レイキャビクにある黄色いリングの正体は?
これは一体なんなんだろう…?
レイキャビク市内を歩いていると、港の近くで巨大な黄色いリングが突然現れました。
気になって近づいてみる。
真横から見ると向かって右側の方が径が小さく、ややすぼまった形。
巨大なダイソン、ではないらしい。
なんの形なのか?
周辺をよく観察してみると、黄色いリングの解説サインをみつけました。
リングと同じく真っ黄色のデザインがかっこいい。
照明やディフューザー等インテリア雑貨のパッケージデザインとしてもありそうだ。
フォントの特徴からしてHelvetica(ヘルベチカ)というスイスフォント。
駅や空港など公共施設に多く使われるほど世界的に人気のフォントなので、このサインに使われているのも納得の安心感があります。
リングの図に重なるように配置された名前、黄色と黒の2色配色、シンプルで公共物の解説サインにしてはかなりセンスがいい。
名前は「Skrúfuhringur(スクリューリング)」と書かれており、船のプロペラを衝突から保護するための部品であることが判明。
アイスランドの鉄鋼業、海運業、重工業を行っているStálsmiðjan社が展示品として制作し、撮影スポットや子供の遊具になっているのだそう。
後日バスに乗っていた際、偶然こんな様子を見かけたので慌てて携帯で撮影。
…間に合った!
まるで月の上で少年が眠っているような、どこかの絵本の挿絵で見たことあるような、素敵すぎる光景が微笑ましい。
子供の遊具としても親しまれているのかも。
それにしてもアイスランド人は黄色が好きなのだろうか?
レイキャビク市内の灯台も市営バスも給水栓も黄色だったので、やたらと黄色が印象的です。
全体的にグレーが多い街並みの中にパッと映えてよく目立ちます。
また、黄色は幸福、元気、光、などの心理効果を持つ色。
一年を通して太陽の光が少ない北欧は、黄色という色で光のエネルギーを得ているのかもしれない。と思ったのでした。
レイキャビクに行かれた際は実物をぜひご覧ください。
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