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僕はより大きな魚を釣りたいだけさ

釣り人には色々なタイプがいるでしょうが私は単純により大きい魚を求めています。最初は30cmのアイゴが釣れても凄く嬉しかったですし、横須賀の海辺つり公園でイナダ(40~60cm程度の鰤の若魚)が釣れているのを見て大変憧れたものです。

初めて釣ったアイゴ  嬉しかったなぁ


魚影の薄い関東で釣りを始めた事もあってイナダを釣り上げるまでに時間はかかりましたが、初めて小田原の米神漁港でイナダを釣った時は嬉し過ぎて色々アドバイスをくれていた周りの釣り人みんなと握手をしました。

初めて40cm以上の青物を釣った時の喜びよ!


その後もシーバス(鱸)やクロダイなど東京湾のショアから釣れるメジャーな魚を釣り続けましたが、大きさを求める釣りをする以上、狭い海域に留まる事はできず日本全国を巡るようになっていきました。

釣りを始めて3年ほど経った頃、私はどうしても鰤が釣りたくなりました。40cm、50cmの魚は釣った事がありますが、80cm、90cmというサイズは未だ経験がなかったのです。そこで友人を頼って山口まで遠征に行ったのですがそこで泳がせ釣りについて深く考えるようになりました。

88cmのよく肥えた鰤でした


それまでも泳がせ釣りで色々な魚を釣ってきましたがこの釣法が大型の回遊魚を狙うのにも有効だと知りその技術をどんどん高めたのです。そしてその後4回の山口遠征を行い20本以上のワラサと鰤を釣り上げさらに大きな魚を求めるようになりました。

鰤以上の魚となるとまずはカンパチ、ヒラマサ、そしてキハダマグロでしょう。今までの釣具では闘いようがないので初めて高額投資をしタックルを揃えました。そして伊豆七島の遠征を繰り返しているのですが未だカンパチしか釣れずキハダマグロは姿すら拝んだ事がありません。そして2023年夏、釣りを始めて丸5年が経過しました。

最初の100mの走りは全く止められなかった!


何ヶ月か前に神津島に遠征に行きましたがその際推定140cmのシュモクザメがヒットしました。今までに経験のない強烈な引きで90cmの鰤など比べ物になりません。

サメを狙っている訳ではありませんがサメとの闘いを経験して以降、私の中には20kg、30kgクラスの青物がヒットした時のイメージが爆発的に広がりました。そして私のタックルがシュモクザメの強烈な引きに耐えた事でいつか訪れるだろう青物によるその瞬間に対する不安も少しは払拭できたのです。

もう30cmのアイゴや50cmのイナダを狙っている訳ではないので歓喜の瞬間はそう簡単に訪れませんが、青物で1mの壁を越えるべく引き続き自然界への挑戦を行っていきたいと思います。

「より大きな魚が釣りたい」その想いが生む結果を私自身楽しみにしています。






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