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【3月6日、7日も開催されます!】世界一周の夢を叶えるコンテスト「DREAM」学生たちの熱き挑戦に迫る

こんにちは、ライターのROROです。普段はフルリモートワーカー会社員として、場所にとらわられない働き方をしています。

世界を自由に旅できなくなった今、少しでも旅気分を味わいたいと思い、日本最大級の旅イベント「BackpackFESTA」に参加することに。そこで私は学生たちの熱い想いに心揺さぶられる経験をしました。「BackpackFESTA」の目玉コンテンツでもある、世界一周コンテストDREAMで学生たちが語ってくれた旅への想いをお届けしたいと思います。

「BackpackFESTA」とは

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今年で11回目を迎える、全国の若者が集まる日本最大級の旅イベント「BackpackFESTA」。TABIPPOがまだ学生団体だった頃から毎年欠かさず開催しているイベントです。旅の魅力を伝えることで、 たくさんの若者に旅への一歩を踏み出してほしい、そんな想いから始まりました。

今年のテーマは「僕らはまた、旅に出る」

世界がすっかり変わってしまった今、 私たちの当たり前はなくなった。
 でも「旅」ができなくなったわけじゃない。旅にはいろんな形がある。
 海外に遠出することだけが旅ではない。
なぜか心惹かれる景色、地域の絶品、 あたたかい人たち。
たくさんの出会いがある旅は 私たちの人生を色鮮やかに彩る。
変わり果てた世界にいるからこそ、 真っ白なキャンバスに色をつけるように 新しい世界を自由に描いていこう。このイベントは、あなたの再出発の日。 人生の中に「旅」という新たな選択肢が生まれるはずです。

昨年までは全国各地でイベントを行っていましたが、今年は初のオンライン開催。世界中を旅したゲストによるトークライブ、世界一周の夢を叶えるコンテストDREAMの決勝戦、BackpackFESTA参加者交流会のコンテンツを用意しました。

無料コンテンツday1追加

有料コンテンツday1追加②

トークライブ

世界中を旅したゲストによるトークライブ。これからの新たな挑戦の参考になる 話や、次の旅先を決めるヒントになる話 など、幅広いジャンルのコンテンツをご用意しております。

コンテスト

世界一周の夢を叶えるコンテストDREAMの決勝戦。4名の学生のプレゼンテーションの後、ご覧いただいた皆さんの投票で優勝者は決まります。優勝者には世界一周航空券を贈呈します。

交流会

オンライン上でのBackpackFESTA参加者交流会。イベントの感想やこれからの旅の話など、自由に語り合いましょう。ゲストが飛び入り参加してくる可能性もあるのでお楽しみに。

世界一周の夢を叶えるコンテスト「DREAM」とは

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世界一周を夢見る学生にそのきっかけを与えるコンテスト「DREAM」では、自身の世界一周や夢に対する想いを語っていただきます。

最優秀賞受賞者には世界一周航空券が贈呈されるという、まさに夢のコンテスト。これまでに多くの学生が熱い想いを語り、世界へと旅立って行きました。優勝者は視聴者の投票で決まるということもあり、学生たちの夢を叶える瞬間にリアルタイムで立ち会えることができます。

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ファイナルは、day1~3全ての日程で開催され、今回の最優秀賞は各ブロックから1名ずつ、計3名が選ばれます。本記事ではday1に行われたAブロックの4人の学生たちのプレゼンの様子をお届けします。

▼ファイナリスト4名の意気込みはこちら

グローバル教育の異端児、後藤。/後藤健太郎

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私、後藤健太郎と申します。小学生の頃から世界一周をしたいと思い、自由研究では「Around the world」を作り、自分が行きたい50カ国の調査をして楽しんでいました。

中高では部活と勉強に勤しんで、大学生になって振り返ってみたときに、世界一周をしたいのにグローバル教育で何も学べていないことに気が付きました。

日本文化を正確に知ることができてない。これが教育の現場です。

検索すれば分かることを教えて、何がグローバル教育なんですか。私は絶対にこのグローバル教育を変えてやると思いました。文化はよく氷山に例えられますが、検索すれば出てくる情報を表層文化と言い、価値観や歴史観、検索しても分かりにくい人間の心理・行動面を深層文化と言います。

