【中国乗り継ぎ】深セン宝安国際空港
今回の目的
・深セン宝安国際空港(以下、深セン空港)での国際線同士(香港、マカオ、台湾含む)の乗り継ぎについて体験談を紹介する
中国乗り継ぎにまつわる不安
中国での飛行機の乗り継ぎについては、いろいろな情報があり、特にビザなし渡航ができない2024年11月現在、出入国が必要なのかどうかはっきりせず、困ることがあるのではないでしょうか?
私も今回乗り継ぎにあたって、予約サイト(trip.com)では「渡航文書が必要」、「スルーバッゲージ不可」と記載され、インターネットで調べても中国での乗り継ぎは出入国必須という情報と上海や深センなど一部の空港では出入国不要という情報が出てきて、結局どっちなんだとなりました。出入国が必要な場合、ビザなし渡航ができなくてもトランジットビザ免除制度を使えば乗り継げるとは思いますが、乗り継ぎに必要な時間が長くなることは間違いなく、不安に思っていました。
そこで、今回は2024年11月の乗り継ぎ時の体験談を紹介します。
乗り継ぎの概要・流れ
飛行機の旅程
11/15
深セン航空 ZH728 新千歳空港 16:00→深セン宝安国際空港 21:25
乗り継ぎ 2時間45分
11/16
深セン航空ZH107 深セン宝安国際空港 0:10→ハノイ ノイバイ国際空港T2 1:15
結論としては、出入国不要でした。
新千歳空港でのチェックイン時に、ハノイまでの全旅程の航空券が発券され、係員にも出入国不要と言われました。なお、手荷物については預けていないので、スルーバッゲージ可能かどうかはわかりません。
なお、深セン空港での乗り継ぎは、少し不思議な部分もありましたが、基本的に動線も単純で、簡単に乗り継ぐことができました。
それでは、深セン空港での乗り継ぎ手順を写真付きで紹介していきます。
①深セン空港に到着
②「中转/transfer」と書かれた標識に従い、通路を進む
③通路の左側に乗り継ぎ専用カウンターがあるので、そこに入る。カウンターにいる係員にパスポートと搭乗券を渡し、顔写真の撮影を行い、指示があるまで待機。
※ここに搭乗ゲートを案内するモニターがあるので、搭乗ゲートの確認が可能(新千歳空港出発時には搭乗ゲートは不明でした)
④手荷物検査の準備が整い次第、前方へ進むよう指示があるので、再度別の係員にパスポートと搭乗券を提示した上で、手荷物検査を受ける
※手荷物検査時、液体にはさほど厳しくなかったですが、バッテリーについてはきちんとカバンから出さないと検査をやり直しになるようでした
※係員は簡単な英単語で話してくれるので、中国語がわからなくても心配不要だと思います
⑤手荷物検査通過後、エレベーターを利用して出発フロアに行く
※エレベーター以外の手段はなく、そのエレベーターは特定の係員がカードキーをかざさないと利用できない仕組みのため、係員の到着を待つ必要あり
⑥エレベーターで出発フロアへ上がったら、搭乗ゲートの番号が書かれた標識に従い、移動する
※①から⑥までの所用時間は約30分でした
なお、これは深セン航空同士の乗り継ぎの場合ですので、他の航空会社の場合どうなるのかわかりません。
また、深セン空港自体は非常にきれいで、21:00から0:00ごろまでの夜遅めの時間帯でもコンビニや飲食店、免税店が営業しており、特に困ることはありませんでした。
深セン空港での乗り継ぎ紹介は以上です。