1ヶ月目の試練~お遍路たび㉛~
(この記事は2020年9月4日から四国のお遍路を廻った日記です。)
10月4日
今日で、まる1ヶ月経った!宇和島市津島町から41番札所「龍光寺」と、42番札所「佛木寺」まで30キロコース!
昨日、入口を間違えたましたが、正しくはこちらの旅館です!
明治15年創業だそう!(゚ロ゚)
ドライヤーもレトロ(ツボ)
別館に桜島の絵が、!!
我が故郷!(しんきんかん!)
さぁ、今日も歩きますわよ!
明け方雨が降ったので、遍路道ではなく、トンネル道を通ることにする。
そして、今日はおじちゃんはいない。わたし一人でトンネルやー!
1710m!前回の記録を塗り替えて、今まで最長ネルトン!
抜け出るのに25分かかった、、(長い)
おっちゃんとは8日間一緒の宿で、一緒に歩いてきた。父と同じくらいの年齢だと思うけど、話しやすくて(話さなくても気を使わなくて)良い方だった。
金沢出身という個人情報しか知らなかったけど、(実は名前もしらない😅)歩いたり、ご飯を食べたり、良い時間を共有できたと思う。
昨日は宿が違ったので、また次の宿で会うかもですね!と言ってお別れした。
国道56号線を24キロ、ひたすら歩いてお寺へ到着!
41番札所「龍光寺」鳥居をくぐって入る。
そして 登る、!
お稲荷さんが中央に祀ってある。
次のお寺までは約4キロ。矢印に従って遍路道をゆく。
中山池を淵を歩くコース。
途中まではすごく良いコースだった、が・・
しかし、途中から道が荒れだして、やっと出口というところで振り向いたら、「立ち入り禁止」なってた。。
遍路道はgoogleマップに載ってなかったりすることもあるので、要注意。行き当たりばったりか、いきあたりバッチリ!なのかは、運ですな。
ちょっと遠回りしたけど、秋の景色に出会えて、今日最後のお寺をお参り。
とここで問題発生。
実は昨日、このお寺の近くの宿に電話をするも、全然電話が繋がらず、、宿の女将さんに相談したら、ちょっと遠いけど、迎えに来てくれる宿があるからと紹介してくれた。
予約の電話の時、「〇×△の休憩所のところに来てもらえれば電話して!迎えに行くから!」とあまり聞き取れない方言で一方的に言われて、行けば分かるか、と「はい~」っと言ってた。
で、仏木寺のお参りが終わってもうそろそろ5時だし、とその宿に電話をしたら、昨日全然繋がらなかった宿にかけてしまって、(しかもちゃんと出た!)間違えましたー!と電話を切り、
仕切り直して予約をした方にかけると、
「そことちゃう!!遠すぎるから迎えに行けない!」
と言われてしまって絶望。
よくよく場所を聞くと、そこの宿はここからかなり離れていて、今から歩いて行けそうになく、「ハイヤーよびや!」と言われ、ハイヤー?踊らんわ。(タクシーのことだった。)と思いつつ、ちょっと考えさせてくださいと電話を切った。
そして、間違えましたー、と先ほど切った本命の宿にもう一度電話をしたら、素泊まりで良かったらいいよ、と言ってくれた・・
(*´Д`)泣
危うく宿なし路頭に迷うところだつた。。
予約したところのハイヤーおじさんにはお詫びの電話を入れて(素泊まりの予約でよかった)一件落着。
あーーーー、冷や汗かいた。
歩いてすぐの宿に着いたら、直前の予約にもかかわらずもミカンを用意してくれていた。(´;ω;`)
人も、景色も、道も、一期一会。
一か月にして試練の日でした。
山あり谷あり、
人生の縮図みたいなお遍路たびです。
後日談・・
ご高齢のおじちゃんは宿をするのが大変になっているらしく、夜は電話に出ない主義、になっているそうで。。(おーーーい!笑)
コロナで宿が比較的空いているので、前日予約が当たり前になっていたアダなのか、でも運がよかった!
行き当たりバッチリ!
これだから旅はやめられないのよねっ(*'ω'*)