二度寝の誘惑?そもそもの話
今回は、前回の投稿「二度寝防止=前夜の習慣」の続きです。
続きというか、そもそもなんで二度寝したくなるのかを掘り下げて、二度寝対策そのものがいらなくなるようなヒントにできればと思います。
こんにちは、タビィです。
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まずは、前回挙げた、二度寝する率を高くしてしまう要素4つに関して、簡単に対策を挙げておきます。
①起きた瞬間に楽しみなことが全くない
これは単純に起き抜けに自分が楽しめること、それかすぐスイッチが入るような作業、あるいは少なくとも苦にはならないこと、などを、前夜のうちにお膳立てしておくことで回避できます。
②その日やることのリマインダーが五感でインプットされる仕組みがない。
五感で自分にその日のスタートをリマインダーすることってとっても大事で、例えば、起きた瞬間に好きなことやりたいこと、実現させたいことが、すぐに目に入ってくるように、目につくところに貼っておくとか、目に入るところに道具を準備しておくとか、音声に吹き込んでアラームがわりに使うとか、やることリストを携帯の画面に設定するとか・・・とにかく憂鬱に傾きがちな自動思考が入る隙を限りなく無くすべく、工夫が必要です。
③前日(あるは前の週)に終わらせられなかったことが、やることリスト(To-Do List)の上位に来ている。
前日または前の週に終わらせられなかったことが、デフォルトでやることリストの上位に来ている。特に理由もなく、この状態が続いているということは、毎朝自動的に「前日の黒星」を目の当たりにして、前日の自分の尻拭いで一日を始めあるような仕立てになっているわけです。自責の念がスタートラインでは、モチベ上がるわけがありません。やり残したことが以前最優先順位なのか、それとももっと後に持ってきて良いようなことなのか、よく自覚する必要があるでしょう。前日にやり残したからといって、翌日に真っ先に済ませなければならないとは限りません。
④先の目標、特に数値化されやすい指標にばかりにとらわれている。
いつまでにいくら稼ぐとかそういう目標は、はっきり言ってそれがあと少しで達成されると言うところまで来ていない限り、さっと起きるモチベーションにはなりにくいです。現状との差ばっかりが目立って焦りを煽って、結果、そこから逃避したくなり二度寝に誘い込まれるパターンです。なので、まずは、自分にとって何が大事で、それをどうしたら叶え続ける日常、ひいては人生になるのかに焦点を当てましょう。
と・・・・
いろいろと提案しましたが、(今更なんですが)これは、あくまでも、普段睡眠が足りている状態での話です。
その上で、一時的な要因でモチベが下がりそう・・・みたいな時に「一時的に騙し騙し凌ぐ」ための提案でしかありません。対症療法です。
先にあげたような二度寝の誘惑は、もっともっといろんな形でいろんなところに隠れているでしょう。そのたびに、モチベーションを維持する努力なんかしてたら、それだけでガス欠がすぐに来てしまいます。
で、そもそもなんですが。
自分がやっていること、目指していること、実現したいと思っている状態、そういったものは、自分の本質に本当に無理なく合致していますか?
慢性的な二度寝の誘惑は、実は、この↑リトマス的な質問を投げかけてくれてます。
そもそもですが、本当に自分の価値観に沿った自分らしいゴールを見据えて、日々そちらに進んでいれば、先に挙げたような二度寝のトリガー自体現れにくくなります。
なので、慢性的な二度寝の誘惑に抗ってごまかして何かに取り掛からなければいけない、そのためのモチベーションを維持しなければいけない、そんな心理状態なら、もしかして自分が今目指しているのは、自分がなりたい「理想の自分がいるべき状態」に過ぎないのであって、必ずしも自分が素直に欲しているものでは無いのかもしれません。
この辺を正直に見つめられるかどうかで、生きる満足度は全く違ってきますし、そこを正直に内観して認められるかで、毎朝目が覚めた瞬間、二度寝という逃避の誘惑に抗う毎日なのか、清々しい気持ちで目覚めるのか自ずと決まってきます。
最後に、過去記事「欲を満たすより、好きを叶える」をリンクしておきます。
では、また次回!