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まだ間に合う!ふるさと納税活用ガイド*家計の味方になる賢い使い方

ふるさと納税をご存じですか?
「ふるさと納税」という言葉を聞いたことはあっても、実際にどうやって始めたら良いのかわからず、そのままにしていませんか? 実は私も同じように迷っていた一人でした。
制度ややり方がわからず躊躇していましたが、いざ始めてみると、「こんなに簡単でお得なら、もっと早く始めればよかった!」と思うほどでした。
今年もあと数日になりますが、まだ間に合います。

今回は、ふるさと納税の基本的な仕組みから、家計に役立つ賢い活用法までわかりやすくお伝えします。この記事を読めば、ふるさと納税がぐっと身近に感じられるはずです!


制度の広がりと利用状況

総務省の発表によると、2023年度のふるさと納税の利用率は約14.9%でした。地域によって差があり、東京都が最も高い利用率を示す一方、東北地方では比較的低い傾向があります。 また、別の調査では2022年の利用率が28.0%と報告されており、これは年収300万円以上の生活者を対象にしたものです。

ふるさと納税の利用率は年々増加傾向にあります。

しかし、認知度は9割を超えているのに、まだ多くの方が活用できていません。「仕組みが分からない」「手続きが面倒そう」という声をよく聞きますが、実は想像以上に簡単なんです!

初めての方向けスターターガイド

ステップ1:控除上限額を確認しよう

まずは、ふるさと納税シミュレーターで寄付できる金額を確認。年収や家族構成で変わってきます。

ステップ2:寄付先を選ぼう

  • 返礼品で選ぶ:家計の助けになる実用品

  • 目的で選ぶ:応援したい地域や災害復興支援

ステップ3:申請方法を選ぼう

給与所得者の方は「ワンストップ特例制度」がおすすめ

  • 確定申告不要

  • 5自治体(寄付回数制限無し)までの寄付なら申請書の提出だけでOK

  • マイナンバーカードがあればオンラインで簡単申請(郵送不要)

家計にやさしい返礼品の選び方

日常生活に役立つ定番品

  • お米:定期便も

  • お肉:冷凍保存できる部位別セット・定期便も

  • 日用品:トイレットペーパー、ティッシュ

特別な日を彩る贅沢品

  • 高級和牛

  • 旬の果物

  • 新鮮な魚介類

賢い活用のコツ

  1. 家族で食べ切れる量かを確認

  2. 冷凍・冷蔵品は保管場所を確認・一度に頼むと冷蔵庫に入らないことも

  3. 消費期限をチェックして計画的に

税金控除の具体例

10万円寄付した場合、実質負担額:2,000円のみ(ポイント還元があれば実質タダかプラスになることも)
ワンストップ特例の場合住民税が98,000円控除される。
確定申告の場合所得税還付:約20,000円/住民税控除:約78,000円

給与所得者の方の控除確認は翌年6月頃に会社から渡される「住民税の決定通知書」を確認して下さい。(私は摘要欄にも記載がされていました)

簡単オンライン申請の方法

注意:ワンストップ特例を利用する場合はマイナポータルの事前登録が必要です。初回登録には1〜2営業日かかる場合があります。
マイナポイントを受け取られた方は事前登録済になっています。

必要なもの

  • マイナンバーカード(有効期限内)

  • NFC対応スマートフォン

  • マイナンバーカード暗証番号(4桁)

  • マイナンバーカード電子証明書の暗証番号(6~16桁)

2024年の新しい動き

Amazon参入のメリット

  • 全国約1,000自治体が参加

  • 約30万品の返礼品

  • 最短翌日配送

  • 配送日時指定可能

今後の変更点

  • 2025年10月:ポイント還元制度廃止予定

  • 制度本来の地方支援の形に

まとめ*今始めるべき3つの理由

  1. 家計の負担を減らせる

    • 日用品や食品で実質的な節約

    • 税金の控除でさらにお得

  2. 手続きが簡単

    • スマホで完結

    • 確定申告不要の方法あり

  3. 制度変更前がチャンス

    • ポイント還元終了前の活用

    • Amazonの利便性を体験

ふるさと納税は、節税しながら家計の負担を軽減し、時には贅沢も楽しめる、まさに「いいとこどり」の制度です。制度の理解を深め、自身の状況に合わせた利用方法を選択することが重要です。マイナンバーカードの活用で、より便利に手続きができるようになりました。この機会に、あなたも地方を応援しながら、賢く活用してみませんか?

詳しい内容は総務省「ふるさと納税ポータルサイト」へ