#わたしが旅したキッカケ【修学旅行生と写真を撮りまくるこーた編】
こんばんは!旅サロンオーナーのこーたです!
先日、Twitterでやったこの企画。
「#わたしが旅したキッカケ」
「#私が旅したキッカケ」
こちらのnoteでは、みなさんがツイートをまとめています。
旅サロン発信で、ここまで広がるのは嬉しいですね!
今日は、僕は旅を始めたキッカケを書こうと思います。
2011年19歳(ツイートの18歳は間違いですね。笑)
それは初めて僕が『旅』をした時でした。
『旅』と『旅行』の境目みたいなものが僕の中にはありますが、みなさんそれぞれ持っていると思うので、今日は僕の『旅』の初めてをお話させてください。
19歳の9月。専門学校の夏休みの時、小学生の時からの友達と修学旅行以来の京都へ行きました。もともと歴史好きだった僕は、神社寺仏閣好き。京都へ行くまでは、修学旅行で行けなかったたくさんのお寺や神社を回ってやろうと意気込んでいました。
当時、岐阜県に住んでいた友達とは京都駅集合。
竜王(地元)の駅から初めての夜行バスに乗ったのもこの時でした。
18歳の時に、原付で36時間ぶっとおして山梨⇄下田往復という馬鹿げた旅もしていましたが、あれは高校の時の仲間とやったので、事実上ひとりで行動をする最長距離も今回の京都でした。
朝6時頃、京都駅に到着。友達とは9時頃待ち合わせをしていたので、3時間ほど京都駅周辺をぶらぶらしていました。すると、9月にも関わらず修学旅行生がたくさんいる事に気がつきました。そこで、はたと僕の頭の中に神からのお告げが舞い降りてきたのです。
「あれ?この子達と写真撮りまくったら面白くない?」
36時間ぶっ続けで運転をして下田に行くようなアホな僕ですから、このアイディアはなかなか面白いんじゃないかと、抹茶フラペチーノ片手に我ながら関心していました。(抹茶フラペチーノデビューもこの時)
そして友達と久しぶりの再会。会ってすぐに
「俺は修学旅行生達と思い出を作りたい」
彼にそう伝えました。ここでアホなのが僕の友達。
「いいね。写真でも撮る?」
我が友よ!アホの仲間はどうやらアホなようです。
ということで、適当なカフェに入り作戦会議。
歴史好きの僕なので、絶対に行きたいお寺がありました。そのお寺を中心に修学旅行生が多そうなところをピックアップ。自分たちの修学旅行の時に行ったところは避けたかったのですが、修学旅行となると定番どころを攻めるのがいいだろうと言う事になりました。
清水寺
金閣寺
太秦映画村
この3つを押さえておけば良い写真が撮れるはず!とテンション爆上げ。
最初は京都駅から一番近い、清水寺を攻める事にしました。
狙い通り。
「いるじゃねぇか。修学旅行生」
息巻く友人。
だがここで問題が・・・。
『どっちが話かけるんだ』
人見知りな友達。
人見知りしない俺。
多数決結果は歴然でした。
いきなりJKに声をかけるのは、なんだかやばい匂いがしたので(まだ俺は19歳だっただから大丈夫なはず)、JD(男子高校生)に恐る恐る声をかけてみる。
「あの〜・・僕たち、今修学旅行生を写真を撮る旅をしてるんですけど・・・」
「あ、はい」
「よかったら写真・・・撮りませんか?」
「・・・」
「いきなりごめんなさい!大丈夫です!」
こーた撃沈。友人のところへ逃げるように戻り、作戦会議。
修学旅行と言えば、班行動だろ。少人数で動いている人たちより、ある程度固まってたほうがいいはずだ。最低5人のグループにしよう。
友人は人見知りだが、頭はよく回るやつだった。実行隊長はもちろん俺。
「あの〜・・・僕たち修学旅行生と(以下略)」
「え!面白そう!」
(なんやこのJK・・・ノリが神)
と言う事で記念すべき1枚目がこちら。
