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乗換が難しい?! 北陸新幹線の乗換基地・敦賀駅(福井)

北陸新幹線の延伸により、関西から北陸方面へのアクセスにかかる時間は、確かに短くなりました。
と、同時に、北陸に行くのが、正直、面倒に思うようになったのも否定できません。

というのも、関西の人間からすると、北陸方面へは特急サンダーバードで金沢までであれば、乗換なしで行ける場所だったのが、今では敦賀駅(福井)での乗換が必要になってしまったからです。

敦賀駅の乗換、気をつけた方が良さそうな点がいくらかあるので、まとめてみました。


新幹線〜特急への導線が分かりにくい

敦賀駅の乗換については、確かに特急や新幹線の座席前に案内の2次元バーコードがあって、上の写真のような案内ページに誘導されます。

動画もあるので、地図を見るのが苦手な人でも、乗換の様子を想像しやすくしてくれようとはしています。

確かに、敦賀駅の構造さえ把握してしまえば、特急と新幹線の乗換自体は難しい駅ではないです。

特急から新幹線に乗換するなら、
列車を降りたら、上へ上へと上がって行く。

新幹線から特急に乗換するなら、
降りたら、下へ下へと下がっていく。

そうすれば、だいたい乗換列車にたどり着けるルートにはなります。

新幹線に関しては、どこから行けば何号車に行きつけるのか案内はあるので、まだそこまで迷うことはないです。

しかし、特急への乗換は難しい…と思う人も少なくないと思います。


特急 私の席はどこ?

サンダーバードもしらさぎも、全車指定の特急です。どこに自分の座席があるのか、初見で把握するのは、難しいと言わざるを得ません。正直、案内が不足しているように感じます。

新幹線から特急に乗り換える途中に撮った写真ですが、しらさぎ・サンダーバードと書いてはいます。

で、自分の乗りたい列車はどこ?
というのが、正直分かりにくいです。

京都・大阪に行きたいなら青の線
米原・岐阜・名古屋に行きたいならオレンジの線です。

サンダーバード(青の線)はまだしも、しらさぎがどっちに停まっているのかは、せめてもう少しわかりやすくした方がいいと思います。

ホームに降りてみましたが、どこが何号車になっているのか、その案内がありません。
そのため、階段を降りて右往左往する人も珍しくありません。

新幹線の乗換改札をくぐって、そのまま奥に進むほど、号車の数字は大きくなります。

例えば、12両編成のサンダーバードなら、新幹線の乗換改札をくぐって、ひたすら奥に向かえば、…9、10、11、12号車と数字が大きくなります。

せめて、ホームのどっちが号車番号が大きいのか、もっとわかりやすく明記してもらえないだろうか、とは思います。


乗換時間との戦い?!

特急・新幹線乗換の途中階に、トイレ・コンビニ・みどりの窓口はあります。

ただ、ものすごく混雑します。
特急・新幹線の最短乗換で、8分と言われてますが、ほぼまっすぐ向かって5分くらいは必要です。

となると、トイレも行って、コンビニで何か買って…というのは、10分以内の乗換だと難しいかと思います。
乗換前に用をたすなり、事前に飲食物を調達するなりしておいた方がいいでしょう。

あるいは、可能なら、乗換時間に余裕がある便を選ぶのがいいかも知れません。

市内中心部寄りにある西口から見て、新幹線のホームは一番遠い場所になります。
元々、敦賀駅は北陸の入口だったこともあり、駅構内は割と大きかったです。
敦賀から新幹線や特急に乗る場合も、移動に時間がかかると思った方がいいです。

5分は見ておいた方が無難かと思います。


事前対策として…

  • 自分の乗換便を降車前に把握しておく

  • トイレ・買い物は事前に済ませておく

  • 可能なら乗換便は、時間に余裕を持たす

行き当たりばったりだと、恐らく乗換で混乱する可能性があります。
乗換前から先に書いたような準備をしておいた方が無難だと思います。

それでは、北陸で良い旅を…



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