【出雲大社】立ち寄りたいおすすめ観光スポット『旧大社駅』
どういう方にお読みいただきたいか?
・出雲大社参拝予定で周辺施設で見ておく場所を知りたい方
・鉄道や国の重要文化財に興味がある方
大社駅とは?
・西日本旅客鉄道(JR西日本)大社線の駅(廃駅)。大社線の廃線に伴って1990年(平成2年)4月1日に廃止
・現在残っている駅舎は1924年(大正13年)2月28日に竣工した2代目
・2004年に国の重要文化財に指定
アクセスは?
出雲大社参拝後、神門通りを南下して、一畑電車大社線の「出雲大社前」駅から一畑バスで2つ目のバス停「旧JR大社駅」で下車。私はたまたまバス発車の時間と合ったので行きはバスでした(帰りは炎天下、徒歩で同じところまで戻ってきました。20分程度の徒歩時間)
バス停を降りると大社駅コチラの案内板が見え、少し歩いて左に曲がるとそお先に駅舎が上の写真のように見えてきます。
見どころは?
・駅舎そのものです。黒い屋根瓦に白い漆喰の白壁という和風の外観。長旅を終えて、出雲大社訪問の最初に降り立つ場所としては最適な風情のある駅舎です。このような和風の駅舎は京都の旧二条城駅(1904年完成)に次いで2番目の古さだそうです。
・下の写真の出札室(キップ売り場)です。どっしりとして存在感ありますね。木製です。中には当時の制服が展示され、机やキップを収納する箱も残されていました。
・外観の和風な感じとは対照的に内装はシャンデリア風の照明が駅舎内を照らしており、洋風和風の折衷様式で、意外にも落ち着く!!
1990年の廃線時点の時刻表。1時間ちょっとに1本くらいだったのですね。今の出雲市駅から出雲大社を走る一畑バスは、1時間に2本なので今の方が便はよくなっています。
私は、一畑電鉄の電鉄出雲市駅から出雲大社前に移動しました
・観光旅館ご案内板がレトロです。昭和初期には旧大社駅前から200mほどの間に旅館が10軒、土産物屋さんや食堂なども10数軒あったようです。現在は往時の繁栄は全くありません。お店もコロナの影響もあるのかほとんど閉まってました。喉が乾いて自販機で水を買いました
大社駅のプラットフォーム、線路も残されています。隣の駅の「あらかや(荒茅)」駅の名称が見えます。この荒茅駅も当時のプラットフォームだけが残されているようです。
改札。ここから汽車から下車した乗客がドッと押し寄せてきたんでしょうね。奥の方の向こうのプラットフォームのところにD51が止まっています
残された線路に展示されているD51。解説の看板を読みますと、元々は出雲大社さんに展示されていたそうです。
・大社駅への戻り道で出雲大社の大鳥居に出会えます。真っ白で凛々しくて荘厳で、素晴らしいです。近くで見る価値は十分にあります。これは出雲大社前駅からも10分弱で着きますので徒歩ででも近くまで行ってくださいね。私は、旧大社駅からの帰り道で見ることができました。
まとめ
・鉄道ファンにはとても楽しめる場所です
・鉄道にさほど興味がなくても出雲大社への参拝に合わせて時間あれば立ち寄りたい場所です。
・私のように公共交通機関派にはちょっと便がよくないです。現地は上記の見どころが全てなので30分くらいでザッと見れます。私は1時間弱じっくりと往時を偲んでました。