作戦どおり、5人グループを狙い見事成就。JKにびびってましたが、男子より女子の方がノリがいいと踏んだ僕たちは、JKに照準を定め、JKを探して歩きました。(今思うと完全にやばい2人組)
しかし、清水寺作戦はこの1枚で終わってしまいました。まだ時間は早すぎて全然人がいなかったのです。
続いて向かったのは、三十三間堂。ここは、僕個人的に京都の中で一番好きなところで京都に行ったらかならず寄ります。
三十三間堂も、まだ人が少なく撮れたのはたったの1枚。
まだ時間が早すぎて、修学旅行生はいないと判断した僕たちは普通に観光しました。
南禅寺
そして翌日、次なる作戦にでました。それは京都旅ど定番『金閣寺』。
結果だけ先に言いましょう。
『『 大成功 』』でした。
色々話をしても長くなるので、一挙に写真を載せますね
最後はJKに囲まれました。この笑顔。笑
ちなみに、金閣寺では男子高校生(JD)の方がノリがよかったです。
3日目も作戦通り、太秦映画村へ。ここでは、『ヒーロー』になりました。結論を言うと、坂本龍馬と宮本武蔵に扮装した結果、働いている人たちに間違えられて
「写真撮ってくださ〜〜い!!きゃー!!」(きゃーは幻聴)という黄色い(黄色くない)声援に囲まれました。
ちなみに、少し写ってる私服の大人の方は引率の先生でした。ちょっと構えてよ!なんて言われ、刀の構えも知らないのに調子にのりました。
おまけも載せときます。
一番右の方は、本物のキャストさん。かっこいい。
そして旅の最終日4日目。ラストスパートかけたいよな。とアホ2人のアホにラストスパートがかかった状態で、再度清水寺へ。時間が悪かったのが敗因だと思ったので、昼過ぎを狙いました。
作戦通り。
友人の頭の回転の早さがこれほど頼もしいと思った事は生涯ありません。
僕らはたくさんの修学旅行生と素敵な思い出を作る事ができました。7年後にこうして振り返るとは思ってもなかった、本当に良い思い出です。僕の旅の原点になったのです。
最後はJD3人組。(この当時から、俺の右は刈り上げ、左が長い髪型は変わってない)
実はこの旅の2年後の2013年。浅草ひとり旅で、修学旅行生と写真を撮る旅第2弾を敢行しました。その時の写真を探したのですがどうやら日本にあるので、今度帰国した際に追記しておきます。
僕は、この京都と浅草での『修学旅行生と写真を撮る旅』で人と出会う事の面白さ・素晴らしさを知りました。
彼らの連絡先も知らず、もちろん名前も知りません。
本当にこの時限りの出会いだったのですが、あんなにも楽しかった事は19年の人生でありませんでした。
旅の出会いは『一期一会』なんて言いますが、本当にその通りです。
もう7年も前ですから、高校生だった彼らも24歳くらいになっているでしょう。僕らの存在なんて彼らからしたらミジンコのようなものかもしれません。
でも僕の心の中には、名前も知らない彼らとの思い出がハッキリと残っています。そんなかけがえのない出会いを求めて、僕は旅を続けているのだと思います。
この旅以来、僕は『行った先で友人をひとり作る』事をしてきました。
おかげで今では、日本だと43都府県に友達がいます。
中には、よく連絡もとる人もいれば、旅をした時に連絡をとる仲間もいます。そんな仲間達は僕の宝物です。財産です。
そんな大切な事に気づく事ができた旅が、この京都でした。
#わたしが旅したキッカケ は、『修学旅行生と写真を撮る旅』です。
みなさんの、旅したキッカケもぜひ投稿してくださいね!♪
旅サロン こーた
追伸
この旅をキッカケに、僕の人見知りネジはどこか遥か彼方へ消え去ったようで、僕のナンパの原点もこの旅だったようです。のちに、僕のナンパの師匠が現れる事になるのは、また別のお話。