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サンライズ瀬戸で行く2泊1日の東京⇄四国グルメ旅!釜バターうどん&徳島ラーメン&うずしお

旅はお好きですか?旅好きが集うオンラインサロンTABIFLEEEEEK(たびふりーく)管理人Kuniです。

日本各地、世界中を旅されているメンバーさんのタビサキのストーリーを記事で紹介いたします。

旅の話が尽きないTABIFLEEEEEKです。旅はしたい!でもしっかり予定立てたいけど時間ないよという方も、ぜひまずは旅の賢人のプランを真似してみてはいかがでしょうか。今回は夜行列車で巡る東京⇄四国の旅を紹介させていただきます。夜行列車の響きにもワクワクしますね。

今回の旅プランを教えてくれたのはメンバーのAさん。実際のルートを丁寧に紹介されているこちらの動画も、合わせてご覧ください( ´∀`)。


21:35 東京発 寝台列車「サンライズ瀬戸」

今回の旅は往復寝台列車を利用した、東京⇄四国のグルメ旅です。

早速乗り込み、お部屋チェックです!個室はシングルツイン(二階建ての上段はベッド、下段ベッドはBOXシート型に変えて利用)のお部屋を予約。窓が大きくとられているので、二階からの眺めが良いです。ゆったり寝ることができそうです。

上のベットを跳ね上げると、空間が広く使えます。

今回のお部屋は12番。同じ車両の反対側にお手洗いと洗面台があります。23:15頃くらいに熱海を過ぎました。ここから四国へ向かっていきます〜おやすみなさい( ´∀`)。

6:25頃 岡山駅通過、高松駅へ

列車の中のラウンジでコーヒーを飲みながら朝日を浴びます。

個室に戻ってきました。そろそろ瀬戸大橋を渡ります。瀬戸大橋から眺める瀬戸内海。実は四国初上陸でドキドキしています。

香川・高松駅到着

早速、駅から徒歩で、人気のうどん店「バカ一代」さんへ向かい、朝食をいただきます。お目当ては"釜バターうどん"、生卵をかき混ぜ、醤油を少し垂らして完成!カルボナーラのような味、美味しくて一気に食べてしまいました。

お腹も満たされたところで、最寄りの花園駅から"ことでん"に乗って高松(高松築港(たかまつちっこう))駅へ向かいます。

高松築港駅手前で、高松城跡が見えてきました。

次に乗る列車まで時間があるので高松城跡(玉藻公園)を見学します。天守台からは見晴らしがよく、小豆島に向かうフェリーも見ることができました。手入れのされた庭園は風情もあり散策にはよかったです。

玉藻公園は讃岐国領主・生駒家、高松藩主・松平家の居城だった高松城跡を整備した公園です。瀬戸内海の海水をお堀に引き込んだ城は日本三大水城として知られ、園内には国の重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓、披雲閣があるほか、国の名勝に指定されている披雲閣の庭園があります。

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10:08 特急うずしお 9号(高松駅発徳島行)

さて、今回の目的の1つでもある"うずしお"を見るために出発です!

発車してすぐに、屋島南嶺(都を追われた平家が拠点を置いた場所)が見えてきました。そして、高松駅で買った「讃岐名物あなご飯」を食べながら電車旅を堪能します。

讃岐相生駅を過ぎたあたりは瀬戸内海がよく見える絶景ポイントです。そして、讃岐相生駅と阿波大宮駅の間でトンネルを抜け、県を跨ぎ徳島県へ到着です。

徳島駅からはバスで目的地へ向かいます。小鳴門橋を通り大毛島(おおげしま)へ、大鳴門橋(おおなるときょう)が見えてきました。

うずしお観潮船 乗船

小型水中観潮船「アクアエディ」の船内には水中展望室があり、船内から水中の様子を見ることができます。

観察ポイント到着。船外からうずしおの動きを楽しみます。

この日はうず巻きの発生率が良さそうです。大型観光船「わんだーなると」も同じ場所に来ていました。

ここもうずしお鑑賞での見どころのポイントの一つですね。

ここからタクシーで移動し、もう一つの方法でうずしおを見学します。向かう先は大鳴門橋歩道橋"渦の道"。

大鳴門橋歩道橋「渦の道」

大鳴門橋は二階建て構造となっており、上部は道路、下部は新幹線も通せるスペースが確保されています。現在、下部の一部が展望台兼遊歩道「渦の道」として活用されています。(通行料は大人1名510円(2023年時点))

潮の干潮差により激しい潮流が発生していることがよくわかります。足元を覗き込むと上からうずがよく見えます。

近くの公園から見る大鳴門橋もなかなかいい眺めです。

バスで鳴門駅へ向かいます。

鳴門駅から徳島経由で高松駅へ

鳴門駅から直接徳島駅へ向かってもいいのですが、ローカル線を堪能するため、敢えて徳島駅へ向かいます。車窓からは「四国三郎」の異名を持つ、吉野川(よしのがわ)が見えてきました。

緑の経路が最短ですが、赤と青の経路で敢えて徳島に寄りました。

徳島駅に到着後、特急うずしおで高松駅へ向かいます。

再び四国三郎(吉野川)を渡ります。今回の電車のお供は徳島銘菓「金長(きんちょう)まんじゅう」です。

車窓からの美しい景色を堪能していたら、あっという間に高松駅へ到着しました。

高松駅周辺

シンボルタワー展望テラス(8F)
見晴らしのいい無料展望テラスへ。日の入り前であれば、さらに美しい夕焼けが見えるかもしれません。柏島(かしわじま)や女木島(めぎじま)などくっきりシルエットが見えます。

徳島ラーメン
徳島グルメの1つ徳島ラーメンを食べに。徳島ラーメンは戦後の屋台で出されていた白濁系のスープのラーメンがルーツとされているそうです。

21:26 高松発 寝台列車「サンライズ瀬戸」

行きはシングルツイン、帰りはデラックスツインを予約してみました。一番大きな違いは広さ、そして専用の洗面台が個室の中にあり、大きな鏡・机もあります。そして高さ横幅も充分にスペースがあるのでかなりいいです。

個室のタイプによって種類は違うそうですが、車掌さんから充実のアメニティのセットをいただきました。

早速シャワールームも利用してみます。湯水のでる時間は6分間です。

ぐっすり眠れたところで、朝を迎えます。ラウンジで過ごしたり、通勤ラッシュの時間帯にベッドで優雅に仕事をしたり、なかなか快適です。

窓が広いので、車窓からの景色をたっぷり堪能できました。寝台列車の旅、いかがでしたでしょうか。予想以上に快適な旅になりました。
(今回の旅は2023年4月頃)

まとめ

サンライズ瀬戸で行く2泊1日の東京⇄四国グルメ旅!釜バターうどん&徳島ラーメン&うずしお お楽しみいただけましたでしょうか。明治に登場した寝台列車・通称「ブルートレイン」が去り、現在唯一の定期運転を行っている寝台特急がサンライズ出雲・瀬戸だそうです。寝台列車に憧れているけどまだ体験したことないという方はぜひ、今回の旅プランを参考にしてみてください。タイパ時代にあえて寝台列車という選択、旅は余白や回り道にこそ物語が生まれますよね。旅好きならではの選択が最高です。次はどんな旅をされるのか、またお話聞かせてください。

今後もたくさんのみんなのタビサキを紹介させていただきます。


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