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グローバル社会の中で自文化を伝えて他文化を理解する心を教育することが最重要項目であると考えました。ですが、他の文化と触れ合わないと自国の文化の再認識が難しいといった問題も出てくる。

これは、日本の国内でも起こり得ることで、人の行動面心理面に関しては他との差異があることで明らかになります。

将来のグローバルティーチャー後藤が世界一周しなければいけない理由

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私が世界一周をする理由の1つ目は、検索しても分かりにくい深層文化の再認識をすること。2つ目は価値観が違う人と触れ合うときに、どのような気持ちでいるかを理解することです。

これら2つがあれば自分で考える人を育てることができるんです。そして、私が世界一周でやることは2つあります。

1つ目はBarやパブなど、初対面の人が話しやすい場所に行くこと。私が好きな趣味についての雑談を行って、日本との文化の違いを無意識的に楽しもうと思っています。

2つ目はカウチサーフィンを利用すること。その国独自の価値観や歴史観などの行動心理面・深層文化を具体的に聞いていきたいと思います。この2つを終えて私が生徒に還元することは、世界一周の経験ではないんです。

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旅の話を聞きたいと思ってる人がいる一方で、世の中全員が旅や旅人に興味があるわけではない。アメリカでの旅の経験を話したとしても、旅が好きでない人は興味を持たないと思うんです。

ですが、旅に興味のない生徒にも私の旅を還元できる方法があるんです。それは「旅で得た異文化に属する人との関わり」を話すこと。

私は異文化理解の心を身に付け、一人歩きしているグローバル教育に革命を与えたいと思っています。

旅に学びの楽しさを/小堀正太

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旅が大好き、こぼ先生です。旅に学びの楽しさを加える世界一周をします。

早速ですが、あなたはどうして旅に出ますか?私が旅に出る理由は、「学びのワクワク」を感じられるからです。初めてワクワクを感じたのは中学校の修学旅行で奈良に訪れたとき。当時の私が出会ったのは、世界最古の木造建築「法隆寺」。私は柱が「エンタシス」になっていることに気が付きました。

「エンタシス」とはギリシャで生まれた建築美術で、ギリシャからシルクロードを通って中国に、中国から海を超えて日本に伝わってきた柱のことです。

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たまたま見ていた歴史漫画の小さな一コマに描かれた「エンタシス」が現実世界で繋がった瞬間がたまりませんでした。このワクワクこそ私が社会科の虜になり、もっと旅をしたいと思ったきっかけだったのです。

学んだ知識は旅を豊かにします。

歴史の知識と旅に学びが掛け合わされば、目の前にあるワクワクをスルーせず楽し尽くせる。

旅に学びの楽しさを。これこそ私が旅に出る理由です。

スーパー生配信授業を届ける世界一周

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こぼ先生はスーパー生配信授業を、世界のさまざまな場所からお届けします。社会が苦手な人が揃って口にするのは「暗記ばかりで面白くない。どうせ忘れるし覚える意味がない」という言葉。世界は楽しい旅をもっとワクワクさせてくれるのに。

それなら私が世界に飛び出し、学びのワクワクを届ける授業をしようと思いました。旅に魅了され、社会科に没頭し、学びのワクワクを知った私だからこそ、あなたに伝えられる授業がある。

「世界七不思議のひとつ、ピラミッドを作った古代エジプト文明はどのくらい繁栄していたの?絶対王朝の象徴ベルサイユ宮殿、そこに住んでいた太陽王はどんな生活をしていたの?」

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こば先生による資料集を超越するオンライン授業。もう暗記だけの社会の授業を終わりにしませんか?

