瀬戸内海で2番目に大きな島にはのどかな景色が広がっていた 小豆島旅行記#2
前回に引き続き,小豆島の旅行記をお届けする。
Day2
日本の原風景を見る
小豆島の中心部にある中山地区には,中山千枚田と呼ばれる棚田や農村歌舞伎の舞台などがあり,日本の原風景が見られる。
農村歌舞伎舞台の近くには散策マップも掲示されており,決められた場所であれば観光客も棚田の中の道から里山の景色を愉しむことができる。
島に広がる渓谷美
昼食ののちは,日本三大渓谷美のひとつとして有名な寒霞渓へ向かった。午前中に行った美しの原から車で行くこともできるが,麓まで行きロープウェイからの眺望を愉しみながら寒霞渓へ登った。
島から見る夕陽は美しい
寒霞渓を下りたら夕暮れ時も近づいてきたので,海沿いをまわってゆっくりと夕陽スポットへ向かった。島から見る海の景色は美しい。朝よりも雲量が増えているものの,そんな美しい海越しの夕陽に期待を膨らませる。
日没の時間が近づくと雲の量は増えてきてしまい,夕陽は雲に隠れてしまうかもしれないとも思いつつ島の夕陽スポットへ向かうと,雲の隙間から美しい夕陽が出ており,橙色に染まった美しい夕暮れ空を見られた。
Day3
醤の郷
小豆島に数多くある名産品のひとつに,醤油がある。特に,小豆島の南東の坂手地区には多くの醤油工場があり,その中でもマルキン醤油では醤油づくりについて学べる醤油記念館があるので,3日目の午前中に行くこととした。
オリーブの島
オリーブが有名な小豆島だが,島の南部には,日本で初めてオリーブを栽培したオリーブ園を隣接する道の駅 小豆島オリーブ公園がある。瀬戸内海を見下ろす丘の上にたくさんのオリーブの木々が栽培されている景色は,公園内にあるギリシャ風車と相まって,まるでヨーロッパかのようで美しい。
迷路のまち
土庄に戻ったら,フェリーの時間まで土庄の街を散策した。土庄の街には,海賊の侵攻に備えて形成された複雑に入り組んだ路地が残っており,迷路のまちと呼ばれている。
そんな土庄は,アニメ「からかい上手の高木さん」のモデル地となった場所でもあり,アニメにも登場した場所を探しながらの散策を楽しんだ。
小豆島を発つ
土庄の街を散策して土庄港に戻ってきたら,岡山行きのフェリーで小豆島を発つ。
土庄港の高速艇のりばの上にある「とのしょうBASE」には,アニメ「からかい上手の高木さん」に関する展示がされているということで,フェリーに乗る前に立ち寄った。
土庄港からフェリーで小豆島を離れ,岡山に到着した翌日には尾道へ行ったが,その様子はまた次回。