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特別編:6月2日は「弊社会長の誕生日」
こんにちは、ひなたぼっこです。
今回の「今日は何の日」は、弊社会長である越智直正のお誕生日を取り上げます。
公的記念日ではない、特別編です。
【弊社会長のご紹介】
越智直正:タビオ株式会社会長
メディアに出る機会が多い越智会長をご存知の方もいらっしゃると思います。ダン(現:タビオ)の創業者であり、靴下屋を一代で全国区のお店に築き上げました。とてもパワフルで、靴下にかける情熱は計り知れません。2021年6月2日で満82歳に。
5月某日、お誕生日やギフトをテーマに、越智会長にインタビューを行いました。インタビュー全編はこちらをご覧ください。
こちらのnoteでは、インタビューを通して私が特に心に残った部分をご紹介します。
ーーーお誕生日にまつわる、嬉しかったエピソードを教えてください。
一番嬉しかったのは、手紙やな。幼稚園の娘が「お父さんありがとう」って、あどけない字で。抱きしめたいくらい嬉しかった。
ああ、親ってみんな同じ気持ちなんだなぁ、と。
私はまだ親になっていないのでわからないけれど、私の母は幼少期にあげた手紙を未だに箱に入れて保管してくれているし、祖父母も手紙やイラストを家の壁に飾ってくれています。
親孝行が何もかもの原点やな。誕生日は親に感謝する日で、それができて初めて一人前になれるんとちゃうかな。
お誕生日って、産んでくれた親に感謝できて、自分の子供たちから誕生をお祝いしてもらえる、とても不思議で大切な日ですよね。
ある程度会社が落ち着いてからは、誕生日に仕事はしないようにしてたな。どんなに忙しくても、どんなに借金があっても、近くのお寺さんにお参りに行くとか。親と身体に感謝をして、自分を振り返る日に。
ーーーこの一年を、お寺さんに向かってありがとうございました、と。
そう、自分の身体にもな。足も何もかも、身体中に感謝を込めて洗って。今年も一年頼むでと。
両親や周りの人に感謝したら、次は自分の身体にありがとうを伝える。今、元気にここにいられることに感謝する。とても大事なことなのに、日々を何気なく過ごしていると忘れがちです。
1年に1回の節目の日に、毎日無事に生きている奇跡に感謝する。そして、気持ち新たに明日からまた頑張る。大事なことは、いつもシンプルです。
今回のインタビューを経て
会長がくりかえし語っていたのは「命をかけて産んでくれた親に感謝すること」と、「1年間頑張ってくれた自分の身体に感謝すること」でした。
あれが欲しい、これが欲しい、と物質的な豊かさを求めるのではなく、今ある自分の存在に感謝し、また次の日から生きるための節目として誕生日を過ごす。小さな神社でお祈りをし、これまで無事に1年を過ごせたことの感謝を伝える。
今回のお話には、実践しやすいシンプルさで、人間の中にある大切なものが詰まっていると思いました。
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