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[閑話]妻を大切にするということとは何か?
旅紐は、妻ありき。妻をより高みへと押し上げるために、僕には何ができるのか?何をすべきか?なんてことが僕のすべきことだと思っている。
その中で、自分のことも一歩ずつって感じだけど、何よりもまずは大黒柱を支える柱、支柱を自分の中でどこまで多くできるのか?ってことを優先して考える。
行動としてもそうだけど、行動は心の現れだから、まずあるべきは心だ。心の在り方、心の持ち様、表現の違いはあれど、とにかく心が整ってないと行動は嘘になる。
妻を大切にする心
心が整うというのは、メンタルケアって意味ではなくて、いつも妻を大切にする心であるってこと。
そこから出発。
あくまでも旅紐的な意見だから、普遍的ではないし、一般的でもないかも知れないけれど、世の奥様方は求めてるかも知れない。そんな心の男性を。
ってことで、3つばかし書いてみる。
1.いたわる
いたわるってのは、親をイメージすると分かりやすいのかも知れないけれど、自分より若かろうが、同年代だろうが、歳上だろうが、仕事さてようが、家事してようが、そういう要素は関係ない。
生きてたら、誰しもいたわられたくなる。
いたわるってのは、親切にするとか、大切にするって意味だけど、生活においての介助って言うとトゲがあるから、これもまた違う。
行動が同じでも似て非なるって感じ。やはり、心出発かどうかだ。
例えば、僕は毎晩マッサージ(マッサージ器具は使う)したり、ダイニングで食べたくない時には寝室まで食事を運んだり、飲み物がなくなればいれにいったり、食べたいものがあればコンビニでもスーパーでもすぐに買いに行ったりする。
これらの行動はいずれも特に嫌とも思わないし、喜んでる節もある。
重ねていくうちに普通に、当たり前になったのかも知れないが、結婚する前からやっていたこともあるから、そもそも苦にならない性格ってこともあるかのかも知れない。
僕は主夫なので、炊事、洗濯、掃除など家事はここには入らないんだけど、働いている男性なら、「たまの」ではなく、毎日の様に出来ることをするのも一つなのか?最近は、家事分担なんて当たり前なので、まさか「毎週ゴミ捨ててます」みたいな子どもでもできそうなことを家事だと誇示することはないだろうけど、仮に家事分担をこれからするなら、水回りの掃除、つまり風呂やトイレ、キッチンとかを掃除することを習慣にするなどはいたわることに繋がるかも知れない。
水回りって毎日汚れるし、掃除も手間やし、キレイやと気持ち良いしね。
2.気にする
いたわるの派生かも知れないけど、気にすることは大切だと思う。
例えば、うちは僕が一階にいてて、女神ちゃん(妻)が二階にいることが多いんだけど、ふと手が空いた時には覗きに行ったりする。何の用事があるとか、声をかけるとかでもなく、様子をみる程度のことだ。
顔色を窺うわけじゃない。でも、しんどそうにしてないか?とか寝てるのか?とか、そんなことを気にする。
常に気にしてるからこそ、いたわれるってのもあるかも知れない。
心の中が自分のことでいっぱいになることはあるんだけど、そういうのは異常であって、平常ではない。心の異常だ。
だからこそ、芯としても妻のことを気にしてるかどうかは大切だと思う。そこに気が回らない時は心が間違った方向にあるって指標にもなるからだ。
人は、心が平常でないと何もうまくいかない。
たとえ仕事でてんやわんやしてたとしても、家は職場ではないし、あなたも仕事がなければあなたじゃないわけじゃない。
奥さんがいるからあなたでいられる。
僕はそう思う。
だから、いつも女神ちゃんを気にする。
今もそうだ。
3.たずねる
これは万事そうあれれば良いんだけど、僕もまだ旅の途中ってことなので、意識してることになる。
ようは、勝手に判断したり、決めつけたりしない。
妻の心は妻にしか分からない。
なので、聞くようにしている。
簡単な、例えば「ついでに甘いの買って行ってあげよう」とかそんなことはわざわざ聞かないこともあるけど、出掛ける前なら聞くようにしている。「何か欲しいのありますか?」と。
してあげたいことと、してもらいたいことは違うし、わざわざ聞くのも野暮なことはあるんだろうけど、妻の喜ぶ顔が僕の幸せや喜びなので、そこは野暮であれば良い。
特に、気を利かすことは失敗も多いし、互いに残念になるから聞いておくことにしてる。
まとめ
夫婦は一心同体ではない。
また、運命共同体な部分はあれど、それも日々の心がけ次第で変わる。
だから、旅紐としては妻にとって良き心掛けが自分にとっても良き心掛けであること。これがイコールであって然るべきかと。
取り繕うでもなく、作るでもなく、ましてや捏造ではなく、自然がそうであるように。
人は変われるし、変わるには心。
心は日々の行動が変えてもくれる。
最初は嘘や偽りになるかも知れないけれど、行動してるうちに心が育まれて、そうなれると思う。
あなたもいずれ旅紐ができますように。