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伝統と現代が交差するモンゴルの旅—遊牧民の暮らしに潜入!

こんにちは。
11月に行われる「ツール・ド・沖縄」に向けて、
ロードバイクで沖縄を駆け巡っているTABIKOです。
今回、163kmに初挑戦することになり、
仲間と沖縄を駆け抜けながら既に足腰はパンパン(笑)
無事に今年完走できたら、
来年はトライアスロンに挑戦予定です!
皆さん、応援よろしくお願いします~

…と、前置きが長くなってしまいましたが、
いよいよモンゴル編のスタートです!
皆さん、
モンゴルと聞いてどんなイメージが浮かびますか?
「お相撲さんの故郷」や「草原を馬で駆け巡る国」
な~んて思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
でも、まだまだ知られていない魅力が
実はたくさんあるんです!
モンゴルの遊牧民の暮らしや、現地の食事、
広大な大地に広がる絶景スポットなど、
私が自分の目で見て体験してことを
たっぷりご紹介したいと思います!
一緒にモンゴルの壮大な冒険に出かけましょう!


モンゴルってどんな国?

赤点:モンゴルの首都 ウランバートル

モンゴルは、ユーラシア大陸のど真ん中、
モンゴル高原の北部に位置する内陸国です。
北にロシア、南に中国という二大国に挟まれていています。
実は、モンゴルは世界で2番目に誕生した
社会主義国家だったんですが、
1992年に民主化を果たし、
今の「モンゴル国」が誕生しました。
あの大帝国「モンゴル帝国」の時代から
現代の民主国家へと変わり、
今もなお進化し続ける魅力あふれる国なんです!

モンゴルの国土面積は、約156万6,500平方km。
日本の約4倍の広さなんです。
人口は2020年時点で約327万8,000人しかおらず、
日本の1億人超えと比べると約40分の1。
モンゴルでは「人間よりヒツジの方が多い」
なんて言われるほど、広大な大地に
の~んびりと暮らす動物たちの姿が目立つんです。

大草原から突然の都会!驚きのウランバートル

ウランバートルは、
モンゴルの政治・経済・文化の中心地です。
空港に降り立った瞬間、周りは一面の大草原。
「あれ?写真で見たあのビル街はどこ?」
と不思議に思いながら車を走らせること約1時間半。
すると、急に目の前に高層ビルが現れるんです!
高層ビルやブランドショップ、
おしゃれなカフェが立ち並び、まるで別世界。
「モンゴル=遊牧民・草原」
というイメージで行くとびっくりすると思います。
私もその一人でした(笑)

ちなみに、モンゴルの首都「ウランバートル」は、
モンゴル語で「赤い英雄」という意味。
偉大なチンギス・ハーンをはじめ、
数々の偉人を輩出したこの都市の背景を知ると、
ますますウランバートルが魅力的に感じられます。

チンギス・ハーン広場

モンゴルの大自然に溶け込む滞在

今回の5泊6日の旅では、
遊牧民宅でのホームステイが2回、
そして話題のツーリストゲルに1回宿泊しました。
まずは、ツーリストゲルのご紹介から!

広大なモンゴルの大地に、
ポツンと現れたいくつかのゲル。
外観はまさに「遊牧民の伝統住居」そのもの!
中に入るとベッドと机が設置されていて、
快適に過ごせる空間になっています。
そして離れにはぼっとんトイレ、
更にシャワー室まで完備されています!
ただし、私たちが宿泊したツーリストゲルの
場所では水シャワーでした(笑)
南米や東南アジアの旅で
水シャワーにはすっかり慣れている私にとって、
シャワーがあるだけでも十分ありがたい!
とはいえ、乾いた空気の中で浴びる冷たい水は、
モンゴルの大地を肌で感じられる
とっても貴重な体験かもしれません(笑)

初日のツーリストゲル

遊牧民宅でのホームステイ体験!

さて、お待ちかねの
遊牧民宅でのホームステイについてご紹介します!
(※遊牧民宅には水場やシャワーはありません。)
今回お世話になったのは、
ゴビ砂漠近くに暮らすご家族と、
ヨーリアム渓谷周辺に住むご夫婦。
まずはとっても賑やかで温かい雰囲気が魅力的な、
母親と3人の子どもたちが暮らすご家族宅にステイしました。

到着すると、
元気いっぱいの子どもたちが笑顔でお出迎え!
早速、私たちをゲルへ案内してくれました。
夕食の準備も一緒に手伝いながら、
現地の食文化を体験。
食事後は広大な大地で子供達と相撲対決をしたり、
バイクの後ろに乗せてもらい草原を駆け巡ったり、
飼っているヤギたちとたわむれたり、
更にはラクダにも乗せてもらい大自然を満喫!

この家族で印象的だったのは、子育てのスタイル。
大人が子どもの遊びにあまり関与せず、
子どもたちは自由に遊び、
自分たちで物事を考えて行動していました。
幼い子供が泣いてもあまり干渉せず、
そっと見守るスタンス。
主にお姉ちゃんが子守りをしていました。
お手伝いも自主的に行い、
子供達のたくましさと自主性には感動しました!

ホームステイの様子

続いて、笑顔が素敵なご夫婦のお宅にステイ。
到着早々、温かいミルクティーをいただきました。
モンゴルでは、
日本のお茶のように日常的に楽しむミルクティー。
家庭ごとに味が少し異なりますが、
私がいただいたのは甘くない塩味のもので、
のどがスーッと潤いました。

モンゴル流のおもてなしを感じながら、
夕食を共にするうちに、
時間がゆったりと流れていくのを実感。
近くには畑があり何を育てているのか尋ねると、
じゃがいもと人参だそう。
乾燥した土地でも、
彼らの手で丁寧に育てられた作物を見ていると、
彼らのライフスタイルに癒されました。

ホームステイの様子

そして、小雨が降った後に外に出た瞬間、
見たこともない大きな虹が!
あまり見られないから「ラッキーだね」と言われ、
なんと二重の虹まで現れて、
最高の滞在がさらに特別なものになりました!

最高の虹

次回「モンゴルの郷土料理を楽しむ」

遊牧民たちの暮らしは、
まさに自然との共生そのものです。
彼らは広大な大草原を駆け巡り、
家畜たちとともに移動し、
四季の変化に合わせた生活を営んでいます。
また、実際に彼らの暮らしに触れてみると、
ソーラーパネルや電波受信器が設置されていて、
伝統的な生活と現代のテクノロジーが
見事に融合していることがわかりました。
まさに「伝統と現代が交差する瞬間」
を目の当たりにして、
遊牧民たちが自然と共に生きながらも、
時代に合わせて進化していることを実感しました。

現代のテクノロジー

この生活の中には、現代のテクノロジーに加えて
独自の文化や伝統が色濃く息づいており、
一緒に過ごすことで
その魅力を存分に感じることができました。
遊牧民たちと過ごした時間は、
私にとってかけがえのない経験と思い出になりました。

次回は「モンゴルの郷土料理を楽しむ」をご紹介します。
お楽しみに!


バザールって、ちむどんどん♬

異国文化が交差し、
南国情緒あふれる那覇を歩くと思わず心(ちむ)
が弾みます(どんどん)。
街のどこを歩いてもワクワクする空気に包まれて、
さながら街全体がバザールのよう。
活気ある市場や迷路のような路地裏など、
旅する人の好奇心をくすぐり、
何回でも来たくなる那覇をご案内します。

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