たくさんの「もがき」から気づいた自分の大切な想い。POOLO NEXT体験談
こんばんは!POOLO NEXT運営事務局です。
プログラムに興味を持って下さりありがとうございます。プログラム参加の検討をするにあたり、過去参加者の活動内容や入った理由について詳しく知りたいという声を多く貰いました。今回、将来観光の業界で事業を作りたいと思っている松本さんにインタビューをさせて貰い、事業を生み出す「もがき」について聞きました。現在、観光の業界にいないけれど、近い将来観光に関わる事業を作りたいと思っている人はぜひ読んで見て下さい。
Q.自己紹介をお願いします!
POOLO NEXT1期に参加した松本です。大学時代の留学を機に、海外旅行が好きになり、世界一周含め国内海外と旅をしてきました。キャリアでは一時期だけ旅行会社にはいましたが、いくつかの職を転々とする中でほとんどの自身のキャリアを観光業界とは違う業界で過ごしてきました。
Q.POOLO NEXTに入った理由はなんですか?
観光業界にほとんど関わってこなかったことはお伝えしましたが、自分で事業を生み出すということも経験がなく、「観光業での事業創出」は自分にとって未知のものでした。不安はありましたが、旅をしているときに漠然と感じていた観光に携わる仕事がしたいという思いがずっとあり、それを諦め切れずにいたところPOOLO NEXTという存在を知り参加するに至りました。
Q.実際にどんな活動をしていましたか?
活動期間は楽しく苦しいことの連続だったなと感じています。ただこの経験は自分の人生の経験としてとても濃く大事な時期になったことは間違いなく、今の自分に変化と少しの自信をもたらしてくれたなとも感じています。
Q.講義についてはいかがでしたか?
事業を生み出すということは自分とは程遠いものと感じていたので、特に初めの方の講義は気負って望んでいたと思うのですが、何回かの講義を経て、講義のに内容がスッと入ってくるような、そして聞いていてワクワクしてくる感覚を覚えるようになりました。どの講師の方の講義も純粋に楽しみながら聞くことができ、「こんな考え方があるのか」といった気づきを得たり、「こんな経験が今につながっているのか」とより事業というものを近く感じれるようなきっかけを得られたと思っています。
Q.他の参加者との関係や関わりについて教えて下さい
POOLO NEXT1期は比較的少人数だったこともあり、一人一人と密に関わることが多かったなと思います。チーム制だったので、その中でも同じチームのメンバーとの関わりが深く、お互いの事業案を良くしていこうという気持ちを持ちながら接することのできる関係性でした。もちろん自分の事業をどのようにしていくかが最終目標ではあるものの、それと同じくらいチームのメンバーの想いというものをどのような形で事業という形で昇華できるのかと考えることも大切に取り組んでいました。
自分の歩みが止まってしまった時も引き上げてくれたのがチームメンバーであり、そういう関係を持つことができとても心強かったです。
チームの話をしてきましたが、チームの垣根を超え、NEXT全体としてみんなでいいものを生み出そうという感覚があったのではないかなと思っています。
Q.メンターはどんな方でしたか?
各チームに1名メンターの方がついてくださり、月に一度自らの事業を伝えそれに対してフィードバックやアドバイスをいただく機会がありました。
実際に事業を生み出し、様々な経験をしてきている方々なので、メンター会の度に自分には全くなかった角度からの意見をいただき、新たな視点を得られるとともに、多くの宿題をいただくの繰り返しで、事業を生み出す難しさを肌で感じることのできるとても貴重な時間でした。
また、活動期間中に何度も自分の事業に悩み形を変えていった中で、その変遷を理解した上で自分にあった方向性を一緒に考えてくれ、対等な立場で一緒に伴走してもらっている感覚でした。
Q.印象に残っていることやPOOLO NEXTでの変化を教えてください
期間中の自分を表す言葉としては、「もがき」だと思っています。これまで書いたように講義の刺激や、メンバーとの深い繋がり、メンターの方からの貴重なフィードバックと、たくさんの印象に残っているものの中で、一番印象に残っているのは、自分自身が事業を形にしようと考え、進んだり止まったり戻ったりを繰り返していたことでした。ここまで本気で苦しみもがいていた自分を初めて見たような気がします。それほど自分事として考え、本気で観光に何かしらの自分の形で表現をしたいと思えていたのだなとこうやって振り返ってみて感じています。
実際に活動期間中はたくさん悩み苦しい「もがき」でしたが、後に残ったのはその「もがき」から得られた、事業を作る難しさ、考え続けることの大切さ、自分の想いを共有する仲間を持ちたくさん話すことの大事さでした。
事業を含め、何かを生み出す大変さを知ることができ、その生み出したいものに向かい続ける自分の想いを共有できる仲間の大事さを改めて知れたことが大きな変化かなと思っています。
Q.最後にPOOLO NEXTを終えて今の状況を教えて下さい。
当初のPOOLO NEXTとしての目標である事業創出とは程遠く、まだそこには達せてない自分の現状に気づき、そこへ繋がる次の一歩を踏み出すことにしました。
現在は地域おこし協力隊として、秋田県に移住し、地域の宿泊を含めた複合施設の状況を改善するというミッションを持って活動しています。
この一歩はPOOLO NEXTに参加してなかったら実現できてなかったことです。
これまで書いてきた、POOLO NEXTで得たものをこの活動やその先にある自分の観光に携わり何かを生み出したいという想いに繋げて進んでいければと思っています。
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