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【中国トレラン通信05】PANDA Trail by UTMB®︎ 2020.11.22 vol.02

2.受付〜レース前日

全てのカテゴリーの受付は、成都から北西に車で1時間ほど行った世界遺産に登録されている都江堰の南橋。
この南橋は、DPT(168km)とMPT(106km)のスタート地点、そして全カテゴリーのゴール地点だからメイン会場。
都江堰は、国家歴史文化名城にも指定されている古い街だが、2008年の汶川大地震では震源に近く大きな被害をうけた場所でもあるんです。

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さて、受付ですが、私が参加したKPT(50km)は11月22日の日曜日がレースなので11月20日の金曜日10時〜20時、11月21日10時〜17時と2日間に分かってスケジュールされていました。会場付近では今回の大会のマスコットキャラクターのパンダが至る所でお目見え。受付案内もデカデカと記されてて分かりやすい。

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受付の入り口では、まず体温測定と健康カード(QRコード)の提示が求められます。

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問題なければ、中へ案内されてから①身分証明確認→②健康診断書(血圧と心電図)→③PCR検査の結果の提出→④強制装備確認→⑤GPS機器の受け取りとデポジットの支払い→⑥ゼッケン受け取り→⑦ゼッケンのセンサーチェックという流れ。また、会場には日本語ができるボランティアもいました。

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受付を済ませたら大会が用意してくれる車(事前に受付会場で予約が必要)で都江堰から車で約1時間程度のところにあるスタート地点の水磨古镇へ移動。

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私が参加するKPTは、日曜日がレースなので多くの選手は土曜日にゼッケン受けるためか、私が受付した金曜日は人が少なく、水磨古镇への移動する選手がある程度集まってからの出発だったために1時間以上待たされました。私達が外で待っているとボランティアスタッフが寒いからといって会場設備の輸送で使っていた車で休んでいいよと場所を提供してくれ、車内で休憩。外は寒くて身体が冷えてきていたのですごく助かりました。その後、私を含め3名しか集まらず、結局スタッフが車でスタート地点の水磨古镇へ送ってくれることになったのでした。

ホテルにチェックインをしてから夕方から水磨古镇をお散歩。
この水磨古镇ですが、四川省アバ・チベット族羌族(チャン族)自治州 にあり、チベット族羌族(チャン族)の文化が融合した珍しい建築物などが見られます。

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KPTのスタート会場となる水磨古镇は、DPT(168km)とMPT(106km)のDrop bagとチェックポイントです。会場では、マイクのチェックや飲料や食料などのエイドの準備が着々と進められていました。

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この日の夕食は、気温が下がり寒かったのでこの辺りの郷土料理である豆腐料理である「豆花」。石鍋料理で、豆腐+燻製ベーコン、豆腐+トマトなど、野菜や肉など具沢山な米線で冷えた身体を温め、ホテルに戻り早めの就寝。

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翌日朝は、朝から雨。朝食はローカルの面屋さんで牛肉面と菜包(野菜マン)を食べ、その後は少しお散歩。お昼はお腹が空かないから朝に麺屋で買った蒸しケーキやバナナで済ませる。

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午前とお昼にかけて部屋で翌日の装備の準備。そしたら、久々のレースだから感覚が劣ってて、意外といろんな物を忘れていることに気づく羽目に。ここ最近は、レース前日は少し走ったり歩いたりして程よく体を動かしているので買い物ついでにお散歩に出かける。この散歩途中で公園を通り抜けようしたのが運の尽きで、公園の石畳の上を歩いていると苔でつるつるしていてて、「あ、滑るなぁ〜、気をつけないと!」と思った瞬間にお尻からずっこけてしまった。一瞬、頭の中を「翌日のレースなのに!怪我しなかったかな」と心配事がよぎったけど、幸い打ち身だけで神経や筋肉を痛めなかったので良かった。

会場付近に行くとマイルのDPT(168km)が開催されていて選手がCP4に到着していた。みんな前日夜から雨に打たれて寒そうだし、ウエアは泥んこまみれ。このCP4ではドロップバックがあるから皆んなここで綺麗なウエアに着替えていた。

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そして、レース前日の夜ごはんは早めに取り、麺と酒粕のお汁粉でカーボローディング。

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雨は止む気配もなく、気温も徐々に下がりだし、レース当日は氷点下、みぞれの予報も。
さて、レース当日はどうなるか!(つづく)


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