こぼ先生はあなたの旅をグレードアップするコンテンツを世界中で発信します。

もう一歩踏み込んだ旅に、あなたの旅に革命を起こすことを誓って今日の授業は終わりです。次の授業は自由の女神の冠の中から生中継し、あなたのために学びの楽しさをお届けします。

Crazyで世界一心が広い人/荘禮陽

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みなさんこんにちは、荘禮陽です。僕は変わった体験をたくさんしてみたいCrazyな男なんです。

日本でCrazyこと「害児」と呼ばれたこともあります。僕は中学生の頃いじめに遭っていました。剣道部の試合で負けると先輩に、「外国人だから負けるんだよ」と言われたこともあれば、頑張って受験勉強をして第一志望に合格したのに「不正したんでしょ」と言われ、実力が認められなかった経験もあります。

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僕はおっしゃる通りCrazyです。もう周りが僕のことをどう思ったって、どうでもいい。自分らしくCrazyのままでいい。周りを気にしなければ、たとえ変わり者扱いをされたとしても、いつか笑える日が来ます。

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高校に入った僕は剣道で銅メダルを獲得し、大学では海外ボランティアツアーを運営して、自分がやりたいことを思う存分楽しんでいます。僕には僕なりのCrazyの定義があるんです。

それは世界一心が広い人になること。

今まで出会った食べ物や人や景色など、どんな人、どんな文化でも受け入れられる、とても寛容的で差別や偏見を持たない人になってみたい。

Crazy×世界二周

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世界一周のテーマは、Crazy×世界二周。

一周目は、この世に存在していて少し変わってるなといったものを体験するための世界一周です。

先住民の方にふんどしを借りて一緒に写真を撮りたいし、アゼルバイジャンにある石油風呂に浸かってみたい。体験することは同時に、旅人としてCrazyになることであり、自由になること。そして世界一心が広い人にもなれます。

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しかし、自分が世界一周して自己満足をしても意味がないんです。世界に何か貢献したいので、僕の世界二周目のテーマは、世界中にクレイジーを増やす

僕は将来国連で働きたいと思っています。国連の舞台でCrazyな人を増やしたいし、みんな心が広い人になってほしい。世界一周で得た経験や知識や感動、挫折を元に、自分が世界に対して何をしたいか見つけてみたい。

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そして、世界をもう一周して人々に身近に寄り添い貢献します。

必ず10年後20年後、ドリームな世界を実現するために活躍してみせます。

最後に視聴者の方にお願いがあります。Crazyになっていただけませんでしょうか。一緒に世界を変えよう。

頑張る若者応援団長やってます。/小松航大

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こんにちは、頑張る若者応援団長こと小松航大です。僕の夢はみんなが一緒に前に進める世界を作ることです。世界中の夢を集める世界一周の旅をします。

僕は香川県の田舎に生まれ、温かい人に囲まれ笑うことが好きで、いつも何かワクワクすることを探していました。高校生の時にヒッチハイクで旅に出会い、自分の知らない世界やたくさんの人に出会うことで価値観が広がり、もっと広い世界を見たいと思い、世界へ飛び出したんです。

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ですが、アフリカで首絞め強盗に遭い、急に背後から首を絞められました。

8人ほどの集団に四方八方から殴られ蹴られ、どんどん意識が朦朧としていく中、走って逃げる友だちの背中を見て僕は絶望したんです。アフリカでひとりぼっちにされて、周りの人全てが怖く感じ、背後を気にして歩くようになり、希望なんてどこにもなかった。

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そんな僕を救ってくれたのはエチオピアでの出会い。地元のレストランで事件の話をしていると、お店を経営しているお母さんが優しく話を聞いてくれて、家へ泊めてくれることになりました。

国籍も何もかもが違う僕のことを家族と呼んでくれて、ひとりぼっちで不安だった僕の心を優しく包み込んでくれて。そのときに言われた「頑張ってね。いつでも帰っておいで」という言葉が、僕の背中を押してくれました。

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人生で初めて死を感じた僕は、これまでのことを振り返り、いつもたくさんの人に応援されていたことに気がつきました。周りの友達や家族が頑張れと優しく背中を押してくれて、自分は一人じゃないと。みんなが与えてくれた応援がいつも僕の自信に変わっていました。

若者の応援団長として世界中の応援を集める世界一周

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世界にはかつての僕と同じようにひとりぼっちで悩んでいる若者がいます。今まで世界中のいろんな人に応援されてきたからこそ、今度は誰かに返す番だと思ったんです。

僕が経験してきたからこそ共感できる、若者の応援団長として世界中の応援をサイトにまとめ、SNSやYouTubeを使って世界中に発信していきます。

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世界中に応援の輪を広げることで、前に向かって進んでいける人を一人でも増やしたい。

