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沖縄最北端の次は南端も!沖縄の旅21.08⑥
ども、旅紐夫こーじです。
沖縄の旅もいよいよ最終日を迎えます。
北部にてやんばるの大自然を満喫した僕と女神ちゃん。最終日も飛行機までの時間を有意義に使います。
ここからは実体験を元にしたフィクションとしてお楽しみください。
3ヶ月だけさよなら沖縄
最終日の朝、お世話になったザ・プールリゾート沖縄を出た僕と女神ちゃんは、ゆっくりと南へ向かった。
旅はいつもそうだけど、始まる前は長いように思っても、終わる頃にはあっという間にしか感じない。だからこそ、また旅に出たくもなるんだろうけど、やっぱりどこか寂しい。
そんな思いを抱きながらも、今日もまだ18時くらいまでは時間がある。
恩納村からしばらく車を走らせると、少しお腹も空いて来たので北谷で昼休憩を取ることに。
観光客が少ないからか、曜日がそうなのか、訪れた北谷のアメリカンビレッジは人がいなかった。アメリカンな雰囲気も人がいないと活気もなく、なんとなく寂れてるような気もする。
11時を回っているのに、お店も多くは空いていなかった。そんな中、空いてたラーメン屋に入ることに。
牛骨琉球ラーメンMARUMARO。店名からして美味しそうだ。
ラーメンで牛骨は珍しい。関西のチェーン店でひとつあるくらいしか僕は知らないが、そこも美味しいんだから、ここも旨かろう。という安易な発想で選んだのかも知れない。
注文したのは、銀の牛。金極みというのもあったが、旨辛に惹かれた。
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今となっては味の記憶はないが、美味しかった。
ただ、店内にしてもそうだけど、観光地に人がいなさすぎると、兎にも角にも寂しさが勝る。
そんなわけで、お腹を満たした僕と女神ちゃんは次の目的地を目指して南下することにした。
ジョン万次郎の見た景色
那覇も越えて糸満へ向かった僕たちは、南端へとやって来た。ここはジョン万次郎が上陸したとされる場所だ。
アメリカから帰って来た彼が、なぜ九州や本州ではなく琉球へ来たのかは分からないが、歴史を感じられる場所ということだ。まぁ、海岸なので何も特別なものはないんだけれど。
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そうは言っても、きっとその頃と景色はさほど変わってないだろうから、万次郎も見た景色、歩いた浜を歩いているのかと考えればロマンがある。
それと、ここには龍神を祀る竜宮がある。それも男神女神と男女それぞれが別で祀られていた。
干潮でないと行くのが難しい場所で、足場もよくないが、幸い僕たちが訪れた時は干潮だったので、竜宮までたどり着けた。
そして、竜宮の近くの穴からさらに奥へ入ることもできた。
そこは四方を岩で囲まれただけの何もない場所だった。だけど、どことなく神聖な場所のように感じる。
女神ちゃんの手を取りながら、足場の悪い岩場を歩き、樹々の隙間から見上げた空はあいにくの曇りだったが、こういった景色には自然の偉大さを感じざるを得ない。
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なんだかんだと到着してから一時間くらいが経ち、潮も満潮へと向かう上潮になっていたので、足場があるうちに浜へと戻ることに。
二人だけの秘密の場所のようなところを見つけられて、なんだかワクワクもできた。
さて、いよいよ那覇へ向かおう。
しばしのお別れ
那覇へ向かう途中、小腹が空いた僕たちはA&Wに寄ることにした。
そう言えば、名護でもA&Wに行ったんだけど、その時はアメリカスタイルなドライブスルー?だった。あれはあれで沖縄ならではの体験だったが、写真はない。
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バーガーは美味い。だけど、この名物ドリンクだけは舌に合わない。何度飲んでも湿布のような風味が苦手だ。
そんなこんなで飛行機までの時間も近付いて来たので、A&Wからレンタカー屋まで急ぎ、そこから那覇空港まで送ってもらった。
空港に着く頃には、時刻はもう18時前。沖縄とお別れの時も近い。
だけど、来た時とは違う。帰りは女神ちゃんと一緒だ。
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女神ちゃんを追いかけて来た沖縄。人生二回目だけど、前は修学旅行でバス移動だったこともあって見た観光場所しか記憶にない。だから、自分で運転して移動する沖縄は、全部が初めての景色のように思えた。
寒さ嫌いな女神ちゃんだから、いつかはこんな暖かい場所で一緒に暮らせたらと思う。そもそも、僕たちは偶然にも南方の離島の血を引くから、肌に合ってるとも思う。
沖縄から離れるのは寂しいんだけど、実は3ヶ月後にまた沖縄にいることをこの頃の僕は知る由もなかった。
と言うことで、また次の旅紐でお会いしましょう。沖縄の旅はこれにてお仕舞い。