は、駅から徒歩5分ほどの所にある、道の駅へと。
販売所・レストランはもちろんありますし、久慈の産業・祭など展示もあるので、少し時間を潰すにはちょうどいい所です。
久慈の郷土料理「まめぶ」を食す
道の駅のレストランにて。
海鮮丼も、もちろんあります。
ただ、道の駅には、郷土料理の「まめぶ」を置いているとあり、興味を持って頼んだのが、コチラ。
久慈市内でも山の方の郷土料理で、醤油ベースの野菜たっぷりの汁に、クルミと黒糖をくるんだ団子が入っているものを「まめぶ」と呼ぶそうです。
塩辛さと旨味もあっていいですし、団子を食べるとちょっと甘みが来るのがまたいいです。
久慈の道の駅まで、三陸鉄道・JRの駅から近いので、よかったら食べてみてはいかがでしょうか。
13:03 久慈発 JR八戸線で海沿いを
昼食もそこそこに、久慈から更に北上して、八戸(青森)まで抜けます。
この八戸線もまた、太平洋岸を行く、景色のいい路線です。
ただ、本数は少なく、八戸行きが8本出ているのみです。
出発時間間際に向かいのホームには、観光列車の「東北エモーション」が入線。太平洋岸の景色を見ながら、中で料理を楽しめるというもの。
ツアー限定の列車になっているので、その日にスッと乗れるような列車ではないのでご注意を。
八戸線は、久慈からしばらくは、林の中を抜けていきます。
ただ、その林を抜けた後は、進行方向右側に綺麗な海岸線が続きます。
八戸線沿線は、三陸鉄道沿線のあたりと比べると、丘の海岸からの高さも低くなり、砂が多くなってきています。
このような風景が、1時間あまり続くのです。
陸奥白浜駅を過ぎてしばらくすると、右手に丘の上に建物が建っている場所があります。
ここが「蕪嶋神社」です。
ウミネコの渡来地としても知られる蕪島はここになります。
5年前にも来た場所が見えて、懐かしく感じました。
この蕪島のある鮫駅から本数が多くなります。
鮫駅を過ぎたあたりから、八戸の市街地に入っていきます。
3~12月の日曜に開かれる八戸の朝市で知られる館鼻岸壁に近い陸奥湊駅、市街中心部の本八戸駅などを通り、列車は終点の八戸に向かいます。
14:45 八戸駅到着
久慈駅から2時間弱で、八戸駅に到着です。
ここからは旧東北本線の「青い森鉄道」や東北新幹線へ乗り換えです。
盛岡から宮古・久慈と巡って、2時間ほどの休憩込みで8時間ほどかかっています。それがなかったとしても6時間程度かかっています。
盛岡~八戸間は、新幹線なら30分弱で、真っ直ぐ旧東北本線に乗ってきたとしても、2時間弱しかかかりません。
そう考えると、三陸海岸からの物凄くのんびりした旅だったと言えるかと思います。
もっとも、今回たどったルートは、青春18きっぷの旅でも、三陸鉄道に1890円支払う必要がありますが、景色を楽しめる人であれば、使える旅程だと、私は思っています。
盛岡・釜石・宮古あたりで宿泊は必要になります。
JR東日本パスでは新幹線も使えるのですが、山田線・三陸鉄道・八戸線と景色のいい区間が繋がる、ローカル線の旅を織り交ぜて巡ってみて、やっぱり良かったと思うのです。
今度は、もう少し人が落ち着いた頃に来たいと思います。
3日目は、今話題になっているローカル線の旅に向かいます。
【ツイッターやっています】
旅行関係・歴史関係のことをつぶやいています。
よかったらこちらのフォローもどうぞ。
@kazutraveler
【今後のイベント参加予定】
◎【確定】 10/1-11/13 「おもバザハンズ町田」出品
@東急ハンズ町田店(東京)
※「京都観光のいろは」「冬の北陸逃避行」を頒布!
◎ 【確定】11/27(日) コミティア142
@東京ビッグサイト
◎ 1/15(日) こみっくトレジャー41
@インテックス大阪
◎ 1/22(日) 関西コミティア66
@パルスプラザ京都
※11/27(日) 新刊「東海道本線 途中下車の旅」頒布予定です
※入場の際にパンフレット(1000円程度)の購入要
※2023年のイベントは抽選の可能性があります。確定したらお知らせします。
【電子書籍 書いています】