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過不足なく関わる
この言葉は自然がっこうを始めて10年。ずっと頭の中をぐるぐるとめぐっている。最近そのことについて考えていたのでメモ書きとして残しておきたい。
”過不足なく関わる”
子どもが何かを要求してきた場合や、手助けが必要だとアピールしてきた場合、大人としてどの程度関わるか!?を考える時に指針となる言葉だった。
ただこの言葉も曖昧と言えば曖昧で、正確な数字や時間が示されているわけじゃないので、どこまでも自分の経験則で探し出していく”尺度”だなと感じている。
過剰に接すれば、子どもからの要求はエスカレートしていき欲望が大きくなっていく。逆に放任、不足すれば子どもたちの気持ちがどんどん不安になっていく。
中道のように、その間が良いんだろうけど、その子の性格、年齢、自分への信頼度、これまでどれだけの時間を一緒に過ごしてきたか?でも、変わっていくものだと思っている。
だから僕はいつも「どちらが良い」という結論を持つより、「これで良かったのか?」と1日の終わりに振り返ることにしている。
そしてまた次の日、その振り返りを頭に置きながら、目の前の子どもたちと現場で実践していく。
そんな日々の中で、少しずつ自分なりの”過不足なく”が見えてきている気がする。