自分に自信を無くしてどうすればいいかわからない人が、前に進めるきっかけを作りたいんです。

社会が不安定な今だからこそ、僕が頑張る若者応援団長として世界中の応援を集め、今悩んでいる若者に届けます。これが僕のドリームです。

視聴者によって優勝者が決まる、運命の瞬間

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世界一周コンテスト「DREAM」の投票をするのは、視聴者です。4人のプレゼンを聞いて、この人の世界一周を心から応援したいと思った1名に投票をするといったルールがあります。この一票が彼らの人生を変えることに繋がります。

「BackpackFESTA」の最終コンテンツとなった結果発表の時間。1,100人の中から勝ち残った4人。世界一周をこの手に掴むプレゼンターは果たして誰なのか。

それぞれのプレゼンターが溢れそうな想いを抱える中、行われた結果発表。

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最優秀賞を受賞したのは、「世界中の夢を集めたい」と自身の想いを語ってくれた、小松航大さん。

小松さんの想いが、今悩んでいる若者に届くようにこれからの挑戦を温かく見守っていきたいですね。

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そして優秀賞の発表の時間です。優秀賞は「世界のさまざまな場所から生配信授業をしたい」とプレゼンをしてくれた、小堀正太さん。

小堀さんのプレゼンを聞いて、生配信を見てみたいと思った方も多いはず。世界各地からどんな楽しい学びを届けてくれるんだろうと、視聴者にもワクワクを与えてくれました。

受賞はしなかったものの、後藤さん、荘さんを賞賛するたくさんのコメントがチャット上で寄せられていました。

4名のプレゼンターのみなさんが語ってくれたDREAMは、たくさんの方に勇気と希望を与え、自分も一歩を踏み出してみようと思えるきっかけを届けてくれたのではないでしょうか。それぞれの夢に向かってこれからも突き進んでいってほしいですね。

▼プレゼンター4名のSNSはこちら

後藤健太郎さん Instagram
小堀正太さん Instagram
荘 禮陽さん Instagram
小松 航大さん Twitter/Instagram

僕らはまた、旅に出る

世界一周コンテストも終わり、「BackpackFESTA」の1日目が閉幕となりました。ファイナリストには残らなかったものの全国から1,100人が自身の世界一周への想いを語ってくれた世界一周コンテスト「DREAM」。

私たちの知らない努力や葛藤、喜びや悲しみが数えきれないほどあったと思います。ひとりひとりがそれぞれの想いを胸に挑戦してきたこの数ヶ月は、きっとこれからの人生を変える大きな一歩の始まり。また新たな挑戦に向かって世界に羽ばたく学生が少しでも増えることを願っています。

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BackpackFESTA 2021 Day1は終わりを迎えましたが、Day2は3月6日、Day3は3日7日に開催となります。

世界一周コンテストDREAMも両日開催されますので、学生たちの世界一周にかける想いをぜひ感じ取ってみてください。

旅への自由が制限された今、ワクワクや刺激を感じることができず、悶々とした日々を過ごしている方もいるのではないでしょうか。

海外に足を運ぶことだけが旅ではありません。日常に物足りなさや刺激をほしいと感じている方は、「BackpackFESTA」に参加して、ワクワクした気持ちを取り戻してみませんか?申し込み・詳細は公式HPをご覧ください。

BackpackFESTA 2021 〜僕らはまた、旅に出る〜
日程:2月28日(日)、3月6日(土)、3月7日(日)
時間:13:00〜19:40
視聴方法:YouTube(有料ステージ)、Zoomウェビナー(無料ステージ)
チケット料金:学生1,000円 社会人2,000円
公式サイトURL:BackpackFESTA 2021 公式サイト

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取材・文:RORO
大学を卒業後、ピースボートで初海外、世界一周の旅に出る。帰国後、次は日本を知るために北から南まで約2年半旅をしながら働く生活を送る。その後、拠点を東京に移し活動を続ける。テレビ番組の映像編集、ライター、カメラマン、料理人など、多彩な顔を持つ旅を愛する自由人。訪れた国は29ヶ国、国内は45都道府県を制覇!旅するように働き、旅するように生きるがモットー。
編集:五月女菜穂
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