【東京・上野】毎月第2日曜日は上野へ行きたい!国立西洋美術館 常設展無料観覧日
こんにちは。TABIFLEEEEEK運営のkuniです。紫陽花の美しい季節になりました、ということはもうすぐ日本は梅雨入り。室内でできること、増やしたいですよね。混雑は避けたいし、穴場ないかな・・・しかもお金はそんなにかけずに楽しめたら最高。そんな要望に応える場所、あります!東京・上野駅のすぐ目の前の"国立西洋美術館"です。2023年4月から「Kawasaki Free Sunday」と称し、誰でも国立西洋美術館の常設展を無料で観覧頂ける日になったのです。知らないという方にはおすすめ情報なので読みすすめてください。
美術館の基本情報
まず基本情報から抑えておきましょう。1959年4月にフランス政府から寄贈返還された松方コレクション(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として発足。以来、広く西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館として、展覧事業を中心に、西洋美術に関する作品および資料の収集、調査研究、保存修復、教育普及、出版物の刊行等を行っています。
(引用元:国立西洋美術館ホームページ)
海外の美術館が財団のサポートによって無料開放されているように、ついに、日本でもこのような体験ができるようになったのですね・・。川崎重工さんありがとうございます。
さて、本題にうつります。1959年に370点から始まったコレクションですが、現在は絵画、彫刻、素描、版画、写本、工芸などの分野にわたり、およそ6,000点の作品を所蔵しているそうです。
理由がなくても
美術館は敷居が高いように思えるかもしれないですが、むしろルールがない自由な世界なのが美術だと私は思っています。無論、私は詳しくはないですが絵画や彫刻を観るのが好きです。時代背景や芸術家さんのことを知っているとまた"違う視点"で作品を堪能できるかもしれませんが、芸術家の意図しないような想像力を膨らませてみる、というのも面白い楽しみ方だと思っています。
印象的なコレクション
コレクションが想像以上に多く、じっくりみると数時間は必要なので全ては見きれなかったのですが、いくつかのお気に入りの展示を紹介させていただきます。(超個人的な好みで失礼します。)
パリ郊外の雪景色を描いた作品。モネの目を通してみる景色、美しくて優しくて見惚れてしまいます。
モネといえば「睡蓮」。晩年250枚以上"睡蓮"を描いた中の1枚。国立西洋美術館の展示作品の中でも一際目を惹く存在でした。
モネの作品、水面に映るもう1つの世界が楽しいんです。
どの角度から見ても愛が溢れていて、生を感じる作品で、ドキドキしてしまいました。
日本の浮世絵に影響を受けたと言われる作品、掛け軸のようなこの縦長のキャンバスに和を感じる色使いや兎のモチーフなど、東洋へのリスペクトを感じる作品でした。
ピカソにしては・・見やすい?表現はおかしいかもしれないですがピカソ作品は芸術脳が試されているような気がするのですが、この作品は易しい感じを受けました。色も好きですね。
金箔の前に西洋風の髪アレンジに、ワンピースドレスを来た女性。屏風絵のようで和と洋のバランスに、不思議と目が離せませんでした。
衣装の美しさ、親しみやすい婦人の表情に惹き込まれます。
こういう楽しみ方も
完全に好みで作品をご紹介させていただきました。このように撮影OKなのも、持ち帰って楽しめるので嬉しいですよね。美術館内にはギャラリーショップや喫茶室もあります。上野の外は大混雑でしたが、館内は比較的ゆったりとしています。好きな作品の前でじーっと観察して世界に浸るのもいいのではないでしょうか。
最後に
前庭にはロダンの彫刻作品が多く展示されていましたが、人気で並んでいたので次回のお楽しみにとっております。第2日曜日、上野でお会いするかもしれませんね〜。上野駅周辺はとにかくエンターテインメントの宝庫。美術館+αも見逃せません!国立科学博物館・上野動物園・東京都美術館・上野の森美術館・東京文化会館・上野東照宮・・・さらに足を伸ばせばアメ横も。
紫陽花の季節は公園に数えきれないほどの紫陽花も咲いています。足が許す限り、たっぷり上野を堪能してみてください。
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